さぁCブロック最後の試合に登場するのは…
ブラジリアン柔術、セルジオ・シルバ!
我々日本人の格闘技観を根底から打ち崩したもの、それはやはりブラジリアン柔術でしょう。なんでもアリの闘争であればやはり空手やキックボクシングといった打撃系、もしくはプロレスや相撲といった肉体系が勝つんだろうと大半の日本人が思っていたと思うんですよ、しかしその考えが間違いだったということを我々はホイスやノゲイラの戦いっぷりから知ってしまいましたからね。打撃無しであれだけ勝たれちゃうとさすがに考え方を変えざるをえなかったですよね…
しかーしそんなセルジオ・シルバ、一撃でKOされちゃいます。
首が千切れなかった事を喜ぶべきですかね…
そんなわけで試合会場に乱入した勇次郎、この男に詰め寄ります。
勇次郎「ステロイドか。」
「アンタは違うのかい。」
ジャック・ハンマー!
恥ずかしながら俺はこの時点では気付けませんでした。感の良い人なら気付けたんでしょーけども、まさか名前に秘密が隠されているとは思わねぇもんなぁ…
さてここからはDブロック、まず登場するのは…
そんな山本稔の対戦相手はジャガッタ・シャーマンだったんですが、この選手に変更です。
がしかし、この天内の攻撃はなかなかに強力なんです、何故ならば…真上からの踏み付けってさ、確かに反撃する方法が思いつきません。こちらからの攻撃は届かないわ、後ろに引いてダメージを軽減することもできませんし。さらに言えば人間の身体の構造的、上への攻撃よりも体重を乗せることができる下への攻撃の方が絶対破壊力は高くなりますからね…
シュートレスリング、山本稔!
こりゃやっぱりモデルは船木誠勝でしょな。一時期はパンクラスとか熱かったですけどね、やはり一番の問題点は「地味でテレビ的ではない」という欠点を克服しきれなかった点でしょーな。玄人ウケはするんだけども、興行的にはそれじゃ難しいもんねぇ…
天内流格技、天内悠!
天内流格技というのもよく分かりませんが、天内の肩書を見てみると「ボディーガード」になってますからね。まぁこの地上最強トーナメントにはいろんな肩書の選手が登場してるんですけどね、喧嘩師とか暴走族とか。まぁやはり笑えるのは夜叉猿の肩書「魔獣」と鎬紅葉の肩書「アスリート」ですかね(笑)
そんなわけで天内の戦い方は…
驚異的な跳躍力で飛び上がり着地せずに蹴り続ける、全出場選手中最もムチャクチャな戦い方をします。足首の力だけで垂直跳び50㎝くらい飛べるなら可能かもしれませんけどね…
さてDブロック第2試合、このおじさんが登場。バウンサー、リチャード・フィルス!
バウンサーとはバーやクラブで酔っ払った客をつまみ出す用心棒のことです。日本ならともかくアメリカの酔っ払いなんてとんでもない輩がいますからね、そこでなんと2000回喧嘩して無敗というとんでもないバウンサーがこのリチャード・フィルスなんです。
三戦!
あらゆる打撃に耐えうるそーです。そんなわきゃねーだろと思いますけどね(笑)
さて15試合目、今大会の最年長選手が登場。
渋川剛気!
実戦に初めて合気道を持ち込んだ大先生です。郭海皇と同様に「技」というものを極限まで極めた人物の一人ですね。正直言ってまさかベスト4まで残るとは思ってなかったもんなぁ…
そんな渋川先生と対戦するのが…
アマレス、ロジャー・ハーマン!
今大会6人目のレスラーですが、ショー的な技に特化したプロレス、関節技に特化したキャッチ・アズ・キャッチ・キャンとは異なり、アマレスはとにかく相手を投げて抑え込むという技術に特化したわけです。相手を投げて背中から落とすという技術なら柔道が一番なんでしょうが、どんな形だろうが相手を倒すということに関してはアマレスが最強でしょう。だって吉田沙保里を投げられる柔道家なんていないでしょ?
そしてようやく1回戦最後の試合が…
鎬紅葉vs鎬昂昇!
基本的に兄弟対決ってのは弟が勝つパターンの方が多いような気がしますけどね。兄が勝ったパターンは…ラオウvsトキくらいのもんでしょか。でも結局ラオウも弟に負けたもんなぁ…