ゴールテンディング、これも不思議なルールではあります。簡単に言えば「シュートが放たれた後ボールが落ち始めてからリングに当たるまでは触れてはいけない」というルールです。このルールが無ければ背の高い人間がゴールの近くにいれば全てのシュートをブロックできますからね、バスケットボールというスポーツが成り立つためには必須のルールなんですが、逆にこのルールが適用されたシーンを俺は見たこと無いです。不可欠なルールでありながら、リングに手が届かなければまず適用されることがない、ある意味不思議な反則です。
つーわけでナオちゃんから分かりやすい説明が。
出場試合数1560試合(歴代1位)、通算出場時間57,446分(歴代1位)、通算38,387得点(歴代1位)、通算リバウンド数17,440(歴代3位)、通算ブロック数3,189(歴代3位)、シーズンMVP6回(歴代1位)、NBAチャンピオンに輝くこと6回……この成績は神域です。歴代最高センターは誰かという議論になると、俺の世代はどうしてもシャックかオラジュワンの名前を挙げてしまいますが、残した成績でいえばジャバーとウィルト・チェンバレン、モーゼス・マローンには敵わないでしょうかね…
さて調子の上がってきたクズ校、空がパサーとしての片鱗を見せます。
ここにこのタイミングでパスを出すのがどれほど難しいことか…同じスペースに出すパスでもサッカーのスルーパスとは難度が比較になりません。コートの広さがサッカーよりも全然狭いし敵味方の密集度も全く違いますから。正直言ってこのパスは神業レベルです。
つーわけで攻守に走り回る茂吉。
大した違いじゃねーだろと思うなかれ。攻守の切り替え時においてセンターは1番疲れます。だからこそせっかくコートの端から端まで走ってきてるのにシュートセレクションも考えずに打たれるとドッと疲れるんですよねぇ…
つーわけで前半は高橋に完敗した千秋でしたがナオちゃんの言葉で復活。
千秋「俺はナオちゃんにとっての一番になる。それはつまり日本一のプレーヤーになるということ。」
まぁ今のところパスセンスという分野において千秋以上の選手はあひるの空には登場していませんね。その部分に関しては千秋は誰にも負けていません。
オフェンスが交差しながらバスを交換する動きをシザースと呼ぶんですが、茂吉からのシザースのパスを千秋はヒジで打ち返しておるんです。以前千秋が見せたエルボーパスはバックビハインドパスのフリをしてヒジで跳ね返すというプレーでしたが、難易度としてはこちらの方が簡単でしょうかね…
なくはない抜き方です。バスケでは股抜きというのはほぼありえませんからね、直線的に相手をかわしたいのであれば上を通す他ないんですが…まぁ相当背の低い相手にしか通用はしないでしょうがね…
そしてここから高橋はノールックパス!
『そのプレーで コートに立つイミを そして自分自身の 』
うん、良いですね。基本的にチームスポーツってものはチームの人数が少なければ少ないほど個人の存在意義が問われます。たった5人でやるバスケはやはり個人にのしかかる期待がデカいですよ…
ちなみにチームスポーツ別の人数はこんな感じです。卓球やバトミントンのダブルスはチームスポーツというよりかは個人競技の延長だと俺は捉えます。
15人 ラグビー
12人 ラクロス(男子は10人)
11人 サッカー・アメフト
9人 野球
7人 ハンドボール・水球
6人 バレー・アイスホッケー
5人 バスケ・フットサル
4人 カーリング
3人 セパタクロー
2人 ビーチバレー
人数が少ないスポーツの方が敗戦した時の責任が個人にダイレクトに来るんですよね…
フローターショット!
記載ではスクープショットとなっていますがね。まぁ両者の区別は曖昧なところでもあるんですが、通常のレイアップシュートの状態からボールを高く放り上げるシュート(いわゆる沢北のへなちょこシュート)がスクープショットであり、この夏目のようにオーバーハンドレイアップの体勢から放り上げるのがフローターショットです。このフローターショットはそれ程難しくはありません。スクープショットに比べればコントロールが格段につけやすいですからね…