やっと50巻。100巻まではまだ遠いなぁ…
さてここからはこのチャンピオンが登場。
日本ライト級王者、今江克孝! 後に王者から陥落し、さらには伊賀に1ラウンドでKO負けを喫します。つーか伊賀はいったい誰が倒すんだろうな?
悪くはない試合です。島袋戦と沢村戦を繋ぐ試合としてはもってこいです。
そんなわけで試合当日。勝つために愛する恋人と別れた今江。
これに対し… 青木「確信したよ。悪いがベルトはもらったぜ。」
今江「む…」
青木「なるほど、どうりでいつも切羽詰まった面してるハズだ。お前…」
難しいとこですな、これは。全てを投げ打って打ち込む人間と見守られてる人間、どちらが強いかと言われると何とも答えられませんよ…
さて試合は1Rから青木ワールド。
日本人はやはり世界的に見れば生真面目な国民です、そしてその国民性はボクシングにも現れます。やっぱり日本人には教科書に忠実なボクサーが多く、変則的なボクサーというのはだいたい外国人ですよね… つーわけで1Rからカエルパンチにいく青木、しかし今江はこれをカウンターで撃墜。
青木の試合はだいたいこーなります。まぁこーならないとそれは青木勝の試合ではないんですけどね…さてリングサイドにはトミ子と板垣父の姿も。
板垣父がリングサイドにいると真面目な試合にはなりませんね。逆にリングサイドに宮田がいれば真面目な試合にしかならないんですけども… つーわけで足元がフラフラの青木に対して4ラウンドまでひたすら打ち続けた今江。KO目前かと思いきや…
ボクシングで何が一番疲れるかというと、打たれる事ではなく打ち続けることですから。3分間打たれ続けるのと3分間打ち続けるのとでは天と地ほどスタミナ消費量は違うと思いますよ…