カナディアンマン!
265cm218kgの恵まれた体躯、そして正義超人の中では最高の100万パワーを誇る北米超人ヘビー級王者、それがカナディアンマン。キン肉マン世代はカナディアンマンからカナダという国を知ってしまったので、未だにカナダという国名から1番に連想するのはカナディアンマンなんですよね…
そんなカナディアンマン、地味に注目すべきはその年齢。この時点ではキン肉マンとテリーは20歳、ロビンが26歳なんですが、カナディアンマンは30歳のベテラン超人なんです!相方のスペシャルマンは20歳なので、スペカナコンビは結構年の差のあるコンビなんですよね…
カナディアン・バックブリーカー!
相手の背骨を痛めつける技の体系をバックブリーカーと呼ぶんですが、カナダ人のレスラーがこの形を始めたのでカナディアン・バックブリーカー。ちなみにロビンのタワーブリッジはアルゼンチン人レスラーが原型を作ったのでアルゼンチン・バックブリーカー。最近ではバックブリーカーという言葉はあんま聞かないか…
ロビンマスクと並んで説明不要のレジェンド超人ですな。ラーメンマンの何が凄いかというと、スピンオフ作品である「闘将!拉麺男」が12巻も続いたという点です。ロビンやウォーズマンを主人公にしたってせいぜい1,2巻分しか話は続かないでしょう、その意味ではラーメンマンは脇役を超えた脇役です。まぁ俺としてはもう一度残虐ファイトに戻ったラーメンマンを見てみたいかな…
そんなラーメンマンの対戦相手が…
ブロッケンマン!
軍服には鉤十字、そして毒ガスを吐くという欧米には公開できない服装のブロッケンマン、注目するところは…やはり息子がいるという点になっちまいますかね。親子二代で超人オリンピックに出場してるのはキン肉一族とロビン一族、テリー一族、そしてブロッケン一族しかいませんからね、ブロッケン一族はもはやドイツを代表する名家と評価してよいんじゃないでしょーか…
プロレスごっこをやってた世代なら誰でも知ってることですが、最も危険な技はどー考えたってキャメルクラッチです。単純な技なのに抜けられないし苦しいんですよね…
ちなみにアニメ版ではこの惨殺シーンは放送できないということで、キャメルクラッチで背骨をへし折られたブロッケンマンがそのまま麺棒で平たく延ばされて麺にされてしまいラーメンマンに食べられるというとんでもない演出に変更されています。
こっちの方が酷いだろうよ(笑)
さてAブロック第2試合、テリーマンの対戦相手は…
超人強度は45万パワーと少々低めなんですが、スカイマンの場合はこんなもんでもいいんです。スカイマンの真骨頂はシングルマッチではなく誰かとチームを組んで初めて発揮されるものですから。その証拠にスカイマンはカレクックとのコンビで銀河系超人タッグのタイトルを、さらにオルテガとモアイドンと組んで宇宙超人6人タッグのタイトルを獲得しています。誰かと組んで初めて力を発揮できる、スカイマンはテリーマンタイプの超人なんですよ。
魚雷なのに飛ぶというそのネーミングセンスもなかなかですが、これで首の骨が折れないスカイマンはかなり首を鍛えているはず。キン肉ドライバーに耐えられるんじゃないか?
さてピンチのテリー、応援するのは親友のスペシャルマン。
この3巻あたりは1ページに1個くらいのペースで森永ココアが登場してる気がします。ちょっと露骨すぎる気もしますが、おかげで俺たちはココアと言われたら森永しか連想できない世代ですよ…
テリーマンの耳がおはぎに見えてしまう件は保留しておくとして、キン肉マンの父親であるキン肉真弓が第9回第10回超人オリンピック王者なのに対しテリーの父親のドリーマンは第6回超人オリンピック王者。キン肉マンとテリーマンは共に親がオリンピック王者という良血統なんですよ。
つーわけで意識を取り戻すテリー。
つーわけでベスト4最後のイスを賭けてキン肉マンと戦うのが…
給食の時間にカレーを頭に乗せて「カレクック!」とやった経験がありますか?というアンケートを新橋駅前のサラリーマンに実施したと仮定しましょう、おそらくYESと答える奴が30%は居るはずです(笑)それほどまでにカレクックには見た目のインパクトがありましたからね、まともな活躍シーンはほとんど無いにもかかわらず超人人気投票で40位に食い込んでおります。俺が老人になって頭がボケてきてスカイマンやブロッケンマンの名前をド忘れすることがあっても、カレクックの名前を忘れることは無いでしょうね…
そんなカレクックにカレールーを擦り込まれ、さらに牛乳を飲んだことでキン肉マンの変身機能が開花。
ここ、ほとんどの読者が深く考えずに読み飛ばしてると思うんですよ。だってこの岡崎さんという人物、どんだけ探しても元ネタが見つからないんですもん。当時の女子テニスプレーヤーをどんだけ探しても「岡崎」なんていう有名選手は見つけられなかったし、バドミントンの選手も探したけど見つからない。もう諦めて先に進もうかなぁと思ったけども、キン肉マンに関して妥協は許されないと思い直しネット上を探し続けること1時間、ついに元ネタを見つけました!
キン肉マンと同時期に連載していた「テニスボーイ」という漫画、全く記憶にはありませんがまぁ内容は笑うしかない内容の漫画です(キャプテン翼のテニスバージョンみたいな感じ)。このテニスボーイに登場する女の子の名前、これが岡崎涼子でした!
向かって右から二番目に立ってる子がおそらく岡崎さんです。元ネタはこの子しか考えられない。いや~、これはホント見つけるのに苦労したっ!!
そんなわけで準決勝第1試合は氷上デスマッチ、スペシャルゲストはこの人。
渡部絵美のことですな。当時の人気は絶大だったようで、1980年生まれの女の子の名前で1番多いのが「絵美」になるくらいの影響力だったそーな。たしかに俺の3つ年下で絵美って名前の奴おったわぁ…
そしてこの試合のレフェリーを任されたのが…
率直にツッコミます。なぜゆえここでナチグロン⁉︎つーわけで準決勝はキン肉マンvsラーメンマン!
そして当然この展開に。
さて準決勝第2試合は悪魔に魂を売ったテリーマン登場。