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きよの漫画考察日記1512 黒子のバスケ第4巻

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お月様

さて清凛vs秀徳、緑間の3ポイントで秀徳が先制しますが間髪入れず…
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ゴール下から反対のゴール下まで28m、野球ボールなら楽勝で届きます。ハンドボールでもなんとか届くでしょう。だけどもバスケットボールを届かせるのは大変です。この黒子のように遠心力を使ってぶん投げないと届きませんねぇ…

さて秀徳には緑間の他にも目立つキャラが1人。
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高尾和成!
正直言ってこの作者はキャラの見分けがつかんわ(笑)高橋陽一や車田正美のキャラクターはどんなに顔が同じであっても見分けがつくんだけどなぁ…

そんな高尾の能力は伊月のイーグルアイのさらに上をいく…
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鷹の目(ホークアイ)!
なるほど、伊月がイーグルなら高尾は鷹ですか。うん、別にさほど上手くはないですな(笑)

そして突き放す緑間の一撃。
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3ポイントシューターってのは3ポイントラインギリギリから打っていれば良いという時代は終わりました。現代バスケでは3ポイントラインから多少離れた位置からフェイダウェイ気味に打っても決められるくらいのシュート力が要求されています。まぁそれにしたってハーフウェイラインから打つ奴は滅多にいませんし、そんなことしてたら一瞬でシバかれますけどね(笑)

こーに対して火神も3ポイントで応戦、もちろん外れますが…
火神「そのまま入りゃそれでいーし…」
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自分でシュートを打って自分でリバウンドダンク、もちろん可能なプレイです。がしかしそれが3ポイントとなると滅多に見ることはありません。人はそんなに速く移動できる生き物ではありませんから(笑)

つーわけで第1Q残り3秒でゴールを決めた清凛、しかしこれで終わらないんです。
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ウソですよこんなの(笑)遠近法の問題もあるでしょーが30mくらいはボールが上がってるように見えますからね、こんなボールが落ちてきて頭に当たったらケガしまっせ(笑)

とゆーわけでバスケットの常識を打ち壊す緑間の28mシュート、当然決まります。
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んなアホな(笑)
でもね、これくらいバカバカしいのはそれはそれでアリです。スポーツ漫画にもいろいろあるけども、巨人の星の流れを組む「非現実的なスポーツ漫画」というものはなんだかんだで面白い。キャプテン翼やアストロ球団みたいにさ、やるならやるでトコトン非現実路線を突っ走ってほしいものです。

つーわけでもはや止められない緑間。
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たしかに3ポイントを連発で沈められると心が折れます。普通のシュートを決められるのと1点しか違わないんですよ、だけど心理的にはその1点が効くんですよね…

さてハーフタイム。
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バレーボールの選手は指先にテーピングをしますが、バスケでは指に巻くことはあっても爪に巻くことはまずあり得ません。シュートタッチが別物になってしまいますからね。緑間のように爪の保護のためにテーピングするってのも聞いたことないねぇ…

そんな緑間にも唯一の弱点がありました。
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レブロンがね、コートの端からひょいっとジャンプシュートしたら反対側のゴールに突き刺さるという有名な動画があるんですけど、俺はあれ合成だと思ってます。いくらレブロンだとはいえ、あんな少ないタメで届くわきゃないと思うけどなぁ…

そんなわけでついに目覚めた火神の才能。
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火神はバスケの上手な桜木花道みたいなもんです。まぁスラムダンクでも一番盛り上がるのは花道のブロックショットですからねぇ…

そして緑間の3ポイントのさらなる弱点。
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ゴールから離れた場所で打つがゆえにブロックされるとすぐにカウンターをくらってしまう、これはたしかに3ポイントシュートの弱点ですわ。まぁ3ポイントをブロックされるなんていうのはシューターとして一番やっちゃいけないことですからね、少しでも危ない時は打たないというのは3ポイントシューターの鉄則です。

つーわけで流川状態で暴走気味の火神。
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こいつの性格は完全に流川ですね…

そんな火神に対し…
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火神「黒子、テメェ!」
黒子「バスケは一人でやるものじゃないでしょう。」
火神「みんなで仲良く頑張りゃ負けてもいいのかよ⁉︎勝たなきゃ何のイミもねぇよ!」
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黒子「今のお互いを信頼できない状態で逆に秀徳を倒せたとしても、きっと誰も嬉しくないです。」
火神「甘っちょろいこと言ってんなよ!そんなん勝てなきゃただのキレイ事だろーが!」
黒子「じゃあ「勝利」ってなんですか。」
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深いですな。こんな事を弱小チームの選手が言ってたら鼻で笑われるけども、誰よりも勝利の味を知っている黒子が言うと深みが違います。たしかに試合が終わって嬉しくないんであれば、それは勝利ではないのかもなぁ…

そして第4Q、黒子がとっておきの必殺技を解禁!
黒子「今度は取られません。今までは来たパスの向きを変えるだけでしたが、このパスは加速する…!」
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加速するパス(イグナイトパス)!
バスケットボールを掌底でぶっ飛ばすというムチャクチャな技です。まぁムチャクチャだとは思いつつ実際にやってみたこともあります。
その結果は…減速しました(笑)


ちなみにこのイグナイトパス、雑誌連載時はこーゆー技だったそーです。
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拳で殴っていたようですが、これはバイオレーションになるそうなので単行本では掌底に修正されたようです。つーかバスケットボールを拳で殴るのが反則だということを知らなかったですけどね、だってそんな事をする奴が世の中にいないんだもの。

つーわけでこのイグナイトパスを受けた火神、緑間を弾き飛ばしてダンク。
黒子「緑間君は昔ダンクを2点しか取れないシュートと言ってました。キミの3点は…確かにすごいです。」
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たしかにダンクはチームに勢いを与えてくれるようですな。つーか俺はチームメイトがダンクをしてくれた経験がないから分かりません。ダンクをくらった経験もないもんなぁ…

つーわけで残り3秒、日向のシュートで逆転した清凛、しかし3秒残っていればこの男には充分なわけです。
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バスケはよく点数が入るスポーツです。そのわりにはスコアが接戦になることも多いスポーツです。それゆえにブザービーターで試合がひっくり返るなんていうのはよくある光景ですからね、100%の確率でブザービーターを決められる選手がいたりしたら相手としてはたまったもんじゃないですね…

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