つーわけで最終競技の50km耐久ローラーゲーム、この超人からいきましょう。
ザ・フィッシャーズ!
ザ・フィッシャーズ1号とザ・フィッシャーズ2号で構成される2人組ですが、懸命に見たけどどちらが1号でどちらが2号なのか見分ける術は無い。立花兄弟みたいなもんです(笑)
ちなみにこのタッグは2人合わせて4万パワー。タッグチームの超人強度というものを考えた場合ぶっちぎりの最下位です。キン肉大王と委員長の昔とったきねづかコンビでも110万パワーもありますからね…
ちなみに。キン肉マンに登場したタッグで最も合計超人強度が高いタッグは?と聞かれるとついついヘルミッショネルズと答えてしまいそうになります。たしかにヘルミッショネルズは合計7800万パワーもありますが、厳密に言えばこの2人のタッグが最高値です。
バチンコキン肉マンで「ラスト・インテリジェンス」と名付けられたこのタッグ、合計超人強度は1億8600万パワーですからね…
ちょっと脱線してしまいましたが次はこの超人。
サウジアラビア代表、オイルマン!
手がハサミになってるオイルマン、今回は予選にじゃんけんが無かったのでここまで勝ち残ることができました。つーかこのオイルマンが2次予選のガソリンプールを泳いでる姿を想像するとちょっとシュール(笑)
そんなこんなで最終予選を1位でゴールしたのは…もちろんこの超人です!
ザ・ウォーズマン!
テリーマンの初登場時もそうだったんですが、ゆでたまごは何故か人名の前に「ザ」を付けてしまうんですよね。まぁそういう用法もないこたぁないんですが…
まぁウォーズマンについて多くを語る必要はないでしょーが、とりあえずこのタスキがおかしいことだけはツッコんでおこう。これを「ウ」と読むのは無理ですよ…
ちなみにウォーズマンの声はフェニックス一輝と同じです。他に剣桃太郎、北斗の拳のリュウガ、他にはギニュー隊長あたりもそうですね…
そんなこんなで決勝トーナメントの会場はこの両球場。
甲子園と後楽園を会場にするとはニクい。俺が小学生の頃はまだ普通に後楽園球場で巨人が試合してましたからねぇ…
さてさて決勝トーナメントの組み合わせ表がここで発表されるんですが、ここでブロッケンJrが名言をぶちかまします!
「やるっつぇブロッケン」これ何かというとね、人造人間キャシャーンのアンドロ軍団の掛け声が「ヤルッツェ ブラッキン!」なんですよ。別に意味があるわけではない造語なんですが、ここからブロッケンJrの迷言「やるっつぇブロッケン」が生まれたわけですね…
さてまずはBブロックから。
解説は松井アナとやまのて私鉄(笑)山本小鉄からやまのて私鉄まで展開したゆでたまごも凄いんですが、山手線は私鉄じゃなくて国鉄だというのがまた笑いを生むんですよね…
そして試合会場は甲子園球場…のこの部分。
懐かしいねぇラッキーゾーン。1991年に撤去されてしまいましたが、まぁ無い方が球場としてはやはり美しい。ちなみに鳥取の倉吉球場に行けば日本に現存する唯一のラッキーゾーンを見ることができます。
注目するのはライトを守ってる巨人の選手です。時代的に巨人の背番号10ってのは張本さんなんですよ、だけどレフト専門の張本さんがライトにいるのはおかしい。とゆーことはこの選手は張本さんがロッテに移籍した後に背番号10を受け継いだロイ・ホワイトということで間違いないでしょう。時代的にも守備位置的にも合いますからね…
脱線してしまいましたがこの超人が登場。
ルービックキューブマンと言う奴も多いんですがそれは誤りです、それじゃ商標的な問題が発生しかねませんから(笑)
このキューブマンを知っているだけで「ルービックキューブはハンガリーで開発された」というトリビアを1つ手に入れることができますね。俺は最高2面までしか揃えたことはありませんが、トップレベルの連中になると7秒程で6面揃えてしまうそうですからね、そーゆー連中の前ではキューブマンは無力ですね…
…なんて事を書いててふと思ったんですが、キューブマンの6面を揃えると何が起こるのかね?チエの輪マンとの戦いの印象から「6面揃えられたらキューブマンの負け」と決めつけていた自分に気がつきました。もしかすると逆にパワーアップするとか、そーゆー可能性もありますね…
最初は出身地不明になってたんですが、いつの間にかノルウェー出身ということになってました。スカンジナビア半島出身の超人は個性的なんですよ、ノルウェーからは他にゴーストバイキング、スウェーデンにはザ・マンリキとバリアフリーマン、フィンランドにはバス・ザ・シャワーという超人がいますからね…
そんなチエの輪マン、こちらもチエノワマンだとかチエノ輪マンだとか誤記が目立ちますが正確には「チエの輪マン」です。名前にひらがなとカタカナと漢字の全てが含まれている超人なんて他にいませんよ、たぶん。
名言いただきました。キン肉マンにおける名言TOP5に入るであろう名言、それが「ウ~ン、近代オモチャにゃかなわん…」です。まぁ他にランクインしそうなのは「へのつっぱりはいらんですよ」「玉子とみそ汁もつけてな」「悪魔にだって友情はあるんだーっ!」「だってオラは人間だから」この辺りですかね…
ここから子供は知識を得るわけですよ、スリランカの名産品は紅茶なんだなって。キン肉マンは学習にも役立つ漫画なんですね…
そんなティーパックマン、キューブマンやチエの輪マンと同様誤記が多い超人です。そもそもティーパック自体がティーバッグやティーバックと誤記されやすいのに加え、ティーパックマンは外見だけ見るならティーカップマンですから。まぁキン肉マンにさほど興味がない奴らが間違うのは仕方ないのかなぁなんて思ってたんですが… ゆでたまごも間違えてますから(笑)しかもテーパックって…
そんなティーパックマンに対してこの必殺技が炸裂!
よく出来た技名だと思いますよ。ソ連出身のウォーズマンにウォッカベースのカクテルであるスクリュードライバーの響きはピッタリだし、技の内容とも完璧に合致した見事すぎるネーミングです。
まぁこんな扱いを受けながらも大会終了後にはティーパックマンの生存が確認できます。首をもがれて死なないって凄いわ…
どのあたりがガックリなのかさっぱり分からん(笑)
つーわけでブロッケンJrを追い詰める超人が…
スイス代表、ウォッチマン!
「時間の殺し屋」とも呼ばれるウォッチマン、最も注目すべきはその年齢です。なんとその年齢は10歳(笑)ミート君やビーンズマンですら12歳ですからね、彼らチビッ子超人よりも年下なんです。キン肉マンにおいて最も若い超人、それはウォッチマンなんですよ(ロビンマスクの生徒のロバートの可能性もありますが、彼の年齢は不明なので)。
がしかし、さすがに役者が違います。
真っ二つにされたウォッチマン、大会後は修理ドックに入ったとされていますが、王位争奪戦ではティーパックマンやペンタゴンと共に超人墓場で漂っている姿が確認できます。がしかし最終的には生き返って大阪城にまで駆けつけるんです。結局のところ、ウォッチマンの生死というものにゆでたまごは一片の興味すら無いということですよ(笑)
これほど見た目と中身が違う超人はいません。見た目はどー考えたってヘビ超人なんですよ、しかしその汗はロウでできているというロウソク超人なんです。コブラとロウソク、なぜこの両者を掛け合わせたのか未だに理解に苦しみます。どこまで考えても関連性が見つかりません…
ちなみに甲子園球場は狭い球場です。両翼までの距離95mは12球団の本拠地球場の中で横浜球場に次いで短く、センターフェンスまでの距離118mというのは12球場で最も短い。がしかしセンターとレフトライトとの中間点、すなわち右中間・左中間に関しては118mで12球場で最も広い球場になるんです。つまり甲子園という球場は「狭いけど深い」と言うことができるでしょう、だからこそラッキーゾーンというものが作られたですよね…