まず印象深かったのは第107話「最後の戦い」の扉絵。 登場人物勢ぞろいってわけじゃないんです。ここにいるのは全員戦う力を持った人たちです。まぁそれだけなら何とも思わないんですが、よーく見るとウインリィ、ピナコばっちゃん、ヒューズ、フー爺さん、ハボック、バッカニア、キンブリーが隠れているというのが良いんですよね…
さてお父様に追い詰められたエド、もうこれを助けられるのはアルフォンスしかいません。
…1位は何かって?そりゃやっぱりうしとらの最終決戦でしょう。あの白面戦を上回るのはちょいと無理です。
グリード「ああ、そうだ。俺が欲しかったのは…」
人間の7つの大罪、そのうちの1つがもちろん「強欲」です。だけど金や地位、名誉や女、その他この世の全ての欲を満たした大権力者がいたとして、そいつらが最後に求めるものは何なのかなと考えると、それはやっぱり「友」なのかもなぁ…
グリード「ちっ…なんて目でみやがる、ションベンガキが…」
ちょっと北島康介っぽいですが、グリードの死に方も絶妙。「魂の友」なんて言葉、なかなか使うことはできませんからね…
人間の7つの大罪、そのうちの1つがもちろん「強欲」です。だけど金や地位、名誉や女、その他この世の全ての欲を満たした大権力者がいたとして、そいつらが最後に求めるものは何なのかなと考えると、それはやっぱり「友」なのかもなぁ…
ちょっと北島康介っぽいですが、グリードの死に方も絶妙。「魂の友」なんて言葉、なかなか使うことはできませんからね…
エド「バカ野郎…そんな事できる訳ないだろ!オレ達兄弟が身体を無くしたのはオレ達のせいだ!アルを取り戻すのに人の命は使わねえってさんざん言ってるだろうが!」
ホーエンハイム「二人ぼっちになって寂しくてトリシャを蘇らせようとした、おまえ達の身体がそうなってしまったのは放ったらかしにしてた俺のせいでもある。すまなかった。俺はもう十分生きた。最後くらい父親らしい事をさせてくれ。」実は幼年期編以外でエドワードが涙を流したのはこのシーンが最初で最後。兄弟2人で生きるために強くならざるをえなかったエドですが、父親の前ではまだまだ子供だったんですね…
ホーエンハイム「二人ぼっちになって寂しくてトリシャを蘇らせようとした、おまえ達の身体がそうなってしまったのは放ったらかしにしてた俺のせいでもある。すまなかった。俺はもう十分生きた。最後くらい父親らしい事をさせてくれ。」
そんな訳で周りの人たちに応援されながら頑張ってきたエドとアル。
エド「そうだ…」
そんなわけでエドがアルの代価として支払ったのは自己の内に存在していた「真理」。
人間が錬金術を使うためには真理が必要、そして錬金術を究めれば人体錬成がやりたくなるのは当然だけれども、そのためには真理を代価に捧げなきゃならない…人間は真理に弄ばれてるのかもしれません。
これは大切なことかもしれませんね。大人の目線からすればさ、子供の能力値や未来というのはある程度見えてしまうもんです。だから子供が高すぎるハードルに挑もうとしている姿を見るとついつい「諦めろ」と言ってしまいそうになります。だけどそれは一番言っちゃいけないことなのかもしれません。大人はただ子供たちに可能性を提示してあげればそれで良いのかもしれませんね…
人間が錬金術を使うためには真理が必要、そして錬金術を究めれば人体錬成がやりたくなるのは当然だけれども、そのためには真理を代価に捧げなきゃならない…人間は真理に弄ばれてるのかもしれません。
さて2年後、お世話になった人たちに幸せを返して回るアルフォンス。
簡単なことだけど、なかなか実践できないことでもあります。世の中の人間全てがこれをできるのであれば、世界は幸せで包まれるかもしれませんね…
簡単なことだけど、なかなか実践できないことでもあります。世の中の人間全てがこれをできるのであれば、世界は幸せで包まれるかもしれませんね…
そしてエドワードも旅へと出ます。
ウィンリィ「整備の時はちゃんと予約の電話入れてね。」
エド「おー。」
さ、このプロポーズに対してどう答えるかでウィンリィの評価が決まります。管理人さん級の素晴らしい返しができるでしょーか?
ウィンリィ「あーもうどうして錬金術師ってそうなのよ。等価交換の法則とかってバッカじゃないの?」
つーわけで旅立ったエド。
駅員「あら?アルフォンス君に続いてエドワード君も旅に出るのかい?ちょっとは落ちついたらいいのに、あの兄弟は。」
ウィンリィ「あいつらはあれでいいのよ。」
良いこと言いますね、ウィンリィは。プロポーズの返事と合わせてこの子の評価が急上昇です。でもまぁ鋼の錬金術師において一番魅力的な女性はホークアイ中尉で鉄板ですけどね…
良いこと言いますね、ウィンリィは。プロポーズの返事と合わせてこの子の評価が急上昇です。でもまぁ鋼の錬金術師において一番魅力的な女性はホークアイ中尉で鉄板ですけどね…