ドクトル・ラーオ!
出ました一人称が「我輩」キャラ。漫画ならコロ助とかも我輩キャラですけども、実社会で我輩を使えるのはもはやデーモン閣下ただ1人だけだなぁ…
さらに仲町・ヒロ・ノリの前に現れたのが…
レディ・スパイダー!
好きですね、こーゆー造形。上半身が貴婦人で下半身が蜘蛛、素晴らしい。絶対に合わないと思える物同士を組み合わせてみると、そこに芸術が生まれるんですよね…
さらに三牛とナオタの前には…
フラッシュジミー!
あのサハラ決戦を生き延びた自動人形にして「新・真夜中のサーカス」団長。戦闘能力は低そうですが、彼のカメラは最終巻で重要な役割をこなすことになります。
さらにヴィルマの前にはこの自動人形。
ワイルド・ウエスト・ジェーン!
フラッシュジミーもそうなんですがこのワイルドウエストジェーンも4本腕。まぁ6本腕までいっちゃうとどーしてもアシュラマンになってしまいますからね(笑)
そしてそして、ついにこの4人が登場!
最後の四人(レ・デルニエ・キャトル)!
最古の四人はレ・キャトル・ピオネール。フランス語では123がアンドゥトロワなのは有名ですが4がキャトル。ピオネールとはpioneer、つまり英語で言うところのパイオニアです。これに対してレ・デルニエ・キャトルのデルニエとはdernierで最後という意味。
さてここでフランス語講座。なぜ最後の四人がレ・デルニエ・キャトルで最古の四人はレ・キャトル・ピオネールになるのか、なぜキャトルの位置が両者で異なるのか?フランス語では英語と違い名詞の後ろに形容詞がくるんです。レ・キャトルというのが「4人」という名詞で、その後ろに付けられたピオネールというのが「最古の」という形容詞です。従ってレ・キャトル・ピオネールで最古の四人。がしかし何事にも例外はあるもので、頻繁に使われる短い形容詞は名詞の前に付くことがあります。「最後の」を意味するデルニエはこの例外に該当するので最後の四人はレ・キャトル・デルニエではなくレ・デルニエ・キャトルという並びになるわけです。こー見えても俺は大学生時代第2選択外国語はフランス語でしたから(笑)
つーわけでまずは最後の四人の紅一点。
ディアマンティーナ!
実は彼女こそがこの物語のキーマンです。この子の歪んだ愛情こそがフェイスレスに己の間違いを気付かせるきっかけになりますからね…
そして最後の四人の2人目。
ブリゲッラ・カヴィッキオ・ダ・ヴァル・ブレンバーナ!
からくりサーカスの読者ならブリゲッラの名前は当然覚えているでしょーが、ブリゲッラのフルネームを覚えている人はまず存在しないでしょーからこの機会に覚えてしまいましょう。ブリゲッラのフルネームはブリゲッラ・カヴィッキオ・ダ・ヴァル・ブレンバーナです、テストに出ますよ(笑)
カピタン・グラツィアーノ!
最古の四人、すなわちアルレッキーノ・ドットーレ・パンタローネ・コロンビーヌの四人の名前はイタリアの即興喜劇「コメディア・デラルテ」の登場人物の名前に由来してますが、このコメディア・デラルテには他にブリゲッラ、さらにカピターノという登場人物も存在してます。カピタンってのは英語でいうところのcaptainの意味ですね…
ここで一休み。こんな自動人形も登場。
ポリグラフ・アンダーソン!まぁ色んな自動人形がいるということです。戦闘能力の高い自動人形ばかりが目立ちがちではありますけどね…
道化師ってのをフランス語で書くと「Harlequin」になります。これを英語読みするとハーレクイン、フランス語読みするとアルルカンになるわけです。からくりサーカスという物語はあるるかんに始まりハーレクインに終わるんです。
さてさて、涼子ちゃんを助けるためにグリフォンに立ち向かうのはリーゼ。
「次の瞬間には肉塊なり!」このセリフ好きです(笑)絶対に日常生活で使う機会の無い言葉には何か惹かれる魅力があるんですよ…
つーわけでグリフォンを懐柔したリーゼ。
布団叩きってさ、子供の頃絶対武器にして遊ぶんですよね(笑)
がしかしその頃最後の四人に連れていかれるしろがねと勝、それを阻止したのは…平馬!
好きですよ、こーゆーの。とりあえず火力で押し切っちゃえ的な発想は男の子らしくていいです。剣や拳で戦うのも良いです、根性や気合いで戦うのも良いです、だけどもとにかく火力重視というのもそれはそれで良いんです。