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きよの漫画考察日記1917 キャプテン翼ワールドユース編第13巻

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セキセイインコ青

さていよいよワールドユース本大会開幕。その裏方にはこんな人がいました。
{EDB702A9-42EE-483A-8BA2-78D074357B82}田園調布のマダムみたいな服装でスカウト活動を行っていた松本香、華麗なる転職です(笑)それにしてもスカウトを行なう人のことを「スカウター」なんて呼ぶのは初めて見ましたね…

さぁワールドユース開幕戦、日本の応援団は充実。
{856A94F5-CCB6-4DDD-B43E-A20C9395FEFB}石崎くんのニックネームが「ファンキーガッツマン」だと判明したシーンです。これで日本のスタメン陣のニックネームはほぼ出揃いました、まだニックネームが無いのは反町やタケシ、高杉といったところですか…

さて日本と対戦するメキシコユース、守るのがエスパダスなら攻めるのはこの5人です。
{4C52555F-9A12-4FD5-95AB-5A83D624CBBF}太陽の5戦士!
一番前のバンダナ小僧がロペス、真ん中の髪を縛った反町みたいなのがアルベス、右側の特徴がないのがスアレス、左側のサイボーグ009に登場するジェットみたいな奴がサラゴサ、一番後ろのおデブちゃんがガルシア。まぁガルシアだけ覚えておけば十分です。

さてオープニングシュートは葵でしたがこれを難なくキャッチするエスパダス、若島津以上の攻撃的GKとの評判はこーゆーことでした。
{75FC3FA3-B048-4EFB-B223-DB1A94FBA71C}若島津も若林もオーバーラップしてシュートを撃ったことはありますが、自陣ゴール前からドリブルで駆け上がるなんていうムチャな事はさすがにしたことがありません。ミラクルキーパーエスパダス、ミラクルというかやり過ぎです(笑)

さてGKでありながらチームのアシスト王というエスパダス、ゴール前の太陽の5戦士へパスを送りますが…
{8F70D02E-BD75-4811-A04E-52C9913FD205}まさかの5人まとめてオフサイド(笑)

さてエスパダスがオーバーラップしたせいでがら空きのメキシコゴール、当然松山から前線へイーグルパス。
{0C0A3B69-57CC-491F-92EC-FC15738EA744}虎ってこんな顔だったっけ?猫にしか見えんのよなぁ…

そんなわけで放たれた日向のシュートでしたが、とんでもないスピードで戻ってきたエスパダスはこれをキャッチ。失点のピンチにヒヤリとしてさすがに懲りたかと思いきや…
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こんなキーパーがもしチームメイトだったら、俺は殴ってでもオーバーラップをやめさせるけどね(笑)

そんなわけでエスパダスからのパスに飛ぶ太陽の5戦士、迎え撃つのは立花兄弟!
{AA49BBE8-9C5B-4ED0-816D-D9ADEF2A8F2F}太陽の5戦士とはいいながら、ガルシアは単なる土台です。立花兄弟を飛ばす次藤は発射台ですが、ガルシアは本当に単なる土台です(笑)

そして地味な選手ながら生意気にも必殺シュートを保有していたロペスのルチャ殺法。{5C84A2C2-3540-487A-9AF0-BC754C875E30}トペコンヒーロシュート!
プロレスで場外の敵に対し、トップロープを飛び越えて前転しながら体当たりするのを見たことはありませんか?あれがトペ・コンヒーロです。スペイン語のプロレス技はかっこいいのが多いんです。

しかし立花兄弟に制空権を支配された太陽の5戦士、なので地上戦に持ち込みます。
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ゴムボールならともかく、革製のサッカーボールを踏みつけてもここまでは変形しませんけどね…

つーわけでボールをひしゃげさせておいて走り込むのは、単なる土台かと思われていたガルシア。
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{D82EF226-0371-49CF-BCEA-B9BD192DA83C}ビッグバンシュート!
変形した状態のボールを蹴っているためにツインシュート以上に揺れるという厄介なシュートです。惑星をふっとばせるかどうかはやってみなけりゃ分かりませんな(笑)

さてこーゆー揺れるシュートに対しては森崎君のように「身体のどこかに当たってくれ!」的な止め方が有効なんですが、空手キーパー若島津は面ではなく点で止めちゃいます。
{0D9CF80E-BA4A-495F-AAF2-D9CF6789AD00}若堂流 正拳ディフェンス!
惑星をも吹き飛ばすビッグバンシュートを弾き返してるということは、若島津の拳もまた惑星を破壊できるということです(笑)

さてさて日本とメキシコが戦っているその頃、日本と同じ予選グループに属するこの国の代表が来日。
{BDF06A1E-D65D-4D38-A7F0-E3942BAF2B6A}Jrユース編では西ドイツを引き立てるだけの噛ませ犬だったウルグアイ、今大会ではアルゼンチンを凌ぐ目立ちっぷりです。
ところで気になったのはビクトリーノの後ろにいる選手です。ちょっと拡大してみました。
{55E3BD84-6794-464C-B9BD-3F67E23AACC1}これじゃただのチンピラです(笑)


さて試合の方は後半30分が経過、膠着状態の中メキシコユースに問題発生。
{03B4E19A-5B3F-4B07-8BE4-2C10715D6DE2}自業自得ってやつですな(笑)

つーわけで土台としての役割を果たせなくなったガルシア、自ら飛びます。
{2E57D223-8E3D-4067-9B26-ECC32B2B83EB}この試合を最後にサッカーを捨ててプロレスに転向することを決めていたガルシア、最後なので後腐れなくムチャクチャやります。
{0304C3AE-306E-4AF9-BCDB-BD6566468382}当然の一発レッド(笑)どうせ潰すなら立花兄弟ではなく翼くんあたりを狙った方がまだ良かったかもしれませんがね…

つーわけで立花兄弟は負傷退場、しかし土台であるガルシアも退場してしまったのでもはやルチャ殺法は使えないと思いきや、メキシコユースはまだまだ飛び続けます。
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ぶははっ爆笑スイング式投げ捨てDDTですってよ、ロペスの首が折れちゃうって(笑)

がしかし若島津に叩き落とされるロペス、それでもこのこぼれ球に飛び込む男がいます。
{479232EB-3BE7-48EB-AFC2-9DDDE80618EB}白いコンドル、エスパダス!
翼くんが鷹、松山が鷲、新田が隼、そしてエスパダスはコンドルです。これで猛禽類はあらかた使い果たしてしまいましたかね、残ってるのは…フクロウとか?

そんなエスパダスの蹴り足の角度を見て見事に反応する若島津、しかしエスパダスの方が一枚上手でした。
{9650D22E-CEAD-4B76-A000-641F7118BFE3}トリックシュート!
右足で蹴ったシュートを左足に当てて方向を変える…まぁ理論的には不可能ではないでしょうが、まず無理です。右足でボールを蹴る時に左足を前に出しておくなんて不自然極まりない体勢にならざるを得ません。

そんなわけで追いかける立場になった全日本ユース。
{A587B820-C7ED-482A-9DBF-A3F6967FA603}こーして見てみると全日本ユースの弱点はFW陣の層の薄さだということがよく分かります。日向小次郎という絶対的エースがいるがゆえに、新田・反町・来生・滝というFW陣が全く成長できていませんからね…

そして1点を追いかける全日本は必殺シュート攻勢に出ます。
{E1F1BE25-4BD0-4BBE-8A18-91DFF5347262}新田が隼シュート、三杉くんがドライブシュート、早田がカミソリシュートを放つ中、反町がダイビングヘッドというのは悲壮感漂いますな(笑)FWなのに必殺シュートが無いというのは致命的な欠陥です…

しかしこの必殺シュート攻勢を全て防ぐエスパダス、絶対無敵だった雷獣シュートすら防いでしまいます。
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まぁハングリーパワーの存在を否定はしませんが、それにも増して最近感じることは金持ちの子供の精神的な弱さです。ハングリーだから強いんではなく、裕福な家庭で甘やかされて育った子供が弱すぎるのかもしれません…

そんなこんなで1点ビハインドのまま後半ロスタイム、ここで翼くんはゴール前で怒涛のドリブル突破。{B1249470-3AA2-45D1-8647-C1862100ECDB}5人飛び越えちゃいます(笑)もう何でもアリだなぁ…

さらにここで三杉くんから絶妙なフォロー。
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がしかし、なぜか急に他人行儀になる翼くん。
{B1BF1466-790C-4DB0-B3A8-A55039021AE7}なぜ急にさん付け?

がしかし最後の最後、エスパダスだけは抜くことはできず。しかしそのこぼれ球に飛び込んだのは翼くんの最高の相棒岬くんではなく…
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高橋陽一はとにかく葵を活躍させたいんでしょうけども、やはり連載初期からキャプテン翼を読んでいる世代としては「こんなポッと出の新キャラが活躍するのは気にくわん」という気持ちにはなりますよね。俺たちの心をあれほど熱くした三杉くんや岬くん、日向やディアスやシュナイダーが単なる引き立て役に回らされるのは寂しいもんですよ…

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