62巻が発売されたのは2011年5月2日、そーですね、2011年3月11日に発生した東北太平洋沖地震の被災者に向けられたメッセージです。俺は発信力のある漫画家やスポーツ選手、アーティストが被災地に向けてエールを送ることは良いことだと思いますよ。こーゆーのに対しては必ず否定的な事をぬかす奴らがいるもんですが…俺自身は阪神大震災を経験してます。あの頃はまだまだこういった応援の風潮は少なかったですが、それでもやはり力になったもんです。まぁこういった災害時に商売目的、売名目的で出てくる輩がいる事も否定しませんがね…
ワンピースの世界の海には巨大生物として海王類と海獣の二種類がいます。海王類はほとんどが魚類又は両生類的な姿をしており、哺乳類型なのが海獣。海獣はここまで確認できるだけでも牛、猫、猿、タヌキ、兎が登場してます。
様々な伝承、様々な映画に登場するクラーケンですが、クラーケンは大きく分けて2種類います。それはイカ型とタコ型です。どっちもクラーケンには間違いないのでどちらで描くかは作者次第なんですが…やはり海上で襲ってくるのはイカ、海底で襲ってくるのはタコというのがリアリティがあっていいかもしれませんな。
ワダツミ!
オオトラフグの魚人ということですが…とにかくデカい。サイズだけでいえば巨人族はもちろんオーズ以上、サンファンウルフ級の大きさです。これでもう少し強ければ世界の王にもなれるのにな…
そんなワダツミが所属してるのはフライング海賊団、その海賊船が…
脱線してしまいましたが、ここで事件発生。
そんなわけで海底1万mまでたどり着いた麦わらの一味でしたが、今度は新魚人海賊団に襲われます。
そして新魚人海賊団の一番手。
さて人魚にも戦闘要員はいました。
ネプチューン家三兄弟!
有名な幽霊船です。パイレーツオブカリビアンでデイヴィ・ジョーンズが乗っていた船の名前でもありますから認知度はそれなりにあるんでしょうが…我々がフライングダッチマンと聞いてすぐに思い出すのはやはりこの人です。ヨハン・クライフ!
このクライフのあだ名がフライングダッチマン(空飛ぶオランダ人)だったんです。ブラジルW杯でファン・ペルシーがスペイン戦で決めた美しすぎるダイビングヘッド、あれを賞賛してファン・ペルシーを2代目フライングダッチマンと呼ぶのにも俺は賛成です。なのにそんなオランダが出場できないロシアW杯は盛り上がるんでしょうかね?だってイタリアも出てないんだよぅ…
火山の噴火ってのは地上よりも海底で起こっているものの方が多いんでしょうが…実際に海底で噴火が起こったらその瞬間にはどういった現象が起こるんでしょうかね?当然海水は沸騰し水蒸気が爆発的に発生するわけでしょ、それが衝撃波となって水中に伝わっていくのかね?
ちなみに右側にいる魚人はカサゴの魚人カサゴバ。まぁハモやカサゴではもう戦力としては雑魚扱いですね。サメ、もしくはよほど特徴のある魚でないとね…
そんなこんなでシャボンディ諸島到着から2年越しでようやく次の目的地に到着。
魚人島とはいいながら魚人だけではなく人魚も大勢暮らしています。ただやはり気になってしまうのは人魚の繁殖形態ですよ、魚人の方はさすがに胎生でしょうから。もし人魚族が卵生だとするならどーやって受精するのかという問題が残りますしね…
ちなみに右側の黒髪そばかすがイシダイの人魚イシリー。金髪の平べったいのがカレイの人魚カイレン。その横のピンクのツインテールがヒラメの人魚ヒラメラ。手前の黒髪ポニーテールがキンチャクダイの人魚セイラ。手前の青髪花飾りがキスの人魚メロだそーです。
ネプチューン家三兄弟!
まず長男のフカボシはフカザメの人魚ですが…フカザメという名称のサメは存在していないようです。そもそもフカ=サメの事ですからね。
次男のリュウボシはリュウグウノツカイの人魚。漂着しただけでニュースになる珍しい魚ですが、竜宮の遣いとはまた上手いネーミングだわ…
三男のマンボシはアカマンボウの人魚。アカマンボウという名前ですがマンボウとは全く関係の無い魚です。どちらかというと超巨大金魚って感じの魚ですね…
人魚は下半身が魚なので陸上戦闘には不向きですが、ヒョウモンダコの人魚であるヒョウゾウは別です。ただ人魚族のストロングポイントである遊泳速度の速さ は無さそうですけども。それにしてもハチが言っていた魚人島一の剣士ってのはこのヒョウゾウの事で決まりですね、ずいぶん昔の伏線がここで回収されました。
マダム・シャーリー!
アオザメとは日本を含め世界中至る所に生息しているサメの一種であり、遊泳速度はサメの中でも最速だそーです。尾っぽが三日月型なのが特徴なので、魚人で使うよりも人魚で使いたいサメなわけです。
そんなマダムシャーリーには未来が見えるんです。
強めの伏線がここで張られましたね。こーなってくるとルフィは魚人島を滅ぼさざるを得ませんからね、麦わらの一味はいずれ魚人島に戻ってくるということなんでしょう。その頃には200巻くらいいってそうで怖いなぁ…
強めの伏線がここで張られましたね。こーなってくるとルフィは魚人島を滅ぼさざるを得ませんからね、麦わらの一味はいずれ魚人島に戻ってくるということなんでしょう。その頃には200巻くらいいってそうで怖いなぁ…
さて海底に囚われていたこんな海賊も。
蟹手のジャイロ!
蟹手のジャイロ!
まぁ抵抗できなかったのは仕方ないでしょう。流石に海底で魚人に襲われては何もできません。海軍大将や四皇でも勝てないですよ…
船長ホーディ・ジョーンズと4人の幹部、さらにその配下として魚人街の荒くれ者7万人と人間の奴隷3万人を従えた巨大海賊団です。問題点は悪魔の実の能力者が1人もいないという点ですかね、総合的な力では九蛇海賊団やエネルの軍勢と同じくらいかな…
ナマズとタツノオトシゴ、どちらも特徴があって描きやすい魚ですな。それにしてもタツノオトシゴが魚だというのは不思議だと思いませんか?姿形はどー見ても魚とは言えないと思うんですが、それでもやはり生物学的には魚以外の何者でもないんですよね…
まさかここまで巨大な人魚姫が登場するとは。なんで尾田栄一郎はこんなに巨大にしたんでしょうね?ストーリー的には別に巨大である必要性は感じないし、ここはやはりポセイドン絡みなのかな…
ちなみに巨魚ビッグキスという魚は実際にはいません。日本で見るキスは大きくとも30〜40㎝、決して巨大とは言えませんが、オーストラリアに生息するダイオウギスというのは70㎝まで大きくなるそうです。でもそこまでいくとキスが持つあの繊細な味わいが失われてそうですけどね…そんなしらほし姫にしつこく求婚してるのがフライング海賊団船長。
今のところ魚人で唯一の悪魔の実の能力者です(おそらく百獣海賊団のジャックも魚人だろうけども)。泳げなくなる悪魔の実は魚人には敬遠されるものなんでしょうが、魚人は元々の腕力が人間の10倍ありますからね。動物系の悪魔の実なんてそれなりに相性がいいかもしれませんけどね…ちなみにバンダー・デッケン九世はネコザメの魚人ですが、なぜ足が4本あるんでしょうかね?もしかしたら背中にもう1人入ってるのかも(笑)