さて最終決戦を目前に控えてやっと出会えたエドワードとウインリィ。
そりゃね、仮に日本国内が戦場になるんであればとりあえず身内は国外に逃がしますよ。そんなもん守りながら男は戦えません!
だけどもそんなエドをウインリィはモンキーレンチで殴打(笑)
ウインリィ「逃げろってなによ!身内だけ逃がしてどーすんのよ!あんたはこの国がどーにかなっちゃうのを止められないの⁉」
エド「止めてやるよ!止めてやるけど万が一って事があんだろが!」
ウインリィ「万が一も億が一も無いの!」
これは男女の考え方の差でしょーか。確かに男はまずマイナスのイメージから入る奴が多いような気がします。最悪の状況をまずシュミレーションしてからそれを避ける手段を講じつつ理想を目指す、男はそんな考え方の方が多いような気もします。だけども女は逆にプラスのイメージから入ってる感はあります。最高の結末だけを見据えて失敗した時の事は考えてない的な。まぁ全てが全てそうだとは言いませんが、そーゆー傾向はあると思いますよ…
そんなこんなで父親と合流したエド、そこにアルフォンスも合流して全員揃ったかと思いましたが…
?「そちらに付いたのですか、グリード。またそんな人間に身体を乗っ取られるなんて…」
人間に身体を乗っ取られたグリードを魂が弱いと吐き捨てたプライド、最終的には人間の身体を乗っ取ろうとして失敗します。実は1番魂が強かったのは人間ベースのホムンクルスであるラースであって、人間よりも上位種であると信じて疑わないホムンクルスの魂は実は脆弱だったのかもしれませんな…
さて完全な闇を作り出されて攻撃方法を失ったプライド、その隙に本体のセリムを攻撃するのは夜行性のハインケル。
ん?ライオンって夜行性だっけ?狩りの映像はほとんどが昼間のものやから勘違いしやすいけども、ライオンもネコである以上は夜行性かぁ…
さらに暗闇の中で襲撃してきたグラトニー、夜目の効かない一行はピンチを迎えますが…
リン「…息災で何より!」
ここでランファンが機械鎧を装着して復活!
……それにしてもこの機械鎧というものはどーやって動かしておるんでしょか?神経を繋いでる描写はあるんですがどこにもモーターらしきものは見当たらない。モーターでないとするならば…人工筋肉以外にはあり得ないよなぁ…
さて追い詰められたプライド、この難局を乗り切るために…グラトニーを捕食します!
暴食のグラトニーが喰われて死ぬ……このシーンを読み返してみて初めて気付きましたが、ホムンクルスの死に様には各々の特質が現れているんですな。色欲のラストは色男のマスタングに殺され、嫉妬のエンヴィーは人間を妬みながら死んでいき、強欲のグリードは欲しいものを手にいれて満足して消えていった。怠惰のスロウスは生きていることすらめんどくさがり、傲慢のプライドは自らの傲慢さを放棄したことにより敗れた。う~ん、鋼の錬金術師、よく考えられていますわ…