表紙にある四つ葉のクローバー、若葉がいなくなっちゃったんで一枚だけ色が変わってます。これが4枚そろって幸せをもたらすのは最終巻まで待たなければいけません…
さて若葉が死んで4年が経過、ここで樹多村家と月島家の最寄り駅が判明。
西武池袋線の富士見台ですな。住んでる人には申し訳無いけどもこの地名は気に入らん。わざわざたいそうに「富士見」なんて地名を付けなくたって富士山は見えますから。あんなデカい山、見えない場所を探す方が難しいですよ。
千田圭一郎!
完全に立ち位置は前作の木根と同じです。がしかし千田と木根が違うところは…千田には1つも見せ場が無い(笑)
さて星秀学園中等部の野球部、ここには青葉がいました。
女子野球、最近テレビでちらほら見る機会も増えましたが…なかなかいいプレーしてますよ。よほど練習してるんだなというのは伝わります。がしかし…やはり男の野球を長年見続けているからなんでしょーね、女子野球にはどーしてもプレーに物足りなさを感じてしまいます。女子のプロ野球リーグもありますが、観客から金を取れるレベルかと言われるとねぇ…さらに青葉の球を受けるのは赤石。
さてコウの家で服にソースをこぼしちゃった青葉。
だけども2人の関係性は最悪です。
まさに二ノ宮亜美状態。まぁ亜美ちゃんは比較的序盤で方向転換することになりますが、青葉は最後の最後までコウの事が大っ嫌いなまんまです。主人公の事が嫌いだと公言する女キャラはだいたいツンデレになっていくもんですが、青葉だけは最後まで決してデレませんからね…
そしてここにも隠れた才能の持ち主が1人。
小学四年生でまともにキャッチボールができる女の子、まぁ探しても見つかりませんよ。昔はね、少年野球チームに女の子がちょこちょこいたもんなんです。がしかし子供の習い事が多様化した現代において、あえて野球をやろうという物好きな女の子はなかなかおらんよね…
さて青葉の部屋。若葉の机や一緒に寝てた二段ベッドは片付けられません。
兄弟姉妹を亡くした悲しみは4年や5年では癒されませんわな。遺品の整理なんてできやしねえのも分かります…
さて青葉の部屋。若葉の机や一緒に寝てた二段ベッドは片付けられません。
兄弟姉妹を亡くした悲しみは4年や5年では癒されませんわな。遺品の整理なんてできやしねえのも分かります…
東雄平!
はい出ました、英雄や新田的な主人公の野球&恋のライバルポジションの男が…と思わせておいて実は仲間という意外性キャラ。最強の投手と最強の打者を別チームにするとH2の繰り返しになっちゃうからかな…
そんなこんなでコウの投げるボールを初めて受けることになった赤石。
赤石「どした?」
コウ「あ、いや。何かおまえがうれしそうにしてるからサ。」
赤石「月島が喜んでると思ってな。」
コウ「青葉が何か言ったのか?」
赤石「おまえがピッチャーで、おれがキャッチャー。舞台は超満員の甲子園…そんな夢を見たらしい。」
コウ「聞いてねえぞ、そんな話。」
赤石「話したくても話せなかったんだよ。あの日に見た夢だからな。」