第163話「ゼロの反撃」
ライフルの弾丸は持っていたものの肝心のライフルを持っていないゴルゴ、しかし弾丸を発射することはできるんです。
ここでは弾丸ではなく実包という言葉を使った方が適切なのかもしれませんな。実包は先端の弾丸、弾丸を飛ばす火薬、火薬を包む薬莢、火薬に着火する雷管から構成されていますから、銃を使わなくとも雷管を叩けば弾丸は飛んでいくんです。銃に疎い日本人にはなかなかイメージが湧きづらいでしょうがね…
ゴルゴが殺した人
ゴルゴが抱いた女
第165話「スリーパー・エージェント」
今回の舞台はここ。
ボーランドのグダニスク造船所!
1980年、ここで労働者のストライキが起こります。それだけならまぁ普通の出来事だったんですが、このストライキは拡大し共産主義を打倒してポーランドの民主化を成し遂げ、東西ドイツの統一・ソ連の崩壊・東欧諸国の自由主義化という近代人類史最大の出来事の引き金となるんです。何がきっかけで世界が変わるか、分からんもんですよね…
ゴルゴが殺した人
ゴルゴが抱いた女
第166話「蘇るスタンディング・ベア」
伝説の酋長スタンディングベアに扮して狙撃して欲しいとの依頼を受けたゴルゴ、仕方なくコスプレ(笑)
スタンディングベアというのは実在したインディアンで、19世紀の強制移住命令に対して裁判で無効判決を勝ち取った人だそーです。インディアンが裁判というのもなかなか想像しにくいですがね…
ゴルゴが殺した人
ゴルゴが抱いた女
第168話「毛沢東の遺言」
毛沢東の遺言である「小東郷に会いたい」この小東郷は3歳からこの人に軍事訓練を受けていました。
賀竜!
中国が好きか嫌いかと言われれば俺は嫌いですよ。そーゆー日本人は多いはずです。がしかしそれは近代中国史に対する無知の正当化理由とはなりません。日本の隣にある大国の歴史を知りもしないし知ろうともしない奴、それはバカだと呼ばれても仕方ないですよ…
つーわけで賀竜と同じく毛沢東の側近だったのが…
陳伯達!
中国近代史を知れとは言いましたが、まぁ賀竜や陳伯達は覚えなくても良いです(笑)ここを覚えるんなら日本の歴代外務大臣でも覚えた方が役には立ちます。
さらに小東郷に戦略戦術を教えたのがこの人です。
林彪!
この名前は覚えておきましょう。基本的に中華人民共和国の歴史は大雑把に言えば毛沢東→鄧小平ですが、毛沢東の時代にNo.2でありながら毛沢東暗殺を計画した人物です。もちろんその暗殺計画は失敗して国外逃亡を図りますがモンゴルで飛行機が墜落して死亡。厄介者を引き受けたくなかったソ連が撃墜したんじゃないのかね、真相は歴史の闇の中ですが。
さて小東郷を追い出したのはこの人でした。
江青!
毛沢東は中華人民共和国を建国しますが、建国後の国内政策では5000万人もの餓死者を出してしまうという伝説的大失敗をやらかします。これで毛沢東に代わり権力を握ったのが劉少奇だったんですが、文化大革命という名の下に政治的大粛清が行われてしまいます。これを指導したのが江青を含む四人組です。毛沢東の庇護の下相当やらかしまくったそうですが、この時の国内混乱が中国の発展を相当に遅らせたことは間違いありませんね…
つーわけでこの小東郷、東郷狂介こそが後のゴルゴ13ではないかという話でした。
これが事実だとすればゴルゴは東郷平八郎とチンギスハンの血を引くことになります。ゴルゴ=東郷狂介説、数あるゴルゴルーツ話の中でもかなり信憑性はある方なんですけどねぇ…ゴルゴが殺した人
ゴルゴが抱いた女
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ゴルゴが抱いた女 ❤️×68