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きよの漫画考察日記1958 だがしかし第1巻 後編

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だがしかし1巻、その後編です。


さて登場人物がココノツとほたるちゃんとココノツの親父の3人だけだったこの「だがしかし」、第7話にしてよーやく周りのキャラが登場し始めます。{2588A6EE-CBAD-42BE-861A-CA34D85671BA}
遠藤豆!
この名前でこの風貌…Dr.スランプに登場してた空豆タロウを連想したのは俺だけではないはず。

そんな豆くんの妹が…{A9CCAFCC-A079-418C-AABE-061748B29001}遠藤サヤ!
「だがしかし」のもう1人のヒロインです。徹底的にボケてくる登場人物ばかりの中、一般人の目線から冷静なツッコミを入れれるポジションは実はおいしいんですよね。
ちなみに名前の由来はもちろん「サヤエンドウ」ですねな。

そんなサヤちゃんは実はココノツの事が好きなものの、それに気づかないココノツはサヤちゃんの前でほたるちゃんの存在が気になる発言。当然不機嫌になるサヤちゃん。
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がしかし、このコーヒーを迷わず飲み干すココノツ。
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とんだたらし野郎ですな(笑)この三角関係の動向も気になるところではありますが…漫画の主題に全く関係がない以上、劇的な進展は無いまま進んでいくんでしょうね…

そんなサヤちゃんにココノツからプレゼント。
{B3E7BFC2-9772-4A3C-A617-DC786409D5FE}コーヒー牛乳キャンディ!
これは昔からありましたよね。コーヒーをほとんど飲む機会の無い子供にとってはなかなかに貴重な機会ではありましたけどね…


さてそんなサヤちゃんとほたるちゃんが出会います。
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都会の人には分からないことかもしれませんが、田舎では油断してると田んぼに落ちます(笑)

そしてサヤちゃん家でコーヒーをご馳走になるほたるちゃん、ここでコーヒーに合う駄菓子が登場。
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ヤングドーナツ!
これを駄菓子というのかおやつと呼ぶのかは線引きが難しいところだとは思いますが。でもやっぱ買ってすぐに外で気軽に食べられるという観点から見れば駄菓子なのかなぁ…


さて次のお題はこれ。
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ブタメン!
このブタメン、たしかに見かけることはありますが食べた記憶がない。調べてみたところやはり製造が始まったのが1993年、比較的新しい駄菓子だそーです。その頃俺は高校一年生ですからね、知らなくても無理はない。それにおやつカンパニーといえば我々の世代はベビースターラーメン一択ですもんね…


次、テンポよくいきましょう。
{04854837-3444-42C6-AC3D-45BFB8500E8B}くるくるぼーゼリー!
これは俺の子供時代からあった。と思うけど100%の自信は持てません。似たような駄菓子が色んなメーカーから発売されてた時代だったからなぁ…


次の駄菓子は食べていたと100%断言できます。
{4774DBFD-F6FE-4BA6-ACB9-58211565BAA7}フエラムネ!
懐かしい。そして完全に忘れていましたが、たしかにパッケージの下の方におもちゃがくっ付いてましたわ。今の世の中基準で考えるとおもちゃとは呼べないゴミみたいなオマケでしたが、まぁ当時としてはギリ許容範囲内でしたかね…


さてこの「だがしかし」、駄菓子だけではなく昔懐かしい遊びにも踏み込みます。
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めんこ!
さすがにこれは俺の世代ではありません。友達とコレクションをぶつけ合うという意味で言えば俺は消しゴム落としやビックリマンシール、キン消し世代です。めんこ世代ってもう60歳とかそんなレベルでしょ…

そんなメンコに初めて挑むサヤちゃん。
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まぁやっぱ普通は「つまみ」ですよ、俺もそうでした。「はじもち」は難易度が高そうだわ…

しかしそんなサヤちゃんが3枚同時に裏返すという神業を見せます。{03837A1D-BD39-4076-89FB-2A1053D7EDD8}

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これ以降サヤちゃんはほたるちゃんから「サヤ師」と呼ばれるようになります。「〜氏」という呼び方は無くはないですが「〜師」という呼び方はレアですよね。麻原彰晃の「尊師」くらいのもんでしょか(笑)


さーて次のお題は駄菓子に合わせる飲み物No.1の座を守り続けている究極の飲み物、ラムネ!{CF3E6BD0-AF11-44D9-85F9-0C592A135EBF}そうだったのかぁ…でもさ、ラムネってその語感が独特で心地ええよね。ラ行とマ行とナ行、ひらがなの中ではどちらかといえばマイナーなこの三行の組み合わせが生み出す完璧なハーモニーです。

さてこのラムネ、もちろん特徴的なのはその瓶の形状。
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これさ、やっぱ若い子は開けられないのかもしんないね。缶切りで缶詰を開けられない世代はやっぱラムネの瓶も開けられないでしょ。
それにしても大人になって改めてラムネの瓶を見て思うことは「液体の内圧で内側から蓋をする」なんていうとんでもない発想をよく形にできたなぁという点ですよね…

さてここでほたるちゃんがとんでもない事実を暴露してしまいます。
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ラムネとサイダーって容器が違うだけなの⁉︎
生まれ出でて38年目にして初めて知った驚きの事実です。とゆーことはつまりラムネとは飲み物を指す言葉というよりかはあの瓶自体を指す言葉に近いのかもね…


次の駄菓子も定番。
{367DB8D3-9896-4849-9283-D32DFCD28F2F}ココアシガレット!
なんと発売されたのが1951年という超ロングセラー駄菓子だそーです。65年間作り続けているってのはちょっと感服しちまうなぁ…
ちなみに俺もこういったタバコタイプの駄菓子を食べていた記憶はありますが、それは中身がチョコでしたね。このココアシガレットはラムネタイプだそーです。


さ、次の駄菓子。
{C8F863F5-FB3D-4A71-A7D6-E9B5295EA771}プチプチうらないチョコ!
う〜ん、これも知らん。女の子は占いが好きなのかもしれませんが、それは裏を返せば「男は占いが嫌い」ということですからね…


あと少しです。
{548C083B-805D-40DB-A1CF-E2D6AFC6CBFF}ビンラムネ!
こんな駄菓子もあったような無かったような…俺の子供時代ってのは30年以上前の話ですからね、なかなか思い出そうとしても思い出せないんですよね…

さてこのビンラムネというのはビンの中にラムネの粉が入ってる駄菓子なんです。それをストローで吸った後に…
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容器がモナカでできとるそーです。う〜ん、食べたことあるような無いような…


次の駄菓子は有名。
{1375D979-10A6-42B7-8A7B-D50F7145B942}こざくら餅!
今のお菓子で中に爪楊枝が入ってるのなんてなかなか無いんじゃないですかね。そして手に入れた爪楊枝がなんか嬉しくて、子供時代はなかなか捨てられませんでしたね…

そんなこざくら餅、だんだん個数が減ってます。
{5C275706-212D-4839-A4AC-8B9242D42052}俺の記憶では3×5段で15個だったような気がしますけど。まぁそれは致し方ないところなんでしょう、昭和と平成では明らかに平成の世の中の方が物価は高くなってますからね。その中で低価格を維持しようと思ったら個数を減らす以外に方法が無いですよ…

そんなこざくら餅の素敵な食べ方。
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間違いなく子供はやります。つーか大人でもやっちゃいますよ…

そんなこざくら餅にはバリエーションがあるそーな。
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こんなのもあるのか。でもやっぱ俺が子供の頃は味のバリエーションってのは総じて少なかったですよね。うまい棒ですら5種類くらいしかなかったし。味の多様化が求められるようになったのは平成に入ってからなのかも。


そしてようやくラストの駄菓子。
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おっぱいアイス!
正式名称が「たまごアイス」だったということを俺は今ここで初めて知りました。でも今考えてみるとゴムの袋にアイスを入れてるというのも相当な悪ふざけですけどね。だって絶対こーなることは分かってるわけですから。
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アイスが固まってる時はいいんですが、アイスが溶けて柔らかくなってくるとゴムの伸縮力に負けてアイスが一斉に外に飛び出してくる、これは子供時代に誰もが経験しているはずです。
……それにしてもさ、子供の頃はおっぱいを吸うように食べることに対しての羞恥心みたいなのがありましたが、大人になってみるとまた別の羞恥心が生まれてきますよね。勢いよく喉に流れ込んでくるドロリとした白濁色の液体、そしてしぼんだゴムの中に寂しく残る白濁色の液体…一粒で二度美味しいというのはありましたが、一粒で二度卑猥な駄菓子というのはこのおっぱいアイスの他にあり得ないでしょうね…


ふう、これでようやくだがしかし1巻の考察終了。そして巻末には1巻に登場した各駄菓子の製造メーカーへの賛辞が。
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ここにさ、グリコや森永、明治やカルビーといった大手菓子メーカーの名前が出てきていないという点に俺は軽く感動してしまいました。こういった大手菓子メーカーが作っているのはやはり「お菓子」なのであり、日本の「駄菓子」は名前も知らない小さなメーカーに支えられて発展してきたんだなと思うとさ、日本の中小企業の底力を感じてしまうんですよね…



とまぁこんな感じなのが「だがしかし」です。1話あたり10ページ前後の短編漫画なので、1巻につき18話分も納められております。だから逆に考察するのは大変ですけどね…

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