さて自由に生きる慶次をあの上杉景勝はこう評します。
さてその頃京都で暗躍する影が2つ…
風魔月斎&風魔風斎!
忍者といえば伊賀・甲賀でしょうが、特定の武将に仕えた忍者集団としてはやはり北条家に仕えた風魔忍軍でしょう。北条家滅亡後は盗賊として江戸近辺を荒らし回った挙句に滅亡した一族です。伊賀や甲賀と違ってその歴史ははっきりとはしていないんですが、その方が忍者一族らしくてええよなぁ…
そんな風魔に手を焼き、慶次を訪問したのはこの男!
石田三成!
この人も良い描かれ方がなかなかされない武将の1人でしょう。やっぱり家康と敵対した人物には否定的なイメージがつきまとう、それは江戸時代の徳川15代の治世の中で意図的に形成されたイメージかもしれません。徳川目線というものから解放されて石田三成という人物を再評価することは必要なんだと思いますよ。
さて慶次を殺そうとする三成、だけども三成の配下は戦場での慶次の暴れっぷりを覚えていました。
なんと一閃で13人を輪切りに(笑)何なの、こいつらの身体は豆腐でできてるのか?
さてさて風魔月斎&風斎の狙いはこの人でした!
茶々!
茶々の家系はおそらく戦国史上最強です。こーゆー事になってますから。
父ー浅井長政
母ーお市の方
叔父ー織田信長
配偶者ー豊臣秀吉
子ー豊臣秀頼
義弟ー徳川秀忠
甥ー徳川家光
近親者が天下人だらけだもんなぁ…
そんな茶々様、死を恐れません。
フィギアスケートの織田信成の乾いた笑顔を見てる限りだと戦国の覇王信長の血を引いているようにはこれっぽっちも見えませんがね(笑)日本の法律は六親等内の血族を親族と規定しておるけども、これは生物学的にも妥当かもね。六親等以上離れたらもう完全に他人です、似てるところなんて見つけられやしません。
そんなこんなで岩兵衛も仲間にすることにした慶次でしたが…
慶次「ひとつだけ条件がある。褌だけはいつもきれいにしておけ。」
まぁ人間いつ死ぬか分からんから、その時がいつ来てもいいように身辺整理はしとかんといかんということです。死んだ後に遺品でエロDVDとか出てきたらイヤでしょってことです(笑)
さて禁裏に風魔一族を送り込み、豊臣政権の転覆を狙った黒幕はこの男でした!
北条氏政!
もみあげが尾崎紀世彦(笑)まぁ信玄や謙信に比べればあまり良い評価はされていない氏政ですが、武田家上杉家織田家と戦い続けてあれだけの領地を維持、獲得したことは評価できるのではないかと。現代でいえば東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬の1都4県に加えて静岡・茨城・栃木の一部をも支配しておったわけですから。まぁそれだけの領地を持ってれば秀吉に反抗しちゃう気持ちも分からんではないけどね…
そんな氏政の後を継いだのが…
北条氏直!
父は北条氏政、母方の祖父が武田信玄、嫁の父親が徳川家康。家系だけ見ればスーパーエリートです。まぁ家系の良さと人間性は反比例するというのが俺の持論ですがね…
さてここで石田三成が再び慶次を訪問しますが、慶次は友達と酒を飲んでました。
未成年者と熊には酒飲ませちゃダメ(笑)
ちなみにね、動物にも酒を飲ましてもいい奴とダメな奴がいるそーですよ。たしかに牛にビールはよく聞く話やけども、猫に酒を飲ますと死んじゃうそーです。草食動物ならアルコールを分解できるということなのかね?
つーわけで熊と対峙した三成。
三成「ま…前田殿は恐ろしくないのか、こんな所で酒など…手前は正直言って怖い!いつその熊の巨大な爪でこの身を引き裂かれるかと思うと…」
人間の生き死になんてそんなもんです。死ぬのは嫌だから酒もタバコもやりませんなんて言ってる人に限って交通事故で死んじゃったりするもんなんです。深く考えちゃったら負けですよ…