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きよの漫画考察日記1272 からくりサーカス第31巻

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お月様

さてトルネードラプソディに苦戦する勝。
「まだ…まだ…ぼくは…へいちゃらさ…」
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ジャコは笑い声を出すことも可能なようですね…

さてトルネードラプソディを撃破したかに見えた勝、がしかしトルネードラプソディは兄弟で一体のオートマータでした。
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う~む、ベトちゃんドクちゃんみたいになってますな。彼らは今幸せに暮らせているのかなぁ?

一方平馬は五郎相手に苦戦しますが…
平馬「そうだ…アイツだ…アイツがオレに声をかけた時からだ…」
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背中を押してくれる言葉ってのはたしかにありますよ。がしかし世の中に溢れてる名言ってのは作られた名言が多い。「こーゆー言葉をかけられたら勇気が出るんでしょ、ほらどうぞ」的な感じで作られた名言に背中を押されるほど俺たちの背中は軽くはない。自己啓発本に書かれてるような言葉で背中を押される奴は薄っぺらすぎます。

そんなこんなで戻ってきた勝、待っていた平馬。
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余計な言葉は無用ですわな。笑顔一つで伝わる想いもあるってなもんです…


さてここで舞台は仲町サーカスへ。良子とリーゼが乗ったバスが強盗にジャックされます。もちろん立ち上がるのはこの男!
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記憶を失っても鳴海の根っこは変わっちゃいません。記憶というものが大脳皮質に記憶されるものなんだとして、性格というものはまた別の場所にメモリーされているもんなんでしょう。性格まで失くしちゃったらそれはもう人間としてのリセットですもんね…

つーわけで子供達の救出に向かうしろがね。
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YAMAHAのドラッグスターですな。かなり重厚感のあるいい単車だと思いますよ。まぁ渋滞の多い都心部で乗り回すには向いてないかもしれませんが…

そんなこんなで軽井沢で別れてから8ヶ月間の鳴海に何が起こったかを聞いたしろがね。
しろがね「私は慄然として悟ったのだ。彼がファティマというしろがねの死に際、彼女にフランシーヌ人形がニセ者であったと言えなかった時に…あるいはロッケンフィールドというしろがねが二人の子供が待つ家庭をあきらめナルミの生を望んだ時に…」
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普通のしろがねならここまで背追い込むことはなかったのかもしれませんが、鳴海には白銀の記憶も色濃く残っていますから。罪の無い人々を自分の目的のために不死者へと生まれ変わらせて戦わせた挙句、その全員を無意味に死なせることになったその元凶としての責任、これも鳴海は背追い込んじゃっているんでしょうね…

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