さて激戦の末に天挑五輪大武會を制したのは男塾チーム。
桃の後ろにいる塾生を拡大してみましょうか。影慶はまだ良いとしても、Jがちょっと酷すぎます。これはアシスタントに描かせてるな…
そして桃に敗れた藤堂豪毅。
ちゃんと急所は外しておいた桃、さすがですね。ちょっとそのシーンを見てみましょう。
そして表彰式、藤堂兵衛に斬りかかる桃でしたが…
ちゃんと急所は外しておいた桃、さすがですね。ちょっとそのシーンを見てみましょう。
いやいや、人間のド急所を貫いとるがな(笑)
さてこれを着けている限り藤堂兵衛には傷一つ付けられません。
B・J・S(バリア・ジャケット・システム)!バズーカ砲すらも弾き返す「特殊な電磁波」というのが厄介ですね。真空殲風衝や暹氣虎魂、塾長の千歩氣功拳ですら弾きそうですから。なので俺はなんとかこのB・J・Sを攻略できる塾生がいないかと考えました。邪鬼でもダメ、死天王でもダメ、桃や伊達でもダメ…そんな中、唯一このB・J・Sの電磁波をかいくぐって藤堂兵衛にダメージを与えられそうな技を発見しました。
これ以外ないでしょう。この技すら弾かれてしまうんじゃもう男塾側に打つ手なしです。つーわけで機関銃の一斉掃射を受ける男塾でしたが…
そして歩みを進める死天王。
さてマシンガンをものともしない死天王。
誰か1人くらい横に回り込んで撃とうという知恵の働く奴はおらんのか(笑)
たった1ページの中で「おれ」「わし」「わたし」という3種類の一人称を使い分けるラオウがいましたからね…
久しぶりにミュンヒハウゼン出版からの出典ですね。ちなみに昔ミュンヒハウゼン男爵という人物が実在してて、その男爵の体験談として「ほら吹き男爵の冒険」という小説が出版されているんです。ここから他人や親からの関心を得るために自傷したり仮病を使ってしまう精神疾患のことを「ミュンヒハウゼン症候群」なんて呼んだりもするんです(これは事実)。つまり何が言いたいかというと、ミュンヒハウゼン出版というネーミングそれ自体が内容もフィクションだという事実を暗に示唆しているんですよ。でもこんな事実当時の子供達には分からんかったからなぁ…
あまりにも多くの読者が突っ込んでいる事ですが、山艶戦で切り落としたはずの羅刹の左手が元どおりに戻ってますな。この矛盾を「だって男塾だから」の一言で片付けてしまうのは簡単なんですが、それでは思考の停止です。この矛盾を解決する論証を考えてみましょう。
①手術で繋げた この冥凰島には男塾のベホマスライムこと王大人が同行していませんからね、可能性3%。
②誰かの左腕を移植した そんな簡単に左腕は落ちてない。可能性2%
③義手である さすがに用意が良過ぎます。可能性2%。
④羅刹だと思っていた人物が、実は羅刹の双子の弟 ありえなくはない(笑)可能性5%。
⑤宮下あきらが忘れてた 可能性88%。まぁこれが一番しっくりきます(笑)
誰か1人くらい横に回り込んで撃とうという知恵の働く奴はおらんのか(笑)
つーわけで死天王はお役御免。我々が男塾を初めて読んでからもう30年くらい経ちますが、男塾死天王というのは良キャラだったと今更ながら感じますね。言葉ではうまく説明できないんですが、個々のキャラクターとしても4人の集団としても、非常に魅力溢れているように思えます。漫画界の四天王としてはろくでなしブルースの東京四天王(前田・鬼塚・薬師寺・葛西)に匹敵するんじゃないですかね…
でもここでふと思うのは「じゃあラオウの一人称って何が相応しいの?」という点です。「わし」はおっさんくさいし、「おれ」というのも子供っぽい。「わたし」「僕」「せっしゃ」「我輩」「ミー」どの一人称も世紀末覇王に相応しいかと言われると疑問なんだよなぁ…
そしてついにこの人が参戦。
そしてついにこの人が参戦。
つーわけでついに本気を出す江田島塾長。
塾長らしいといえばらしいんですが、らしくないと言えばらしくない。いくら藤堂兵衛が表舞台に出てこないからといって、塾生たちを命懸けで戦わせておいて最後だけ登場というのは塾長らしくない。それなら無茶を承知で最初から単身乗り込むのが江田島塾長ってもんじゃないでしょうか。巨象をもカスリ傷で即死させる猛毒が塗ってある手裏剣を、何度も素手で受け止めなければならない藤堂兵衛の方がよっぽどリスク高いという技です(笑)
そんな瞬激刹駆の授業風景。
ここで唐突に第4回男塾キャラクター人気投票。
かけそばは「駆けそば」が由来である、もちろんそんなわきゃありません。ありませんけども、ホント数多くの子供達がこれを信じたんでしょう。そしてその中には未だに信じちゃってる大人も少なからずいることでしょうね。ケッペルの法則・ベラミスの剣・ヘルベリン冷凍効果・プルッツフォンポイント・錯距効果、この5つは未だに信じちゃってる大人が多そうなので特に注意しておきます(笑)
これを機に、各キャラクターの人気ランキングの推移を見てみましょう。
剣桃太郎 1位→1位→2位→1位
伊達臣人 2位→3位→1位→2位
大豪院邪鬼 圏外→10位→8位→3位
江田島平八 6位→圏外→15位→4位
飛燕 3位→2位→3位→5位
J 4位→6位→5位→6位
藤堂豪毅 圏外→圏外→圏外→7位
虎丸龍次 7位→5位→11位→8位
赤石剛次 圏外→9位→7位→9位
月光 8位→4位→6位→10位
センクウ 9位→7位→13位→11位
卍丸 圏外→圏外→14位→12位
影慶 圏外→圏外→12位→13位
冨樫源次 5位→8位→9位→14位
雷電 圏外→圏外→4位→15位
邪鬼と江田島塾長という規格外のキャラ2人が飛燕を押しのけたという感じですかね…
ついでに今回ランクインを逃したキャラクターも全て見ておきましょう。
独眼鉄 10位→圏外→圏外→圏外
羅刹 圏外→圏外→10位→圏外
ディーノ 圏外→圏外→16位→圏外
三匹の猿 圏外→圏外→17位→圏外
翔霍 圏外→圏外→18位→圏外
白鳳 圏外→圏外→19位→圏外
山艶 圏外→圏外→20位→圏外
羅刹はもっとランクインしててもいいんだけどねぇ…
そして逃げ出す藤堂兵衛。
つーわけで天挑五輪編、完。
長い戦いでした。天挑五輪はコミックスだと11巻から28巻まで17冊に渡って続いていた訳です。このコミックス17冊分というのは結構な分量ですよ、ジョジョの17巻なら既に第3部エンヤ婆が出てきたあたりですし、キン肉マンならもう王位争奪戦です。ドラゴンボールの17巻なら既に悟飯が生まれてますからね…桃たちが男塾二号生に進級したというのが衝撃です。そうなると当然影慶や卍丸たち三号生がどうなったんだという疑問が生まれますが…
さてここで男塾の入塾試験の様子が明らかになります。
ロシアンルーレットの6分の1の確率というのは絶妙ですよね。これが1/4だったらあまりにもリスクが高すぎるし、1/8だったら度胸試しにはならないですよね。1/6の確率というのはやるかどうかホント悩むラインですよ…
つーわけでここから始まる男塾新シリーズが…
七牙冥界闘(バトル・オブ・セブン・タスクス)!
そして塾長不在の男塾を取り仕切るのは久しぶりに登場のこの人。
そしてここからはお約束的展開へ。
昨日の敵は今日の友、この言葉を世の中で最も体現しているのが男塾という漫画ですからね。まぁこのメンツにゴバルスキーが入ってるのに違和感を感じる人もいるかもしれませんが、それは致し方ない。だって天挑五輪大武会で男塾チームと対戦して生き残ったのはこの8人以外にはいないんですから…
そんなこんなで出発。
最後に巻末のファンレター。
この発言からすると卒業はしていない様子、そうすると考えられるのは2パターンしかありません。「留年して三号生を続けている」もしくは「男塾四号生に進級した」このどちらかでしょう。とはいえ男塾は奴隷の一号・鬼の二号・閻魔の三号の三学年制というのが一般的な理解ですからね、やはり死天王は留年したと見るのが妥当ですな。でもそうすると新三号生筆頭は赤石になるのか、影慶になるのか…
ロシアンルーレットの6分の1の確率というのは絶妙ですよね。これが1/4だったらあまりにもリスクが高すぎるし、1/8だったら度胸試しにはならないですよね。1/6の確率というのはやるかどうかホント悩むラインですよ…
そんな中、ムチャクチャやらかす新入生がいました。
そしてここからは男塾の日常風景へ。
満を持しての新キャラ投入ですが、これっぽっちも活躍できませんでしたね。まぁ主人公たちの後輩キャラというのは活躍しづらいポジションです、キャプテン翼の新田しかりなんですが、どうしても主人公たちの引き立て役に回らざるをえませんからね…
このシーンには感動してしまいますよね、だってあの男塾塾生が九九を間違えずに唱和してるんですよ!以前は男塾の頭脳である田沢しか九九はできていませんでしたからね(笑)塾生も日々成長しているんだなぁということをひしひしと感じ取れる隠れた名シーンですね…
そんな中大事件が。
その頃校庭では久しぶりの男塾名物が。
剣座天虣耐!
剣座天虣耐!
斬新さは認めます。認めますが…斬新さが仇となって引き出し不足に陥るというダメなパターンですよね。日本刀や槍のように武器自体はシンプルに抑えておく方が引き出しが多くなる反面、武器自体が特殊過ぎると一発屋になっちゃうんだよなぁ…
しかしここでこの男が登場。
ロベルトといえばロベルト・バッジョかロベルト・カルロス、頑張ってロベルト・ペタジーニとかでしょうかね。漫画界からならロベルト本郷の一択でも良いと思いますが、ここにロベルト・ボルサリーノを加えてあげましょう。
つーわけで塾長を誘拐したのはこの組織。
実は藤堂兵衛の参加の一組織にすぎなかったというのが興醒めですけどね。天挑五輪を制覇した男塾の次なる相手は、もう国家クラスでなければ力不足ということかな…
七牙冥界闘(バトル・オブ・セブン・タスクス)!
この七牙冥界闘編があまりにもダメ過ぎて男塾の寿命は終わったようなもんです、さすがにここが面白かったと評価する読者はいないでしょうし。驚邏大四凶殺→大威𢸍八連制覇→天挑五輪大武会という盛り上がりを経験した後ではそれも致し方ない部分もありますが、それにしてもやはりダメだったという印象は強いですよね。黄金十二宮編が頂点でそこから急激に萎んでいった聖闘士星矢と同じような感じです。バトル物の漫画を最初から最後まで盛り上げ続けていくのはやっぱ難しいんですよね、そう考えると同じバトル物でも新シリーズに入るたびにワクワクさせてくれていたドラゴンボールやジョジョ、幽遊白書は見事なんだなぁ…
つーわけで七牙冥界闘の内容は…
展開としてはアリなのかもしれませんが、もう一捻りあってもよかったのかもしれませんね。とはいえ男塾の展開ってのはこれしかないからなぁ…
あの桃に気配を悟られる事なくこの距離まで近づけた男はそうはいません。さすが王大人、塾長を除けば男塾ワールド最強と呼ばれるのも納得です。
あの伊達を、あの伊達臣人を一瞬でもたじろがせた朱鴻元、さすが巌娜亜羅第57代大僧正なだけのことはあなだけのことはあります。ただ哀しいのはこれが朱鴻元の唯一の活躍の場だったという点です。せっかく転入してきたのに、戦いの場面すら与えられないってこんな哀しいことはありません。
さらに鄧罦傑。
東京コミックショー、これも今となっては理解できる人の方が少数派なのでしょうか。あまりにも寂しいので動画貼っておきます。
東京コミックショーが懐かしいというのを通り越して、昭和という時代自体が懐かしく感じられるなぁ…
17人というのはやはり多過ぎますかね。まぁ新参キャラがその内9人を占めているので序盤の展開は大丈夫でしょうけど…
越谷市の石川隆裕くんが考えた名前不明のキャラクターですが、192cm60kgじゃ細過ぎです。ガリッガリ過ぎておそらく瞬殺されます(笑)