さて前日軽量、性格まで変わっちゃってるハンマーナオ。
以前の敵が仲間になるというのは見てる分には楽しいんですが、以前の仲間が敵になるのは我慢ならんというのが俺の考えです。つまり巨人を捨てられて阪神に来た広沢を愛することはできても、阪神から巨人へ移籍したダリルメイを許すことは絶対にできんということです(笑)
さてこの挑発に対し一歩は…
一歩「感謝する必要ないと思いますよ。確かに一緒に練習した時期はありましたけど、でもですね、ボクは…」
先輩として後輩には負けられない、年下には負けられないという気持ちは全ての分野において存在しますな。まぁ30代にもなると肉体の衰えと同時に年下が増えすぎてこの気持ちは少しずつ薄れてはいくんですけどね…
さて実は一歩を慕い続けていたハンマーナオ。
さて開始30秒でダウンを奪った一歩、さらにカラーでブッ飛ばします。
最近は漫画のカラー版も増えましたね。単純な絵の漫画であれば着色するのはパソコンの画面上でクリックするだけで済むんでしょーが、細かな陰影とかを表現するのは大変なんでしょーな…
さて1Rでは倒しきれなかった一歩に鴨川会長からの檄。
鴨川会長「キサマにプロの条件というものを教えてやろう。与えられた仕事をこなすこと、客の要求に応えること、そしてもう一つ…」
まぁこれはボクシングのみならずビジネスにおいてもそーでしょうな…
さて第2ラウンド、ようやくハンマーナオの反撃。
一歩のピーカブーのガードを右手でこじ開けておるわけです。まぁ非常に微妙なところなんですが、ボクシングにおいては掌を使って相手を掴んだり引っ張ったりするのは反則になります。相手を押しのけたりするのはまぁOKなので判定は難しいところですけどね…
つーわけでこれで一歩のガードを崩しておいての…
いわゆるみぞおち打ちです。昔はストマックブローと呼んでいたんですよ。だけどみぞおちを殴られると痛いのは胃に衝撃があるからではなく、みぞおちの奥にある神経が集中した部分に衝撃があるからなんです。この神経が集中した部分をソーラープレキサスと呼ぶんですね…
つーわけで一歩はガードを固めるも、簡単に崩されてしまいます。
これはマシンウェイトをやるとよく分かります。腕を横に広げた状態から前に持ってくる時にはそれなりのウェイトも上がるんですが、前にならえの状態から腕を横に開こうとするとビックリするほど軽いウェイトしか上がらないんです。だけど脚は逆でね、イスに座って脚を閉じた状態から股を開くなら重いウェイトも上がるんですが、股を開いた状態から閉めるんであれば全く力が入りません。つまり上半身は閉める力が強いんですが、下半身は開く力の方が強いということなんですよね…