さて柔ちゃんと富士子さんは全日本体重別選手権に出場。
これは代々木第二体育館ですな。バスケットボールの印象が強い代々木第二体育館ですが、確かに1989年〜1999年の間は全日本女子柔道体重別選手権大会の会場になっておったそうです。今では男女共に福岡国際センターでやってるんですけどね。
これは代々木第二体育館ですな。バスケットボールの印象が強い代々木第二体育館ですが、確かに1989年〜1999年の間は全日本女子柔道体重別選手権大会の会場になっておったそうです。今では男女共に福岡国際センターでやってるんですけどね。
内股は長身の選手の方が決まりやすいと言われておるんで富士子さんにはピッタリの技です。相手が押してくれば内股、引けば大内刈り、これは黄金のコンビネーションですからね…
さて決勝戦を前に柔ちゃんに非常な現実を告げる松田さん。
そんな柔ちゃんの前にこの社長が登場。
若くして才能が開花したスポーツ選手ってのはこういう辛さもあるのかもね。辞めたいと思っても周囲がそれを許さない環境ってのは、果たして幸せなことなのかねぇ?
さて決勝に進出した富士子さん、しかしここで問題発生。
対戦相手が左組手なんです。普通右利きの人間は右手で相手の襟を取り(釣り手)左手で相手の袖を取る(引き手)んですが、左組手はこれが逆になります。柔道においても野球と同じく左が有利だと言われていた時代があったんですが、ボクシングのサウスポーと同じで左組手の希少性というのがその理由だったんです。でも最近は右利きなのに左組手の選手が増加したので、昔ほど左組手のメリットはないのかもなぁ…さて左組手の選手と対戦したことのない富士子さんに花園くんがアドバイス。
右組手に対し右組手、もしくは左組手に対して左組手、これだと「相四つ」になります。がっちり組み合ってからの技の応酬という展開になるんですが、右組手に対して左組手で組み合うことを「ケンカ四つ」と呼びます。ケンカ四つの場合は相四つの場合よりも相手との間合いがどうしても広くなるためになかなか技が決まりづらい展開にはなりがちです。
右組手に対し右組手、もしくは左組手に対して左組手、これだと「相四つ」になります。がっちり組み合ってからの技の応酬という展開になるんですが、右組手に対して左組手で組み合うことを「ケンカ四つ」と呼びます。ケンカ四つの場合は相四つの場合よりも相手との間合いがどうしても広くなるためになかなか技が決まりづらい展開にはなりがちです。
これが特に顕著なのが相撲でね、右四つの力士同士が対戦すると相四つになってがっぷり組むんですよ。しかし相撲におけるケンカ四つってのは互いにどちらが上手を取るかという駆け引きになってくるので立ち合いが非常に重要になってくるんです。相撲でそこが分かってくるとさらに面白く観ることができるんですよね…