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きよの漫画考察日記1413 はじめの一歩第45巻


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お月様



鷹村vsホークも終わり、趣向を変えてこーゆー展開が始まります。
舞台は1947年、終戦から2年後の話です。白井義男が日本人として初めて世界王座を獲得したのが1952年、それよりも5年も前の話だということですね…

つーわけで団吉を倒した米兵ボクサー、彼のばらまいた物資を拾い集める日本人。しかしそれを拾わない女性が1人…
「一つ拾うと一つ捨てなきゃならならないもの。」 ユキさん!
まぁ生きていくためには誇りだ何だと言ってる場合じゃなかった時代だということは十分に承知しているつもりですがね。我々が日本人の誇りという言葉を簡単に口にできるのは、今が裕福な時代だからなのかもねぇ…

さてこのユキさんを乱暴しようとするのが団吉を倒した米兵ボクサー。
「コノ国にいる間の退屈を埋める方法…それは日本人の…」 ラルフ・アンダーソン!
敗戦後の日本で米兵が何をやっていたか、そんなのは米兵のベトナムやイラクでの行動を見てれば伝わるところはあります。米兵にナメられ、中国人や韓国人にもナメられ、それでも生きてきた我々の祖父・曽祖父の世代に感謝せにゃいかんよなぁ…

そしてこのアンダーソン軍曹の通訳を務めていたのが… ミゲル・ゼール!
そうです、ブライアン・ホークのセコンドを務めていたあのセコンドです。まさか四半世紀後に再び鴨川会長と対峙するとは思ってなかったでしょうね…

さてさて鴨川と猫田との共同生活を始めたユキさんでしたが、彼女には秘密が。
鴨川「ユキさん、アンタ…」 原爆症という奴です。体がダルくなった後に目が見えなくなったり節々に痛みを感じるようになって死んでしまうという症状だったそーですよ。核兵器が禁止されるべきなのはその破壊力が凄まじいからではなく、何十年にも渡って被爆者を苦しめ続けるなのかもしれませんなぁ…

さてその頃猫田は仕事を見つけます。
こんなのが都内を走り回ってたわけですか…ただこの構造で坂道登るのはキツいよな。

つーわけでアンダーソンに挑むのは猫田、しかし猫田にはこの症状が。
ボクサーの20%はパンチドランカーだなんて言われるくらいの職業病です。最終的には痴呆症と同様の症状が出てしまいますからね、リスクの高いスポーツではあるんですよね…



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