第131話「花係の森」三島由紀夫の「花ざかりの森」より。
お題は「花より団子」しかし日本人は花を見るばかりで団子を軽視しているのではないかという問題提起。
シールが欲しくて買ったはいいが本体のチョコは食べずに捨ててしまったり、これはもちろんビックリマンチョコですな。これを機に各メーカーは気付いたんですよ、別にお菓子とセットにする必要は無いんだと。だから現代ではカードだけが単体で売られているわけですね…
なるとの入ってないラーメン、確かに昔の俺なら花が無いと思ったことでしょう。だけど今となってはなるとが入ってるラーメンは逆に安っぽく見えてしまいますよね…
第132話「黄砂の女」これは安部公房「砂の女」です。
今回のお題は「触らぬ神に祟られる」
真ん中は言うまでもなく隣の国ですな。国民を統制するために共通の敵を作り出すのは当然の手法なんでしょうが、韓国はともかく日本を敵国扱いするのは的外れよなぁ…
第133話「対象街の殺人」これは「モルグ街の殺人」から。
今回のお題は「対象外」。
たしかにハーゲンダッツは絶対にセール対象外だわ…
そして言っちゃいけないことを言うのが可符香ちゃん。
パチンコという遊戯については政府はもちろんマスコミも滅多に触れることはありませんね。裏でどんな力が働いてるのかは知りませんけど…
第134話「春の郵便配達は二度ベルを鳴らす」ジェームズ・ケイン「郵便配達は二度ベルを鳴らす」より。
お題は「春の便り」
今回のお題はデモ行進ならぬ「でも行進」。
つーわけで「でも行進」の例。
巨人の他球団からの選手補強反対「でも」けっきょく強くないし、これはその通りではあります。巨人が優勝しないんならいくらでも補強してもらって構わないんですよ、俺は。
第137話「おもひこみでぽろぽろ」これはジブリの「おもひでぽろぽろ」
お題はプラシーボ(偽薬)効果。効果の無いものでも人は思い込みでその効果を感じてしまうということです。
つーわけでプラシーボ効果の数々。
絶望先生をしっかりと読むと必ずどこかに貼ってあります。
第138話「曰く、過程の幸福は諸悪の本」太宰治の「家庭の幸福」の一節より。
結論よりも過程ばかり重視されてるじゃないかという話
そして日本人の過程好きはここに極まれり。
試合終了前でも延長はしない野球放送、あれにはやきもきさせられたもんです。プロ野球は結果だけ見ても面白くないもんなんですが、途中で終わっちゃうと結果が気になって仕方ないですもんね。でもまぁ我が家はCATVの導入によりこの問題は解決されました。
俺はこれ絶対無理。並んでまで飯を食うなんて考えられません。コンビニやスーパーのレジ、遊園地の人気アトラクションは多少並ばなけりゃいけないのも我慢できますが、飯屋に並んで入るなんて不愉快でしかない。よくあんなの並ぶ奴いるよなぁ…
第139話「決定無罪」これは「推定無罪」ですな。
今回は物事の決定権(キャスティングボート)についての話。
そしてやはり人類存亡に関しても決定権を握らされることが多々あります。
第140話「言葉のある世界」田村隆一「言葉のない世界」より。
表現を言い換えることによってソフトにしようという話。
そして惨敗した日本代表に対しては…
逆にソフトな表現をハードな元の表現へと戻す千里ちゃん。
確かによく見る表現です。負けた瞬間はやっぱ悔しいんですが、次の日の朝刊で「惨敗」という表現を見ると悔しさがぶり返してしまいますからね、こーゆー表現はアリだと思います。だけど負けた直後にこーゆー事を言う解説者やアナウンサーは嫌いですね…
そして世の中にいっぱいあるソフトな言い換え。みのもんたの言う「おじょうさん」は確かに見事です。俺も50代くらいまでの女性なら「お姉さん」と呼びますが、おじょうさんと呼ぶのはさすがにハードルが高過ぎます…