さてモンサンミシェルに侵入した涼子ちゃん、追うのはOの2人。
人が絶対に言ってはいけない禁断のセリフ、それが「子猫ちゃん」なんですけどね(笑)
そして外のリーゼにはドクトル・ラーオがリベンジ。
いっぱい連れて来てますが、名前が判明している幻獣はスフィンクス、ヘビ女のボウイナ、半人半獣のケンタウロスの3体のみ。想像するなら右下の半人半牛はミノタウロス、その上のネコはケットシーってとこですかね…
しかしリーゼはさらに恐ろしい幻獣の巣穴へ落ちちゃいます。
リーゼ「姉サンノヨウニ 獣ニ食ベラレテ!」
つーわけで猛獣娘の本領発揮。
リーゼ「そうダ…私はマサルサンに一度死んダ命を助けられタ…!そのマサルサンさを助けるタメに私は来タンダ!もともとナイイノチ…何を恐レルコトがアル⁉︎」
つーわけで全員懐柔。
リーゼ「ドクトル・ラーオ…」
もはや猛獣使いを越えて幻獣使いと化したリーゼさん、貴重な戦力となりました。つーかからくりサーカスはサハラ戦以降慢性的な戦力不足だったんですよ。自動人形とまともに戦えるのが鳴海・勝・しろがね・ギイ・ジョージ・阿紫花さんくらいしか残ってませんでしたからね…
何百年もフランシーヌ人形を笑わせるためだけに存在してきたアルレッキーノ、その答えはあんがい近くに転がってるもんなんです。フランシーヌ人形に赤ん坊のエレオノールが微笑んだ時のようにね…
さてその頃地下では勝&コロンビーヌがOの本体を冷凍保存から解放。
つーわけでここからの勝の敵はナイア・スティール。
死ぬのは怖い、そりゃ誰でもそうです。だけどどんな命も死からは逃れられないからこそ受け入れることもできるわけです。しかし一度不死の命を手にしまって死というものの恐怖から解放されてしまったOは、もはや死を受け入れることはできなくなっちゃうわけですな…
ナイアの本体の名前はクレール。ルシール婆ちゃんやアルメンドラ、フウと同じくあの惨劇の日にクローグ村にいた最古のしろがねの1人です。最古のしろがねと他のしろがねには根本的な違いがあってね、最古のしろがねはフランシーヌや最古の四人に対し直接的な怨みがあるんですよ。その怨みを持ち続けたルシールのようなしろがねもいれば、その怨みを忘れたナイアのようなしろがねもいるのは興味深いことです。
そんなナイア、クローグ村で家族を殺され、ゾナハ病に感染し、戦い続けるしろがねへと変貌して何もいい事が無かった人生なわけで…
ナイア「私はゾナハ病にかかってからずっと不幸だった!だから何も知らない他のヤツらの代わりに今度は私が幸せになったっていいじゃない!」勝「…ダメなんだよ…」
ナイア「…え…?」
そんなわけで勝を襲うのはフェイスレス&最後の四人。多勢に無勢でしたが、ここで勝チーム結成。
がしかしフェイスレスに捕らえられた勝、ついにフェイスレスの記憶をダウンロードされちゃいます。
からくりサーカスもいよいよ大詰めです。まぁまだ残り5巻もありますけどね(笑)
1鳴海
2勝
3エレオノール
4ギイ
5阿紫花さん
6リーゼ
7平馬
8ヴィルマ
9コロンビーヌ
戦えるのはこの9人ですかね。ジョージは死んじゃったしミンシアはリタイアしちゃったからね…
からくりサーカスもいよいよ大詰めです。まぁまだ残り5巻もありますけどね(笑)