ついに大魔王との戦いが始まります!
さて自分の体内に黒の核晶が仕掛けられているのを知ったハドラー。
ハドラーがこの事実を知らなければ、ハドラーがバーンに反旗を翻すこともなかったでしょうし、死神のトラップからダイとポップを護ることもなかったでしょう。結局はこの行為が大魔王バーンの首を締める行為となってしまったわけですね…
そこに現れたミストバーン。ついに、ついにその秘密のヴェールを脱ぎ去ります!
つーわけで黒の核晶が大爆発、吹き飛んだ死の大地から浮上したのが…
遠距離からさ、メドローアを撃てば破壊できるんではないでしょうか(笑)
そんなわけで大陸が吹き飛ぶほどの大爆発にもかかわらず、近くに倒れてたダイは無傷。何故ならば…
父親が全てを受け止めたんです。ただ息子を守るために…
つーわけでご臨終。
ダイ「うそだっ!真の竜の騎士は…本物の竜の騎士は最強なんだろっ!どんなことがあったって死んだりするもんか!死んだり…死んだりしないよおっ!」
バラン「…泣くな…ダイ。わたしは真の竜の騎士ではない…力も…魔力もあったが…心が無かった…おまえにはそれがある。おまえを育てた怪物というのは…私などよりずっと…正しい…人の心を持っていたのだろうな…私の死などで泣くことは無い…おまえにとってはその方が父だ…」
ダイ「ちっ…ちがうよ…じいちゃんは…じいちゃんだ…おれの…父さん…とはちがうっ…!」
バラン「…な、なんだ…?もう…言葉すら…よく聞き取れん…」
ここでクロコダインが突然カットイン。
いい仕事しますね、獣王。戦闘においてはダメダメですけど(笑)
バラン「…泣くな…ダイ…強く…強く…生…き…ろ…」
初めて「父さん」と呼べた瞬間、それは父との永遠の別れの瞬間でもあるんですよね…こんな悲しいことありませんよ…
さてここで一気に進もうとするヒュンケル達、これに対してポップはダイの気持ちを考えて一時撤退を主張しますが、ダイは進撃を決意。
がしかし、ここでついに残りの敵が全員集結!
つーわけでバーンの放つメラゾーマはこちら。
そしてこのカイザーフェニックス、まさかの連射可能。ナチュラルやまびこのぼうしです。まぁ山彦メラゾーマというのはあまり使った記憶がありませんけどね。使うならやはり山彦イオナズンです。破壊の鉄球でなぎ倒すのもいいですが、山彦イオナズンで一掃するのもまた爽快です。
この3人が一斉に来られると心折れかねませんね。DQⅡでレベル低い時にマンドリル×4に出会うくらいの絶望感です(笑)
雰囲気的には変身前のミルドラースっぽいですかね。DQの大ボスは人型→魔物型と変身するのが定番ですが、大魔王バーンは老人型→青年型→魔物型という三段変身ですからね…
本来ならこういった強敵に対して真っ先に突っ込んでいってやられるのは噛ませの天才クロコダインの役割なんですけどね(笑)大魔王バーンの底知れぬ強さを読者に強烈にアピールするためにはもはやクロコダインでは役不足か…
同じ呪文でも使用者が異なれば威力も異なる、当たり前のことのようにも思えるこのシステムはDQの世界には長らく導入されませんでした。呪文の威力を左右しそうな「かしこさ」というステータス値、あれが呪文の威力に影響を及ぼすようになったのはDQⅧ以降のことでね、それ以前はほぼ意味のないステータスだったんです。レベルアップ時に新しい呪文を覚えるかどうかの判定のために使われるくらいだったんですよね、かしこさの値って。だからね、かしこさの種って実は最も不要なアイテムなんです。
カイザーフェニックス!
あまりにも強大すぎる魔力のために炎が鳳凰に変わってしまうという大魔王バーンの代名詞的超呪文ですが…バーンがベギラゴンやマヒャドを使っていたらどーなったんでしょうかね?
うん、クロコダインが吹っ飛ばされるとなんか安心します(笑)もはやこれはルーティーンなんでしょうね…
さて困った一同はポップのメドローアに賭けますが…
やはり使いづらかったという印象はありますね。味方からの回復呪文すら反射してしまうのは正直めんどくさい、それなら呪文ダメージをくらってもいいから普通に回復しながら戦う方が確実でしたもんね…
でもDQⅨからは味方からの呪文は反射しないという仕様のマホカンタに変更されたそーです。便利なのはいいことだけども、逆にDQシリーズがどんどん簡単になっていってる気もしちゃいますね…
つーわけで手も足も出ないのでポップのルーラで逃げようとしましたが…謎の障壁に阻まれて失敗。
「ボス敵からは逃げられない」こんなのRPGの常識なんですが、ホントに追い詰められた時には一か八か「にげる」コマンドを選択したくもなるんですよね…