さてアイアン・マイケルには勝利したものの満身創痍の柴千春のリザーバーとして、この選手が出てきます。
アレキサンダー・ガーレン!
ロシア出身のレスラーでこの名前、そのモデルは言うまでもありませんね…
霊長類最強の男、アレクサンドル・カレリン!
レスリングという競技において最も有名な人物でしょう。オリンピック三連覇、世界選手権九連覇、吉田沙保里は7年間無敗でしたがカレリンは13年間無敗ですからねぇ…
ちなみにカレリンでも達成できなかった個人種目オリンピック四連覇にリオ五輪で挑むのが伊調馨と吉田沙保里。過去四連覇を達成したのは円盤投げのアル・オーターと走り幅跳びのカール・ルイスの2人だけ。三連覇ならカレリン以外にもいるんですけどね、やり投げのゼレズニーや野村忠宏、200m個人リレーのマイケルフェルプスとかね…
そんなガーレン、控え室で花山を瞬殺。
新キャラの強さを簡単に読者に伝えるために仕方ないとはいえ、花山は噛ませキャラとしては使って欲しくないという気持ちはありますけどね…
そんなわけで二回戦第6試合、この試合で勝った方がガーレンと対戦。
ジャック・ハンマーvs三崎健吾!
まさに日本人vs欧米人という体格差です。筋肉の質の違いとかはさておき、やはり身長差がある程度詰まらないと勝負にはなりませんよね…
こういう柔よく剛を制す的な発想はアジア的な発想なのかもね。元々の体格がデカい欧米人は関節を極める前に殴り倒すという発想ですもんねぇ…
さらに攻める少林寺拳法、ここに打撃を加えます。
仏骨!
仏骨とはのどぼとけのことです。ここも当然人間の急所な訳ですが、のどぼとけを潰されると死に至るそーです。まぁ確かにここ潰されると呼吸は不可能ですもんねぇ…
噛みつき!
卑怯じゃないんです。地球上のほとんどの生物が噛みつきを最大の武器として使っていますからね、むしろこれを使わない人間の方がおかしいんです。そしてその事実を我々に気付かせてくれたのがジャックなんです。ジャック=噛みつきといっても良いくらいのインパクトがこれにはありましたからね…