さてさて自殺を決意した赤木に対し5人目の説得者は僧我。
僧我「何も死ぬ事はない…!少しぐらい分からなくなったって…死ぬことはないっ…!ぼけたっていいじゃねえか…!残った意識の中で…人生を楽しめる…!」
赤木「ククク…茶でも飲んでろってか…」
僧我「そうさっ…!そういう幸せもあるっ…!」
赤木「ククク…いらねえよ…!そんな幸せ…勝負ができなきゃ…無意味だっ…!」
僧我「無意味…?」
僧我「おいおいっ…!何言うとるんやっ…!そんなメチャクチャあるかい…!」
赤木「休みってこと…!あんなものは勝負と勝負の間の息継ぎに過ぎないっ…!」
僧我「おいおいっ…あ…赤木っ…!それは違うっ…!メチャクチャ偏った考えや、それは…!」
赤木「その通り…!俺は偏っているっ…!俺は…」
う~ん、これぞ赤木しげるですわ。世の中に自称ギャンブラーは腐るほどいるでしょうが、赤木しげるの領域までたどり着ける奴は1人もいません。それはここまで偏った考え方をできる奴がいないからですね…
そんなわけで赤木に「9」で挑んだ僧我、しかし結果は9戦全て引き分け。
僧我「確かにおどれが朽ちて死ぬなんて似合わん。おどれはわしら凡人の感覚や理性を超えて生きてきた人間…天外の人間や…!天外者は天外者のまま死ぬがふさわしい。認めてやるわ…それがおどれの自然だと…!死ねっ…!赤木…!」
ちなみにこの「9」をやって、全て引き分けで終わる確率は1/362,880。まぁ赤木しげるならこれくらいの確率はクリアできますわね…