コマンドサンボvsプロレス、いや、コマンドサンボvs総合格闘技と言うべきか。プロレスから総合に転向した格闘家をなんと呼称すべきかは難しいとこなんですよね…
さて打撃で攻める飛田に対しペトロフは当然低空タックル、しかし…
さてここで飛田をアキレス腱固めに捕らえたペトロフ。飛田のピンチにこの人がリングサイドに登場。
この蹴りはかわされますが…
こういった蹴りというものもさ、体重によって威力は相当変わってくるんでしょうな。相撲取りとかが本気で相手を蹴ったりしたらとんでもない破壊力を生み出しそうだもんねぇ…
つーわけで打撃・投げ・関節が高レベルでまとまった飛田に対しペトロフは不利かと思われましたが…サンボでは当然打撃はありませんが、コマンドサンボは打撃ありです。これで思い出されるのはやはりこの格闘家でしょう。ロシアンラストエンペラー、エメリヤーエンコ・ヒョードル!
世界最強の男の格闘技ベースとなっていたのがコマンドサンボだったんです。当時のヒョードルは殴ってよし、蹴ってよし、寝てもよし、守ってもよし、何一つ欠点を見つけられませんでしたからね、もちろんヒョードル自身の強さというのはあったでしょうが、コマンドサンボという格闘技についても実戦性の高さを感じましたね…
この蹴りはかわされますが…
こういった蹴りというものもさ、体重によって威力は相当変わってくるんでしょうな。相撲取りとかが本気で相手を蹴ったりしたらとんでもない破壊力を生み出しそうだもんねぇ…
そんなわけで投げられたペトロフでしたが即座に反撃。膝固めです。柔道では膝関節を攻めるのは許されていないので総合格闘技でたまに見かける程度の技ですが、本来はやはり十字に極めるのがオーソドックスな膝固めです。このペトロフのように自分の肘を支点にする膝固めは珍しいですよね…
しかしこれに対し飛田も…
着衣だとこれがあるんですよね。まぁ柔道着を脱いでたところでスリーパーホールドに捕らえられていたでしょうけども。
裸絞めが完璧に入ると人は3秒で落ちると言いますが、俺は落ちた経験がないんで何とも言えませんね。中学生の頃柔道の授業で実験的に教師が生徒を落としてるのを見たことありますが、今考えるとムチャクチャですわな(笑)
TSFヘヴィ級王者として総合格闘技の頂点に立つ男ですが…修羅の門全体としてみればその強さはS級どころかA級にも届かない辺りですかね…
ちなみに俺が考える修羅の門登場人物強さランキングはこんな感じから、
S級 陸奥九十九、海堂晃、不破北斗、アリオス・キルレイン、レオン・グラシエーロ、姜子牙、ケンシン・マエダ
A級 片山右京、イグナシオ・ダ・シルバ、呂奉先B級 龍造寺徹心、飛田高明、龍造寺巌、ジャージィ・ローマン、ラモン・グラシエーロ、ジョニー・ハリス、ブラッド・ウェガリー、毅波秀明、呂子明
うん、やっぱボルトはB級くらいが妥当ですね。