「甲子園の夢破れた高校2年の夏。野球が終わった夏休みにコウを待っていたのは新たな出逢い。隣に引っ越してきた同級生の女の子は若葉にそっくりで…?心ざわめく四つ葉の野球青春ストーリー第11巻です!」と書いてありますね…
さて地方大会で負けたことを東に謝るコウでしたが…
東「おれのことなんか気にするな。」
エースが背負わないといけないものはたくさんありますからね。チームメイトや全校生徒からの期待だけならまだマシですよ、学校OBやその家族、挙げ句の果てには県民からの期待まで背負わされることもありますからねぇ…
さーてこの夏休み、超重要人物がコウの家の隣に引っ越してきます。
滝川あかね!この子の登場でクロスゲームという物語は転機を迎えます。逆に言えばこの子が登場しなかったらそれほど面白い物語にはならなかったかもしれません。若葉が死んじゃった時からあだち充の中でこの子の登場は予定されていたのかなぁ?
さて若葉の墓参りに向かった青葉、偶然コウとあかねちゃんの姿を見かけちゃいます。
さてそんな夏祭りでコウの前に現れたのは紅葉ちゃん。
そしてお隣さんとくればお約束。
さらに紅葉ちゃんに続いて青葉からも釘を刺されるコウ。
難しいところです。大好きだった子が死んじゃって、その子に瓜二つな子が現れた時にその子に惚れるか惚れないかといったらさすがに惚れちゃいますって。好きだった子とその子は別人だということが頭では分かってても、心はそう思ってはくんないだろうからね…