スポーツに限界はありません。だって50年前のスポーツ水準からすれば現在のスポーツ水準は夢の世界でしょうから。今から50年後は俺たちが想像できないレベルになっててもおかしくないよなぁ…
さてキャンプで吾郎のジャイロフォークを受けたキーン。
そりゃそーでしょうな。野球は打者を揺さぶってナンボですから。左右への変化で揺さぶり、縦の変化で揺さぶり、ストライクボールの出し入れで揺さぶり、緩急で揺さぶる、ピッチングというものはこれらの組み合わせですからね…
吾郎「見てるかい、おとさん…これがメジャーのマウンドだぜ。生まれた時から野球を見て…ボールに触れて…」
さて初登板、ここでコジローは三塁線にセフティーバントを試みますが…
さて試合途中ですがこの重要人物が登場。
さてこの初登板のマウンドで吾郎はとんでもないことやります。
そんな吾郎だったんですが大ファールを打たれたのをきっかけに乱調、そして自分から降板。
ノーヒットのまま降板する、この話になると間違いなく日本シリーズの山井の話にはなるんでしょーけどね。だけど俺は落合さんは悪くないと思う。胴上げ投手は岩瀬でいくということはチームだけでなくファンにとっても規定路線だったはず。そこであんなピッチングをしちゃった山井が悪い(笑)
ここまで来るのに66巻かかりましたけどね(笑)改めて振り返ってみるとメジャーっていう漫画は壮大な物語というか、寄り道が多すぎるというか…
左投手が嫌がること、それは三塁線へのセ-フティーバントなんです。捕球してから反転しなきゃ投げられませんからね、完全にランナーや一塁手も視界から消えちゃうので暴投もしやすいし。それを避けるためにとっさにグローブを外して右で投げた吾郎、元々右投げだったからこそできることですけどね…
リチャード・ワッツ!
ホーネッツにはまともにストーリーに絡めそうな選手がキーンしかいないんでね、テコ入れキャラは必要です。
初登板初先発でノーヒットノーラン、そんな選手いるわけがありません。がしかし日本プロ野球界にはいるんです。
近藤真市!
俺が小学校四年生の頃の話なんですがね、高卒の新人だった近藤さんが初登板でノーヒットノーランを達成したんです。しかもその時の対戦相手が讀賣だったというのが非常に小気味良いですな。肩の怪我さえなければとんでもない投手になっていた可能性もあるだけにちょっと残念な気持ちはありますが、この記録を再び達成できる投手なんて現れる気がしませんね…
ちなみに我が阪神タイガースも近藤さんをドラフトで取りにはいってたんですよ、いってるんですけど当たらないんです。前年の清原に続きクジの外れた阪神の外れ1位指名が猪俣だったんですが、そんな猪俣が阪神を戦力外になり中日に移籍して背負った背番号が近藤さんと同じ13番だったというのか何かの縁なのかなぁ…
ノーヒットのまま降板する、この話になると間違いなく日本シリーズの山井の話にはなるんでしょーけどね。だけど俺は落合さんは悪くないと思う。胴上げ投手は岩瀬でいくということはチームだけでなくファンにとっても規定路線だったはず。そこであんなピッチングをしちゃった山井が悪い(笑)
そんな吾郎に対し、ワッツがこの言葉を口にします。
イップス!
精神的なものを原因とする運動障害です。野球では多くの場合暴投癖としてこれが現れちゃうんですよね。うちの草野球チームのセカンドの小原くんも暴投癖があるんですが、彼はイップスだったんですね(笑)