こーゆー話です。
さてさよなら絶望先生を初めて読む一見様が登場。
そんなわけで一見様は辛いので、さよなら絶望先生を読み込んでいる百見様が登場。
第112話「大導寺信輔の音声」芥川龍之介の「大導寺信輔の半生」より。
漫画作品に対してあまりにものめり込みすぎている奴もどうかなとは思いますよね。まぁかく言う俺もキン肉マンに関してなら相当読み込んでいる自信はあるけども、俺なんて問題にならないほどのマニアは山ほど存在してますからね…
最初の1コマ目。 寄席の提灯に書かれている落語家の名前、ここも当然色々と手が込んでます。「名探亭故難」「キュー亭ハニー」「バグっ亭ハニー」「シ亭コネクション」「ナンテッタッ亭愛$」etc面白いのも色々あるんですが、やはり一番目を引いたのは一番左端の「海に捨て亭」ですかね(笑)よくここでシータのセリフが思い付くよなぁ…
第113話「痴人のアリ」谷崎潤一郎「痴人の愛」より。
つーわけで冷静に考えればナシなんです。
第114話「大人の決行」太宰治「女の決闘」です。
「はじめてのおつかい」ならぬ「はじめての大人扱い」を受ける交くん。
さらにたたみかける大人扱い。
第115話「ダブルンの市民」これは「ダブリンの市民」。
あっちを立てればこっちが立たない、二重に拘束されている状態をダブルバインドと呼びます。
参拝したら文句言われるが参拝しなくても文句言われる、これはご存知靖国神社ですな。基本的に靖国に参拝してる政治家って票が欲しいだけにしか見えません、戦没者に哀悼の意を表したいのであれば他にいくらでも方法はありますからね…
第116話「最後の落葉」オー・ヘンリー「最後の一葉」より。
秋、葉っぱが落ちるなら気持ちも落ちます。そんな絶望先生は落ちゲーを勧められますが…
さて落ちた先には底があるものですが、底だと思ったらまだ二番底が待っていることがあるんです。
つーわけで底と二番底。
第117話「がっかりの葡萄」スタインベックの「怒りの葡萄」です。
底が44980円、二番底が39980円というのはプレステ3ですな。俺は買ってはいませんが、本体価格44,980円は高すぎると思いますけど。とはいえプレステ1も発売当初は39,800円だったそーですからね、あまり変わらんといえば変わらんのですけども…
森の中で泉を見つけた2のへ一同、そこはダメオーラの泉でした。
白人のアジア人蔑視オーラ、たしかにこれはあると思います。まぁ奴らにとってアジア人や黒人なんてのは植民地の原住民ですからね、蔑視するのもまぁ理解できますけどね。ただ同じアジア人でも文化レベルには大きな差があるということを欧米人には理解してほしいところです。アジア人として蔑視されることよりも、先進国の国民も途上国の国民もまとめてアジア人と扱われる方がイラッときますもんねぇ…
第118話「蘇る勤労」大藪春彦「蘇る金狼」ですね。
そしてラストには…
勤労感謝の日ということで、ニートを引き連れて労働者に感謝させて周る千里ちゃん、しかしニートから反論。
昔は深夜アニメなんか無かったんですよ、だからニートもいなかったんです。深夜アニメを全て放送禁止にしたらニートも減るんじゃないですかね(笑)
第119話「様々なる一周」小林秀雄「様々なる意匠」より。
一周回って戻っちゃってるんじゃないかという話。
萌え路線を経て墓場の鬼太郎へ、たしかにゲゲゲの鬼太郎はおかしな路線に走った時期がありました。結局のところ一周回って水木しげる的な鬼太郎がいいという話になるんですよね…
だけどホントにお前は一周したのかという奴もいます。
「~が一番。」と評価することは自由ですけどね、それはどれほど他を批判できるのかという点に帰結します。我が家には漫画が3000冊近くありますが、そんなの日本にある漫画の1%くらいしか満たないでしょうしね…
第120話「聖夜一夜物語」これは「千夜一夜物語」ですな。
普通の日常生活がクリスマスだとかわいそがられるという話。 たしかにこーゆー風潮はありますね…
こーゆー風潮も無いとは言い切れません。日本人ってこーゆーとこがおかしいんですよね…
つーわけでクリスマスは人を傷つける夜なんです。
ファミレスのクリスマスディナーは確かに傷付くわ。だけどクリスマスを祝おうなんて幸せな奴らはファミレスなんか来ないだろうし、あのメニューはクリスマスにファミレスなんかで飯を食う客とそこでバイトしてる連中を傷付けてるだけなのでは?
絶望先生の義務その13「きよ彦」です。少年マガジンの別冊紙であるドラゴンマガジンに4ページだけ書かれた絶望先生の登場人物だそーです。さすがに読んでないので分かりませんけどね…