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きよの漫画考察日記2029 ベルセルク第34巻

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宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人あたま

さてガニシュカ大帝vs新生鷹の団、さすがに人間では対応しきれないので…
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改めて見ると戦魔兵の鎧は独創的過ぎますよね。機能性どうこうではなくオリジナリティの塊ですよ…

そしてここで衝撃の事態が。
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これ、やっちゃっていいのかぁ…

つーわけでここからはもうお祭り騒ぎです。
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戦魔槍騎兵隊の中ではやはりボルコフに目がいってしまいますね…

さてこんな光景を見せられたら当然ドン引きの人間達でしたが…
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「愚かァ」ではありません。よーく見てみると「愚」という漢字の下の部分がカタカナの「バ」になっております。つまりこれで「バカァ」と読むわけです。これはなかなかに上手いな…

つーわけで怒ったソーニャ。
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理屈としては無茶苦茶なような気もしますが、論理の筋道が通ってるスピーチが必ずしも聴衆の心を惹きつけるわけではないということです。ただひたすらに己の心に真っ直ぐな思いは人の心を震わせるんです。俺が政治家のスピーチに何も感じないのは、彼らの言葉と本音とが食い違っているからなんだろうなぁ…

さてここでアーヴァインも使徒化。{E8CFEC1E-D52E-4245-AB6D-3CAD4F805173}
弓を武器として使う半人半獣、つまりケンタウロス的な形態ですが…ケンタウロスのように重心が前にあるよりかはアーヴァインのように後ろに重心がある方がしっくりきますね…

そんなこんなでついに人と使徒が共闘。
{CADA361A-03ED-4FA6-BF9F-A9AA0BB812FE}「獣と人が 狼と羊が 聖と邪が 夢と現が 生と死が 今手を携えていた」う〜む、この一文は深いです。実はこれが理想の世界なのかもしんないしなぁ…

がしかーしそんな人と使徒を踏み潰していくガニシュカ大帝。ここで大帝の昔話へ。
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実の子を殺そうとする母親、まぁ生物学的にみれば不自然な話です。生物としての本能に従えば母親は子を守るはずでしょうから。その本能を曲げてしまうほどに人の欲望というものは深いんでしょうな…

そんなガニシュカ大帝は弟を殺し父親を殺し生き抜いてきたわけですが…ついには息子に毒を盛られます。
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やっぱ父親と息子は似るもんです。父親が立派なのに息子はクズというパターンはよく見受けられますが、あれは立派に見えていた父親も実はクズだったというだけの話ですよ(笑)

そんなわけで悟りを開いちゃったガニシュカ大帝。
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確かにそーかもしれませんよ。人間は1秒先の未来すら見えないわけですからね、それを闇と表現するなら人生とは闇ですし、世界は闇に包まれてますよね…

そんなガニシュカ大帝の前に現れたのは眩しい光
ガニシュカ大帝「光…眩しい…見えぬ…暖かい…だが触れられぬ…焼かれてしまう。」
「見えるさ。光を背負う者が一番濃い陰の中にいるのだから。」
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ここでフェムトか…なるほど、だからフェムトは「闇の鷹」だったんですね。光へと導くためには何よりも深い闇が必要だったのか…ベルセルク、深いわぁ。

さてここで髑髏の騎士が乱入。フェムトを喚び水の剣で斬りつけますが、これが大問題を引き起こします。
{1D9285C6-920E-40FB-86DF-7DBF65254CF3}この後起こる世界の大変革は、半分以上髑髏の騎士の責任だということです。余計な事をしてしまった感はありますが、ボイドから言わせればこれもまた因果律の流れなのかもね…

そんなわけでガニシュカ大帝の割れ目から溢れ出た光が世界を包みます。
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月から見た地球という構図は斬新でいいですよね。地球の良さというものが最も伝わるのはこのアングルなのかも。

そして光が去った後、世界は激変してました。
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これもまた面白い解釈です。世の中には童話やおとぎ話の類が山ほど存在し、空想小説や漫画が溢れかえっていますが、それは人間が潜在意識的にこの世界よりも空想上の世界を望んでいるからなのかもしれませんもんね…

そんなわけで残りのゴッドハンドも登場。{5A92F0CD-04AE-40C2-B113-ADAE931E595B}奥にいるのはスラン、周りを取り囲んでいるのはおびただしい数の女性の下半身なんですが…これはそのまんま女性の子宮をイメージしておるんでしょな。

次はコンラッド。
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これはさ、グリフィスだけでなく他の4人も現世に受肉したんだと解釈してえーのかね?

そしてユービック。
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細かなところを見れば見るほど精神的に不安定になる絵ですね…

そしてトリはボイド。
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見開き丸々脳みそ、さすがに前代未聞でしょうな。つーかこのゴッドハンド4人の登場シーンはたったの4コマなのにそれを8ページ使って描いてますからね。そりゃ話がなかなか進みませんわな…

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