さてここでいきなり「世界の超人シリーズ」なるものが始まります。第1回はブロッケンJr。
さてさて準々決勝第3試合目、この超人が登場。
つーわけでペンタゴンの対戦相手はウォーズマン。
米露ではなく米ソというところに時代を感じますな。ちなみにゆでたまごはウォーズマンとペンタゴンのどちらを勝たせるのか、この時点ではまだ決めかねていたそーです。その後のウォーズマンの人気っぷりからすれば、ここでのゆでたまごの選択は大正解だったわけですね…
ラーメンマンは特殊なルール、特殊なリングで戦わされることが多いような気がしますね。氷上デスマッチにコンクリートデスマッチに棺桶デスマッチ、鉄条網リングやサンダードームデスマッチ、さらにはジャングルジムリングなんてのもありましたからね…
さて試合の方はラーメンマンが完勝。
親父のことを忘れようが忘れまいが、結局ブロッケンJrは強くはなれないんですけどね(笑)
ウルフマンは一級品の打撃技は持ってはいるんです、がしかし残念なことに相手を死に至らしめるような技を持っていないのがネックです。キン肉バスターやタワーブリッジやパロスペシャルのようなフィニッシュホールドが無かったというのがウルフマン凋落の最大の要因ですね…
合掌ひねり!
ここにはね、2つ間違いがあります。まず1点目として合掌ひねりは相撲48手には含まれていません。もちろん相撲の決まり手として合掌ひねりという技は存在してるんですが、それは現在制定されている相撲の決まり手82手に含まれているということであって、古来から存在していた相撲48手の中には含まれていないんです。
そして2点目なんですが、この技はそもそも合掌ひねりではありません。合掌ひねりとは相手の首の後ろで掌を組んで捻り倒す技であって、このように相手の頭を掌で挟んで捻り倒すのは徳利投げという決まり手です。
ペンタゴンの何が凄いかというとたった2画で顔が書けるという点じゃないでしょーか。○を書いてその中に☆を書けばそれだけでもうペンタゴンですから(笑)それならブラックホールも簡単じゃないかという意見もあるかもしれませんが、ブラックホールはよーく見ると顔に空いた穴の上に☆1つ○2つの飾りが付いてますからね、ペンタゴンの単純さにはかないません。
米露ではなく米ソというところに時代を感じますな。ちなみにゆでたまごはウォーズマンとペンタゴンのどちらを勝たせるのか、この時点ではまだ決めかねていたそーです。その後のウォーズマンの人気っぷりからすれば、ここでのゆでたまごの選択は大正解だったわけですね…
ペンタゴンvsホークマンなんて面白そうですけどね。空中を飛び回りながら蹴りつけるというそのファイトスタイルがかみ合いますからね…
そして準々決勝最後の試合、キン肉マンの対戦相手は…
そんなベンキマンのデモンストレーションに呼ばれた超人達の中にこの超人がいました。
マシン・ハンセン!
ベンキマン!
ツッコミどころが非常に多い超人です。プロフィールからして古代インカ帝国出身の年齢2000歳ですから(笑)まぁその辺りの経緯については『キン肉マン外伝 ベンキマン ~失われたインカの記憶~』を読むのが一番です。
ちなみにベンキマンは2000年もの間生きてきたはずなんですが、この後一気に老化しⅡ世ではすでに故人となっております。超人の寿命というものはよく分からんね…
マシン・ハンセン!
第20回超人オリンピックを代表する背景超人が銅ベルマンなら第21回超人オリンピックザビッグファイトを代表する背景超人がこのマシンハンセンでしょう。もちろんスタンハンセンがモデルになっているのでアメリカ出身かと思いきやギリシャ出身というその意外性も好きです。
注目すべきはオイルマンの手です。予選の時はハサミだったオイルマンの手が普通の手になってるんです。この後の黄金のマスク編での身体測定、さらにⅡ世でのキン肉マンvsテリーマンの話で登場した際にはオイルマンの手は再びハサミに戻ってるんでね、このシーンだけ特殊なアタッチメントを装着しているのかもしれませんね…
そんなこんなでキン肉マンを便器に流そうとするベンキマン。
さて準決勝は蔵前国技館、ここでウォーズマンのマネージャーが初登場。
そんなわけでウルフマンとの試合に挑むキン肉マン。
やっぱ「ミスミス」は気になるわぁ…
もちろん正体はあの超人です。バラクーダに変わるとあの超人は性格が180度変わってしまうんですよね…
やっぱ「ミスミス」は気になるわぁ…
つーわけでキン肉マンvsウルフマンは相撲対決。
つかみ投げ、こりゃまた凄い技から入ってきました。幕内での取り組みでは52年間も出ていない超レアな決まり手です。簡単に説明すると…
そしてここからは長期戦に。
右四つ左四つとはよく聞く言葉ですが、分かってない人も多いですな。右四つとは互いに右手を下手に差した組み手、左四つとは互いに左手を下手に差した組み手の事を言います。右四つの形で強いのは白鵬です、白鵬が右の下手を差すとまず負けませんから。逆に左四つの形、つまり左の下手を差すと強かったのは魁皇ですね…
つかみ投げ、こりゃまた凄い技から入ってきました。幕内での取り組みでは52年間も出ていない超レアな決まり手です。簡単に説明すると…
片手で相手を釣り上げちゃってから落とす、そんな感じの投げ技です。もちろんある程度の体重差がないと絶対にできない技です。ただ、このウルフの投げはたしかに左手一本でキン肉マンを吊り上げているようにも見えるんですが…ウルフの左足が跳ね上がってもいるんですよね。この左足でキン肉マンの身体を跳ねあげたんだとすればそれはつかみ投げではなく櫓投げという決まり手になってしまいます。形だけを見ると櫓投げっぽいんですよね…
そしてここからは長期戦に。
右四つ左四つとはよく聞く言葉ですが、分かってない人も多いですな。右四つとは互いに右手を下手に差した組み手、左四つとは互いに左手を下手に差した組み手の事を言います。右四つの形で強いのは白鵬です、白鵬が右の下手を差すとまず負けませんから。逆に左四つの形、つまり左の下手を差すと強かったのは魁皇ですね…
しかしこれを残すキン肉マン、そこでウルフは…
下手投げはね、相手の力を利用して下がりながら打つ投げなので、下手投げが得意な力士は大成しないなんていう格言も相撲界にはあるそーですよ。
これもね、あびせ倒しかどうか微妙なとこです。とゆーのも相手を土俵の外に押し出しながら倒れ込むのは寄り倒しになってしまうからなんです。決まり手があびせ倒しになるのは土俵内で相手を押し倒した時くらいなんです。
下手投げはね、相手の力を利用して下がりながら打つ投げなので、下手投げが得意な力士は大成しないなんていう格言も相撲界にはあるそーですよ。
さてこれに対してキン肉マンは…
さて話が相撲にそれてしまいましたが、準決勝第2試合にはウォーズマンが登場。
さてウォーズマンvsラーメンマンは相手を棺桶に叩き込むまでは決着がつかない棺桶デスマッチ。開始早々に棺桶に叩き込まれたウォーズマンでしたが、蓋を開けてみるとそこにウォーズマンの姿は無し。
それではウォーズマンはどこに消えたのかというと…
これは明らかにルール違反でしょうよ(笑)
ウォーズマンをうぐいすボールと茶化すキン肉マンですが…うぐいすボールなんて関西人しか知らないでしょ? これが懐かしのうぐいすボール。神戸に本社を置いてる製菓会社が作ってるんでね、自分のような神戸っ子にはお馴染みのお菓子です。なんと初めて製造されてから80年以上経っておるそうです、なのに関西以外じゃ全く認知されていないってどんだけ宣伝下手なのよ…
これは明らかにルール違反でしょうよ(笑)