さて投手として伸び悩む沢村にクリスから一言。
昔はストレートさえ速ければ投手として通用してたんですけどね、今は投手にも特徴が必要です。まぁ少なくとも三振を取れるタイプなのか打たせてとるタイプなのか、そこは早めに特徴付けしておいて構わないと思いますけどね。
その頃一軍で投げてた降谷にアクシデント。
爪が割れる=指先にボールがしっかりかかってるという証拠でもありますが、この爪割れを防止するためマニキュアや付け爪を付ける投手は多いそうです。ルール上不正投球に該当しそうなところですが、暗黙の了解ってことですね…
そして悩める沢村に監督からアドバイス。
これはその通りだとも思いますが、結局のところ速い球を投げるために必要なのは腕ではなく下半身です。下半身が細い投手は何やったってダメです。つーわけでようやくエースの重みが分かった沢村。
これはとてもよく分かります。初回の攻撃の時にさ、相手投手が四球を連発すると確実に気は緩みます。このイニング2.3点は取れるなぁなんて思ってて、いざ終わってみれば1点も取れてない時のショックは確実に次の回の守備に響きます。ピンチの後にチャンスありとはよく言う言葉ですが、あれにはちゃんと根拠があるんですよ。
ちなみに野球でいう「エース」の語源て知ってますか?トランプで「1」を意味する「A」じゃないんですよ。これはね、エイサ・ブレイナードという人物の名前に由来しておるんです。これに対して卓球やテニスで使う「サービスエース」この場合のエースは「最も優れた」を意味する「A(1)」で良いんです。日本語にすれば同じだけども、やはりスポーツ用語はその語源まで知っておきたいもんです。
さて二軍は一軍昇格枠を懸けて練習試合、対戦相手は…
黒士館高校!
もちろん国士舘高校がモデルです。激戦区の西東京をなかなか勝ち抜くことはできず選手権出場は1回だけですが、まぁ柔道という武器があるから知名度は抜群の高校です。それにしても俺が気に入らんのは、国士舘なのに制服がブレザーになっとるという点ですよ。そこは学ランを貫くべきでしょに…
そんなわけで新フォームを手に入れた沢村。
野球のバッティングは極端な事を言ってしまえばタイミングが全てです。タイミングさえ合うのなら俺でもダルビッシュの球を打ち返すことができるかもしれません。逆に言えばタイミングを合わせにくい投手は打者にとっては嫌なわけでして、身体の開きに対して腕が遅れて出てくる投手はその典型となりますね…
さてコントロールがまとまらない沢村は初回から3連続フォアボール、この状況でマスクをかぶったクリスは…
これはとてもよく分かります。初回の攻撃の時にさ、相手投手が四球を連発すると確実に気は緩みます。このイニング2.3点は取れるなぁなんて思ってて、いざ終わってみれば1点も取れてない時のショックは確実に次の回の守備に響きます。ピンチの後にチャンスありとはよく言う言葉ですが、あれにはちゃんと根拠があるんですよ。
つーわけで満塁のピンチをしのぎます。
私、つい先日の草野球で1-2-3の併殺打を打ってしまいました。1アウト満塁で打球がボテボテのピッチャーゴロだった瞬間に「やっちまったぁぁぁ」と思いましたよ。草野球ではなかなかゲッツーは出ませんからね、1年くらいはチームメイトからイジられ続けるのを覚悟せにゃいけません…