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きよの漫画考察日記1022 キャプテン翼第5巻

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photo:01


お月様

さて同点に追いつかれた武蔵、翼くんの得点を抑えるためにこの作戦にいきます!
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まぁ現在ならラインディフェンスは小学生でも普通にやっとるでしょーがね。当時はDFにストッパーを置くのが一般的でオフサイドトラップってのは非常に高等な戦術やったんですよ…

そして勝ち越し点は武蔵!
三杉
「翼くん、みせてやろう。オーバーヘッドはキミだけにできるワザじゃないってことを!」
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キャプテン翼といえばオーバーヘッドキック、そんな印象もありますが、ロベルトを除けばオーバーヘッドキックを披露したのは三杉くんが2人目。さらにカーブもかけていたという点を考慮するとやはりテクニックでは三杉くんが最強です。

さてハーフタイム、三杉くんはマネージャーを呼び出します!
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女の子に手をあげることは許されないことなんですが、三杉くんならこの程度は許されるね(笑)

まぁなんで殴ったかというと、試合前にマネージャーが翼くんに心臓病のことを知らせてしまったからです。
三杉
「この試合はボクと翼くんの勝負だ!」
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まぁそのとーりです。男の勝負に女が声援を送るのはいいですよ、だけども口出ししちゃいけません。そーゆー女は間違いなく嫌われます。


そして後半が始まりますが、前半の三杉くんのプレーを見た翼くんの動きにまるで精彩無し。
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強いライバルに出会うほどに燃える、孫悟空的な性格の翼くんがここまで心折られたのはおそらく最初で最後です。逆にいえば翼くんの心をへし折るほどの力を見せつけたのはキャプテン翼史上三杉くん1人だけしか存在していないということです。

さぁこれで3-1、敗北感で身動き一つできない翼くんを立ち上がらせたのはこの男の一言!
「たて翼!たちあがるんだ翼!おまえはこのまま終わるつもりなのか!みんなで勝ち抜いたこの努力をムダにするのか!南葛のサッカーは、おまえのサッカーはこんなものだったのか!」
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やはりね、ここぞというときには若林くんです。キャプテン翼においてここぞというときは若林くんだと相場が決まっています。まぁ他の奴らが薄っぺら過ぎるということもありますが(笑)

つーわけで攻める南葛、浦辺は翼くんにパスを送ろうとしますがこのままではまたオフサイドトラップの餌食。そこで…
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ひでーことするなぁ岬くん(笑)


さて追いかける南葛、雨の中グラウンドコンディションは最悪でドリブル突破できないと判断した翼くんはボールを前に蹴り出して…

photo:02

うーん…グラウンドが芝じゃなくてブルーシートならこれも可能でしょうか(笑)
それにしても雨の中の突破といえば思い出すのはやはりピクシーのリフティングドリブルでしょう。何が凄いかってあの時のピクシーの技術うんぬんの話ではなく、あれをやろうと思って実際にやっちゃったピクシーの度胸の良さですよ…

つーわけでこれで2-2の同点。そしてついに三杉くんの心臓は限界を迎えてしまいますが…
三杉「…まって…まってください監督…」
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三杉くんはこの試合を人生最後の試合だと決めてこの戦いに挑んでおるんです。そこまで決意した男の行動を止められる人はいませんね…

つーわけで命を賭けた三杉くんのドリブル、南葛PA内で高杉くんに止められて転倒しちゃいますがここで不思議な現象が起きます。
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当時のサッカーのルールはキーパーへの意図的なバックパスを手で処理しても良かったんです。だから翼くんはキーパーにバックパスしようとしてそれを岬くんがブロックしてるんですが…どー見ても翼くんの弾丸シュートを三杉くんが防ごうとしているようにしか見えません。そもそも自陣PA内でGKへのバックパスをこんなに目一杯蹴る翼くんが異常です(笑)サイドに逃れようと考えるのが普通なんですがね…

さぁ2人の激突で上空に上がったボール、これに瞬時に反応したのは三杉くん!
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これでついに武蔵が勝ち越しますが…その代償は大きかったんです…
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三杉淳、フィールドに死す!
…俗にいうウォーズマン状態というやつです(笑)
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とはいえね、やはり小学生のサッカーの試合中に死人が出ちゃうとマズいので、三杉くんは即座に蘇生しました(笑)

さぁ1点を追いかける南葛、翼くんは徹底マークされた状態で残り2分、どーしようもないので岬くんが自らいきます!
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はっきり言って岬くんのミドルシュートは入る気がしません(笑)まぁキャプテン翼におけるシュートってのは蹴った瞬間に決まるか否かがだいたい分かっちゃいますからね…

さぁ案の定GKに弾かれた岬くんのシュート、こぼれ球を拾ったのは翼くんでしたが武蔵DFに囲まれてしまいます。どこにも隙間が無い状況で翼くんの選択は…
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キャプテン翼に登場する選手たちの跳躍力に関してあれこれ言うのはナンセンスです。垂直跳びで5mは飛ばないと無理なプレーが頻出しますからね、いちいち疑問に思ってちゃキリがありません。

そして翼くんは最後のオーバーヘッドキックにいきますがゴール前に待ち構えてるのは三杉くん。当然三杉くんは翼くんのシュートをクリアにいきますが……実はこれはシュートではなくパス!
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これはいかな三杉くんといえども読みきれません。三杉くんはこの試合における翼との対戦においてはほぼ完勝したと評価していいと思いますが、翼&岬を1人で抑えることはさすがに不可能でした。この試合は翼くんが3得点1アシスト、岬くんが1得点2アシストですからね…


これでスコアは3-3。この直後に翼くんが放ったシュートが武蔵ゴールに突き刺さったのと同時に試合終了の笛!

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これはない。これは審判のミスです。もしゴールが決まったというのであれば、審判は武蔵ボールのキックオフの直後に試合終了の笛を吹かなくてはいけません。ゴールと同時に試合終了というのはゴールデンゴール方式の場合を除いてありえません。

つーわけでフィールドを去る貴公子…
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この言葉の通り、三杉くんは後に心臓病を克服します。フルタイムを普通に戦えるようになるんですが、その代償として松山レベルの選手へとランクダウンしてしまうんです(笑)三杉くんは心臓病を抱えていた方が輝いていましたね…


そんなこんなで予定通り決勝戦は南葛vs明和!この試合に注目していたのが…
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松本香!
どこぞの貴婦人かのように見えますが、東邦学園の単なるスカウトです(笑)ちなみにあのダンプ松本の本名も松本香です(笑)

さて南葛は試合前に円陣。
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「その他のみんな」って(笑)まぁたしかにこいつら皆その他の雑兵だけどさぁ…


つーわけでついに始まった決勝戦、まずは明和ボールのキックオフなんですが…いきなり日向がやらかしちゃいます!
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サッカーにおいて蹴ったボールを相手選手にぶつけたとしても、反則が取られることはまずありません。サッカーはそもそもそーゆースポーツだし、仮に意図的に蹴ったとしてもその主観の判断がほぼ不可能だからです。だけどこの日向はおもいっきり「くらえ!」って言っちまってますからね(笑)試合開始1秒で退場というギネス級の記録を打ち立てる可能性もあったプレーです。

しかしこれにもめげずオープニングシュートは翼くん。がしかし、若島津がこれをがっちりキャッチ!
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懐かしいね。たしかに昔は宙返りのことを「トンボをきる」って呼んでましたわ。今の若い奴は使わねえでしょうがね…

そして明和の反撃、日向がドリブルで爆走。
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これは絶対に止められないパターンです。キャプテン翼のゲームだと日向のドリブルはタイガードリブルという必殺技扱いなんですが、これがいったん発動すると8人くらい吹っ飛ばしたあげくに森崎くんまでも吹っ飛ばしてましたから(笑)日向のタイガードリブルとカルツのハリネズミドリブルには苦戦させられた思い出がありますね…

つーわけで突破した日向、タケシからのラストパスを受けてシュートにいきます。先制点は明和か⁉
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森崎くんならそのまま吹っ飛ばされてるところなんでしょーがね(笑)

さて南葛の反撃、ボールを持った翼くんに対し日向は激しいチャージ!
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改めてキャプテン翼を読み直すと、日向のプレーはムチャクチャですな(笑)観客席まで吹っ飛ばすなんてことある⁉

さぁ南葛の攻撃。岬くんのシュートは若島津がなんとか弾きますが、このこぼれ球に詰めていたのは翼くん!先制点は南葛だと誰もが思ったその瞬間、若島津が逆サイドから怒涛の勢いで飛んできます!
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出ました三角跳び!
ドライブシュートやツインシュート、スカイラブハリケーンと並び当時の俺たちにとっての憧れの技でした。キャプテン翼を代表する必殺技の一つだといってよいでしょう。誰しもが一度はこの三角跳びに挑戦した経験があるはずです。今30代の男で三角跳び未経験の人間は皆無だと断言できますよ…
がしかしそんな三角跳び、弱点が2つあります。まず1つ目の弱点は「全く跳べない」という点(笑)この若島津はまるでウルトラマンのように跳んでいますが、実際に三角跳びに挑戦するとふざけてるようにしか見えません(笑)
そして2つ目の弱点は「イエローカードをもらってしまう」という点(笑)ゴールポストを蹴るとゴール自体が動いてしまうんでね、三角跳びを実際にやるとイエローカードなんですよ。まぁでもそんなことを言い出すと若島津の存在価値を奪いかねないんでね、暖かく見守ってあげましょーよ…

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