後楽園遊園地!
俺がここに初めて遊びに行った頃はまだ後楽園遊園地でしたが、今では東京ドームシティに名前が変わってしまいました。だけどほとんどの人間は未だに後楽園遊園地って呼んでるんじゃないでしょーか…
さて伊達戦のVTRを初めて見た一歩、自分の敗因を悟ります。
一歩「…確かにすごい打撃戦でお客さんに喜んでもらえる試合だ。いい試合だって言ってもらえるのもわかる気がする。ボクもいい試合をしようと思って…でも…それだけだった!伊達さんは違う、何がなんでも勝つんだって、絶対に勝つんだって、あの眼にはそういう決意が込められている。この差だ…今見れば惜しい試合だった…実力がはるかに及ばないという試合ではなかった。」
試合に挑むにあたって勝つことを考えてない奴なんていないでしょーがね、やはりそこに邪念が入ってしまうことはありますわな。個人成績を気にしたり、カッコつけようとしたりすることはありますよ。俺が野球をしてる時に考えてることは個人成績60%、カッコいいとこを見せる20%、チームの勝利20%くらいのもんですからね…
そんなわけで伊達さんがタイトルを返上し、空位のフェザー級王座を賭けて争うのは2匹の獣!
浪速の虎千堂武士vs北欧の狼ヴォルグ・ザンギエフ!
はじめの一歩もね、徐々にキン肉マン状態に突入していきます。キン肉マン状態とはすなわち「主役以外の戦いの方が盛り上がる」という段階です。鷹村、宮田はもちろんのこと、千堂、間柴、ヴォルグあたりの試合の方が一歩の試合より面白かったりするんですよね…
さてさて互いに必殺の一撃をくらいながらも倒れない千堂とヴォルグ。
一歩「2人の目が伊達さんの目とそっくりなんだ。負けることなんて考えちゃいない、必ず勝つ!アレは…そういう決意の目だ。」
「断固たる決意」と聞くとやはりスラムダンクを連想してしまいますが、この言葉を先に使ったのははじめの一歩です。まぁパクったってわけじゃないんでしょーけども…
さて第7ラウンド、押されっ放しの千堂がついに反撃。
右利きの人間は右足を引いて構えます。その方が右パンチの破壊力が増すからなんですが、千堂は左足を引いたサウスポースタイルからの…
右スマッシュ!
これも実際にはなかなか当たりづらいパンチだと思いますけどね。どうしてもパンチの軌道が相手の左ガードに引っかかりがちになっちゃうでしょうから。対サウスポー用としてならアリなのかなぁ?
そんなスマッシュをくらってさすがにダウンしたヴォルグでしたが…
ヴォルグ「終わるワケにいかナイ、ボクシングを好きだと気づかせてくれタ…彼ともう一度戦いたいんダ…もう一度…」