第41話「白い虚構」これはもちろん「白い巨塔」より。
最初のお題は相手の事を思いやった嘘、ホワイトライ。
これは日本人の得意とするところでしょう。世渡りが上手いかどーかはとどのつまり嘘をつくのが上手いかどーかということか…
そんなわけでホワイトライを探しに出かけます。
たしかに。あの新郎新婦の上司の挨拶ってのはホワイトライだらけです。思ってもない事を言わなきゃいけない上司ってのは大変ですよ…
やはり日本人はみんな優しいんです。
「株価は5倍になるわ」これは細木数子が堀江貴文の未来を観た結果出てきた言葉ですが、ご存知の通りライブドア株はその後暴落&上場廃止。あのばーさん、間違いなく地獄に落ちるわ(笑)
がしかしホワイトライを認めない千里ちゃん、先ほどの結婚式場へ乱入。
結婚式テロってめっちゃ面白そうやね(笑)考えてみれば披露宴に呼ばれてる友人達は皆1つくらいは新郎新婦の表沙汰に出来ないネタを抱えているでしょーからね、全員テロリストみたいなもんです。
そして世の中にある嘘を真実にした結果…
絶望先生における義務その5「コウノトリと赤ちゃん」ですな。この義務というものの存在を知らないと、突然背景にコウノトリや櫻井よしこが描かれてる絶望先生という漫画が不気味に思えてきちゃいますから。
そしてラストに可符香ちゃんからのホワイトライ。
ゲド戦記か…たしかにあれは面白かったですね(笑)
第42話「シミと毒出し」これは遠藤周作「海と毒薬」。
今回は温泉でデトックス、みんな毒が抜けちゃいました。
俺の友達にね、中学生日記に出演してた奴がいるのよ。その映像を見ると面白いのなんの。ただでさえ素人の演技は笑えるのに、それが知り合いだとくればもう笑いが止まりません^_^
つーわけで何でもかんでも毒抜きしちゃうのも問題だと。
たしかにワイドショーから毒を抜くとはなまるマーケットみたくなるんでしょうな。まぁ観ないけど。もう終わったし。
第43話「雪よさらば」これはヘミングウェイの「武器よさらば」
春といえば雪どけ、そして雪どけといえば確執からの和解を指す言葉ですが
…世の中にはダメ雪どけの方が多いんです。
ドンキの出店計画は必ず周辺住民との軋轢を巻き起こしてますが、近所にあれば間違いなく便利なんですけどね。近所にできると治安が一気に悪化するのは職安とオートレース場でしょう(笑)
他にもダメな雪どけはいっぱい。
「ヌードにはなりませんと事務所と大モメもBUBKAプライベート写真流出。それなら正式にヘアヌード発売しちゃえと雪どけ」これは菅野美穂ですな。堺雅人と結婚した後に言うのもなんですが、なんで芸能人はこんな黒歴史をわざわざ作っちゃうんだろうねぇ?
がしかし、雪は雪でも溶けない永久凍土もあるんです。
早稲田と慶應、これはたしかに永久凍土ですわ。俺も未だに慶應生を見ると敵だと認識してしまいます。別に慶應をライバルだなんて思ってません、単なる「敵」です。マキコとムネオが雪どけしようが、ホサカとホテイが雪どけしようが、早稲田と慶應は無理だなぁ…
第44話「注文は聞かない料理店」もちろん宮沢賢治の「注文の多い料理店」より。
万世橋、これを渡ると秋葉原という有名な橋なんですがね、以前仕事を終えた後時間が空いたので万世橋で考えた事があったんですよ。渡って秋葉原で時間を潰そうか、それとも神保町行って買い物しようかと。結局万世橋は渡らずに神保町へ向けて歩き出したんですが、しばらくして聞こえてきたのはおびただしいサイレンの音。後でニュース見てビックリしたんですが、秋葉原のホコ天にダンプで突っ込んでナイフ持って暴れたあの事件がちょうど発生してたんです。あの時万世橋を渡ってたらあの事件とドンピシャで遭遇してたかもしれません…
つーわけで今回のお題は天才というものは自己完結がちでなかなか理解されないという話です。
Dr.中松の作ったエンジンはたしかに現代では理解されていませんな。水だけで動くエンジンはまだしも、宇宙エネルギーとやらで永久に動くエンジンは全くもって理解不能。だけど3万年経ったらどうなってるか分からねえよなぁ…
第45話「身のたけくらべ」もちろん樋口一葉「たけくらべ」より。
身体測定、それだけじゃなく身の丈も測れよという話。
東京ドームで草野球、たしかに身の丈に合わないですけどこれは野球小僧の夢です。ちなみに平日なら2時間35万円で借りられます。まぁこんなもんかとも思う反面、広島マツダスタジアムは朝から夜中まで借りてもたったの6万円(笑)
つーわけで人間起きて半畳寝て一畳が身の丈に合った暮らしだということで、全員千里ちゃんにとっ捕まりました。
これは間違ってますね。ウルトラ兄弟をこうやって捕まえたのは、ゼットンではなくこの宇宙人です。
ヒッポリト星人!
ゾフィー・マン・セブン・新マン・エース、さらにウルトラの父まで戦闘不能にしたおそるべき宇宙人です。戦闘能力に関してだけ言えばゼットンやキングジョーにはかなわないのかもしれませんが、ウルトラ兄弟をあそこまで追い込んだという点に関してはヒッポリト星人・タイラント・エースキラー、この3人はホントあと一歩でしたね…
第46話「ベタ・セクシャリス」これは森鴎外の「ヰタ・セクスアリス」より。
見た感じ悪い子だけど実は心優しい…というわけでもなく見たまんまの悪い子。まぁ見た目悪くて実はいい奴ってのは多いですが、見た目善人なのに中身が黒い奴はそれ以上に多いよなぁ…
そしてここで真夜ちゃん以上に重要なキャラが登場。
さよなら絶望先生の義務その7「棒犬」です。何が義務化するのか、登場した時点では全く予想できませんなぁ…
さて今回は「人は証拠が揃いすぎてると逆に信じない」という話。
たしかにそーだわ。証拠過多の状況って逆に何者かの陰謀を疑ってしまうもんな…
第47話「夢無し芳一の話」小泉八雲「耳無芳一の話」ですな。
いきなり宣言します。
よーく考えてみると千と千尋の神隠しって夢オチですよね。さすがに今の時代にストレートすぎる夢オチは出てはこないでしょーけどね…
つーわけで夢オチであれば何でもアリ。
下のはアンパンマンを刺殺してるバタ子さんですな(笑)右上のやつは何だろうかと思ったら、3×3EYESで絶対に死なないはずの八雲を抱えてる三只眼のパイということか…
第48話「ヨボー家の人々」ロジェ・マルタン・デュ・ガールの「チボー家の人々」です。
今回はあらかじめ予防してたことが裏目に出ることばかりという話。
「定期的に暗証番号は変更してください」最近よく目にする言葉ですが、じゃあ暗証番号忘れたら責任とってくれるんかいと問いたい。4ケタの数字なら構わんけどさ、アルファベットと組み合わせないかんパスワードなんて覚えきれんよ…
つーわけで予防するとだいたいが裏目に出ます。
結構いましたよ、こーゆー高校生。俺もそーだったし(笑)つーか近所にコンビニとかが一切無いからさ、いざとなってから買いに行くなんて事ができないんですよ、田舎の人間って…
とはいえ負けたときのために予防線を張っておくことも大事。
負けた時にいいわけできるようにファミスタでわざと弱いチームを使う、気持ちは分かりますね。だけども俺が使うチームはT(タイタンズ)かN(ナムコスターズ)かM(メジャーリーガーズ)の三択でした。間違ってもGなんて使わねえ!
第49話「暗夜号路」志賀直哉の暗夜行路です。
今回は物事はわざと複雑に暗号化されているというお話。
うん、たしかに郵便番号7桁化はややこい。俺、未だに自分の住所の郵便番号覚えてませんから(笑)
そしてあらゆる暗号を読解するまといちゃん。
たしかにラーメン屋のトッピングシステムは好かん。全部のせがあまりにも高すぎてさ、庶民の食べ物じゃなくなってきちゃってるよぅ…
第50話「新しくない人よ 目覚めよ」大江健三郎の「新しい人よ眼ざめよ」です。
今回は一旧さんが登場するんですが…
背景の看板、分かりますかね?これには「模型のスネ吉」と書いてあります(笑)絶望先生は一通り読み終わった後にも、次に背景を細かく読んでいくという楽しみが残されているんです。すぐにブックオフに並ぶ漫画はこーゆーとこが足らんのです。