この作品についても考察を再度行います。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険!
巷での評価はあんま高くないよーな気もしますが名作中の名作。俺、泣いたもんとにかくポップが最高‼ポップの大冒険とよんでも違和感はないくらいポップが熱いんです‼
でも最初のうちはただのチキン小僧なのでとりあえず読んでみましょう。
つーわけでまず始まるのは…ダイの大冒険ではありません。
でも最初のうちはただのチキン小僧なのでとりあえず読んでみましょう。
つーわけでまず始まるのは…ダイの大冒険ではありません。
デルパ!イルイル!
最初はダイの大冒険ではなく短編読み切りとして発表されてたんです、人気が出なかったらすぐ打ち切れるように(笑)
つーわけで主人公登場。
ダイ!
ぶっちゃけて言えば世界最強の竜の騎士です(笑)ドラゴンのモデルとも言えなくはない恐竜は英語でダイノサウアー、ここからダイ。なるほど。
ちなみにダイの大冒険はアニメ化されているそうです。俺は観たことも聞いたことも無いので知りませんが、バラン戦の途中で終わるという中途半端な作品だったそうです(笑)そしてダイの声は一休さんと同じだったそーな。も少し分かりやすく言うならキテレツと同じです。全く雰囲気が違いますが北斗の拳のマミヤとも同じ声です。マミヤの声って一休さんだったのかぁ…
そんなダイの育ての親が…
ブラスじいちゃん!
きめんどうしですな。俺は最初ニコちゃん大王かと思いましたよ(笑)
そんなブラスじいちゃんの声は目玉のおやじと同じだそーです。あの声を聞いて目玉のおやじを連想しないのは不可能だと思うけどなぁ…
そんなダイの無二の親友が…
ゴメちゃん!
ぶっちゃけていうと神から人間に与えられたアイテム「神の涙」です(笑)
そんなゴメちゃんはゴールデンメタルスライム。ちなみにゲームでゴールデンスライムを倒すと大量のGを取得することができますが、DQシリーズは後半の作品になるほどGが簡単に稼げるようになっていると感じます。1や2の頃は金を貯めるのがホント大変だったもんなぁ…
さてダイが暮らすデルムリン島に現れた謎の船。
懐かしのマーマンですな。俺はDQをやってて敵から逃げるということはあまりやりませんが、海の魔物だけは別です。目的地に早く到着したいのに、あいつら邪魔で仕方ないんですよね…
つーわけでその船に乗っていたのが…
ニセ勇者でろりん、ニセ僧侶ずるぽん、ニセ魔法使いまぞっほ、ニセ戦士のへろへろのニセ勇者パーティー。まさかこいつらが世界を救う最後の1ピースになるとは思いませんでしたね…
ちなみに冒険パーティーが勇者・戦士・僧侶・魔法使いとはあまりにもベタ。俺は基本的には勇者・戦士・僧侶・商人の4人でパーティーを組んでいました。とにかく強くなるためには金が必要でしたからね…
つーわけでデルムリン島のモンスター集結。
DQファンなら分かるでしょーが、デルムリン島にいるモンスターはDQⅠ~DQⅢに登場したモンスターです。パッと見てこのコマだけでも1スライム2おおくちばし3キャットフライ4あばれざる5ホイミスライム6マーマン7スライムつむり8じんめんちょう9フロッガー10だいおうイカ11おどるほうせき12マドハンド13キャタピラー14アニマルゾンビ15おばけキノコ16マッドオックス、DQⅡから登場のモンスターは17ドラキー18おおなめくじ19やまねずみ20キングコブラ21パピラス22マンドリル、そしてDQⅠにしか登場していないのが23ゴーストですな。意外なことにゴーストやドラキーは登場しない作品も多いんですよね…
しかしニセ勇者一行の目的はゴメちゃんの捕獲。そこでまずずるぽんが…
バギ!
バギっつったら思い出すのはDQⅡのムーンブルクの王女ですね。イオナズンを覚えるまでの彼女の攻撃手段はこのバギしか無いと言い切って良い。かといってバギを乱発してちゃいざという時にべホイミが使えない。ムーンブルクの王女がバギを唱える時、それは回復できないリスクを抱えても敵を倒さなければならない切羽詰まった時か、もしくはどーでもよい時の2パターンでしたわ(笑)
さらにこんな中級呪文も。
イオラ!
まず最初に上級呪文のイオナズンがⅡで登場し、Ⅲでその下位呪文であるイオとイオラが登場した珍しいパターンの呪文です。普通は逆ですからね…
さてさらわれたゴメちゃん奪還のためロモス王国へと向かうダイ。
DQ1・3・5・7・8・9・10に登場するシリーズ屈指の定番キャラです。だけどさすがに全シリーズ皆勤は無理ですね、それができているモンスターはスライムとメタルスライムの2種類だけです。
さてまずダイはずるぽんを拉致。
おばけキノコの代名詞、それがこの「あまいいき」です。これね、とにかくうっとおしいんです。これをくらうとこっちの戦闘プランがガタガタになっちゃいますからね…
つーわけで城内でモンスターを解き放つダイ。
ギガンテスやサーベルタイガーといった強力モンスターの姿も見えますが、最も魂を揺さぶるのは左上のコマのマンドリルでしょう。こいつのせいで多くのDQプレイヤーがトラウマを抱えたとか抱えなかったとか。序盤に登場するような能力値じゃないのに序盤に登場するんですよ、そしてローレシアとサマルトリアの王子を瞬く間に殴り殺すんです(笑)マンドリル×4なんて出くわしただけで心折られてましたからね…敵キャラの強さというものはそのステータスだけではなく生息地にも大きく左右されるという事を我々に教えてくれた思い出深い敵ですわ…
さらにまぞっほに対してはこの攻撃。
そりゃふしぎなおどりつったらどろにんぎょうですわな。つーかどろにんぎょう以上にふしぎなおどりを踊れるモンスターなんていないでしょ。間違いなくモンスター界のダンスキングです。
がしかし追い詰められたダイ。仕方ないのでじいちゃんから預かった謎の筒に封じられていた魔物を解放してみたところ…
テラノバット、はさみくわがた、エレフローパー、さそりアーマー、ポイズンリザード、おおめだまです。これらはDQⅣにおいて初登場したモンスター達ですね…
そんなわけで読み切りの「デルパ!イルイル」が終わり、いよいよここからがダイの大冒険!
かと思わせておいてまだ始まりません(笑)もう一つ読み切りを挟むんですよ、それがこの「ダイ爆発!」です。酷えタイトルだなぁ(笑)
つーわけでここで登場するのが…
レオナ姫!
王族がこんな露出の多い服装をして良いのだろうかとは思ってしまいますな。日本だと批判の的になりかねんね…
さてレオナを案内するダイの前に現れたモンスターが…
キャタピラーですね。日本人は戦車やブルドーザーの駆動部分であるキャタピラを連想してしまいがちですが、そもそもイモムシを英語で言うとキャタピラーですから。
しかしここでこのモンスターが登場。
魔のサソリ!
これは珍しくゲームには登場しないオリジナルモンスターです。まぁ作者もエニックスに相当遠慮してるんでしょーね、序盤はDQの世界観をできるだけ壊さないようにしてる気遣いが感じられます。最後の方はDQ関係なくなっちゃいますけどね(笑)
これに対し上空から攻撃するダイ。
……間違いに気付けますかね?これね、パピラスではなく「バ」ピラスが正しいんです。かくいう俺もずーっとパピラスだと思い込んでたんですけど、ゲームに登場してたのは間違いなく「バ」ピラス。まぁファミコン時代は濁点と半濁点の見分けが付けにくかったから仕方ないか…
さてこの魔のサソリをデルムリン島に持ち込んだのは…
バロン!
パプニカ王国の賢者だそーな。後に登場する三賢者との関連性は不明です。
そしてバロンはこれに乗り込みます。
キラーマシーン!
これは有名なモンスターです。まぁ最近のDQにおいては大した敵ではありませんが、DQⅡを経験した世代はキラーマシーンに出会うと背筋が寒くなります。怒涛の2回攻撃+痛恨の一撃というだけでも凶悪だったのに、DQⅡにおけるキラーマシーンはやり過ぎじゃねえかと思えるほどに硬かったんです。通常攻撃じゃ歯が立たない、しかも呪文も効かない、ホントに凶悪な敵でしたよ、キラーマシーンって…
ちなみにDQⅡで初登場した時の表記は「キラーマシーン」これに対しⅤ以降の表記は「キラーマシン」です。どっちでもよいことですが。
さてこのキラーマシーンに立ち向かうのはブラスじいちゃん。
消費MP4という燃費の良い呪文、それがメラミです。だけど俺はほとんど使った記憶がないです。雑魚はもちろんボスも通常攻撃だけで仕留めるというのが俺のやり方でしたからね、基本的に魔法使いは連れ歩かないんですよね…そんなこんなでレオナは毒に侵され大ピンチ。ここでついにダイの秘められし力が発動。
ぶっちゃけて言うとダイは勇者でもなんでもなく竜の騎士と人間とのハーフです。設定的にはドラクエⅧの主人公に最も近いのかもしれません、あいつは竜神族と人間とのハーフでしたからね…
いや、普通ここはライデインじゃないのかね?まぁギガデインが使えないドラクエⅤの主人公の最強攻撃呪文はバギクロスでしたからね、アリっちゃアリなんですが…
そんなわけで結局決着はこの呪文。
DQⅠ 作中の最強呪文だがそもそも1対1で戦うDQⅠに攻撃呪文は必要無い
DQⅡ サマルトリアの王子の最強呪文だが、破壊力がギラと変わらない(当時のギラは単体攻撃魔法だったためそれが複数になっただけ)
DQⅢ ちょっとだけ使える
DQⅣ AIが導入されたことによりマーニャがベギラマを乱発してすぐMP切れに陥る
DQⅤ 鞭やブーメランの登場により見向きもされなくなる
DQⅥ 魔法使いという職種自体が弱過ぎて話にならない
DQⅦ 先にイオラを覚えてしまう
DQⅧ 先にヒャダルコを覚えてしまう
とこのように最初は最強呪文だったのに瞬く間に頂点から転げ落ちていった呪文、それがベギラマです(笑)