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きよの漫画考察日記改訂版21 ダイの大冒険第2巻

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ダイ2巻はダイとポップの旅立ち!

お月様

つーわけで勇者アバンvs魔王ハドラー。しかしハドラーの後ろにはさらなる大ボスがいました。その名は…

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DQの定番です、ボスの後ろにさらなるボスがいるってのは。ハーゴンの後ろにはシドー、バラモスの後ろにはゾーマがいましたからね。それにしても初めてDQⅡをやった時にやっとこさハーゴンを倒して、よーしこれでエンディングだぁと思った瞬間にシドーが現れた時のあの絶望感、俺は忘れませんね…

つーわけでハドラーは魔王からランクダウンしてました。
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魔軍司令、肩書きは相当かっちょいいです。ただ指令を出してもそれを聞かない軍団長が多いのが玉にキズですけど(笑)

そんな魔軍司令からアバンに提案。
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ダメですよ、ここで「はい」と答えるととんでもないことになっちゃうことはDQユーザーなら皆知ってることですから。

さてハドラーとの戦いからダイやポップを守るためにアバン先生は…
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敵の攻撃を一切受け付けなくなる代わりにこちらも何の行動もできなくなる、それがアストロンです。子供の頃は「こんなの意味無えじゃねえか」と思っていましたが、まぁ今考えると多少は使用価値はあるのかもしれませんね…

そしてダイとポップにはこれが与えられます。
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アバンのしるし!
本作では5つのアバンのしるしが登場しています。白く輝くのが「正義」赤く輝くのが「慈愛」紫が「闘志」で緑が「勇気」そして青が「純粋」。今思えばアバンはミナカトールがいずれ発動されることを想定した上で、弟子たちにこれを与えていたのかもしれませんね…

つーわけでアバンとポップ、別れの時。
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やはりダイの大冒険において我々の涙を誘うのはポップの言葉です。勇敢で常に前向きなダイやヒュンケルよりも、弱気で後ろ向きなポップの方が感情移入しやすいんですよ…

そしてハドラーに挑んだアバン先生、最後にやっちゃいけないことをやっちゃいます。
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メガンテ!
DQⅡをやったことがない人にメガンテの恐ろしさを語ってもらいたくない。メガンテといえばばくだんいわだよね、なんて言う輩には本当のメガンテの恐ろしさを知ってもらいたい。DQⅡのデビルロードとバズズのメガンテがどれほど恐ろしかったか、ゲーム難易度が緩和されてしまった今のDQしか知らない世代には分かるまい…

さてここでダイが2度目の紋章発動。
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渋い魔法を使ってきましたね。今やヒャダインといえばタレントを連想してしまいますが、DQⅢで初登場した呪文です。しかし問題が1点あり、ヒャド系呪文はヒャド→ヒャダルコ→ヒャダイン→マヒャドの順に破壊力が増していくにも関わらず、なぜかヒャダインを覚えるのがマヒャドよりも後なんです(笑)これじゃ誰も使うはずがない。
これがDQⅣになるとブライの主要攻撃呪文となりますが、そもそも「ブライって誰だっけ?」と思うほどに馬車の中に入れっぱなしのキャラであるがゆえにここでも出番はほぼ無く、DQⅤ以降はあっさり消滅した幻の呪文です(笑)

さて撤退したハドラー、6つの軍団から構成される魔王軍を率います。
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これ以外のアークデーモンやガーゴイルのような魔界の生物系のモンスターはハドラーの親衛隊として区分されます。上手いと思いますよ、ほぼ全てのモンスターはどれかに分類できるでしょうから。まぁ問題点を探すとするならば、うごくせきぞうのような物質系のモンスターとスライム系モンスターの所属が曖昧だというところくらいですかね…

そんなわけでデルムリン島を旅立つダイとポップ。まず迷い込んだ魔の森は百獣魔団のテリトリー。
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じんめんじゅリカオンですな。リカオンなんてDQⅠにしか登場していないかと思いきや、DQⅨで再登場を果たしたそうです。俺はⅧまでしかやってないからねぇ…

そしてこの魔の森でこの子が登場!
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マァム!
ダイの大冒険のお色気担当でありながら暴力女、それでいて慈愛の精神に溢れてるという、キャバ嬢でもやったらピッタリなんじゃないかと思える16歳です(笑)
そんなマァムの声はね、今の磯野カツオの声と同じだそーな。マァムはカツオかぁ…


さて魔の森をさまようダイとポップ、このモンスターに発見されてしまいます。
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あくまのめだま!
定番モンスターのような気もしますが、登場したのはDQⅢのみだそーな。それにしてもこのモンスターの名称は「あくまのめだま」よりも「めだまのあくま」の方が文法的には正しい気がします…

そしてこの強敵にエンカウント。
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ライオンヘッドです。DQⅢにのみ登場したモンスターなので印象は薄いですが、DQⅣにおいてキングレオというボスキャラが登場したことも印象の薄さの要因でしょう。ライオンのモンスターならキングレオがまず頭に浮かんじゃいますもんね…

そんなわけでついに、ついにこの男が登場!
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百獣魔団軍団長獣王クロコダイン!
クロコダインを知らない若者は多いんでしょうが、漫画界における史上最高の咬ませ犬です(笑)その咬ませ犬ぶりの凄まじさたるや、あのMr.咬ませ犬であるヤムチャが霞んでしまうほどといえば分かりやすいでしょーか。ヤムチャは途中から咬ませ犬の役割すら果たせなくなってしまいますが、クロコダインは大魔王バーンとの最終決戦まで欠かすことなく咬ませ犬を続けますからね、おそらくクロコダインに勝てる咬ませ犬はこの先も現れることはないんじゃないかな…
そんなクロコダインの声はギレン・ザビでありラーメンマンでありサウザーです。うん、良いと思います。


つーわけでダイvsクロコダイン。
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「アバンの使徒」ってのはクロコダインが名付け親です。センスはあるんですよ、この獣王は。ただ戦いのセンスが無かっただけです(笑)

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