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きよの漫画考察日記 ゴルゴ13第83巻

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パンダ


増刊27話「バスを待つ人びと」


アメリカの田舎町の風景から。

レイプ殺人とまではいかなくても、単なるレイプくらいなら日本でも頻繁に起こってるのかもしれませんよ。でもこの系統の話は報道しづらいですからねぇ…


さてレイプ犯はバスで逃亡を図ります。

この辺りは日本人には理解できませんね、条例ならともかく刑法に関しては国内全域等しく適応されるというのが日本の常識ですから。まぁ私もアメリカ法を勉強したことはないので偉そうな事は言えませんが…




第303話「円い村」

イスラエルで狙撃を図るゴルゴ、その狙撃方法を探るイスラエル情報局。


銃弾の飛距離は空気抵抗で相当左右されると聞きますが…ウォッカ一つでそこまで変わるものなのかなぁ…


そして今回のゴルゴの狙撃方法は…



中継射撃!

まぁこれをすることにより狙撃地点を誤認させ逃走ルートを確保するというのは分かりますが…それならさ、別に中継射撃ではなくタイマー式の自動狙撃でもよかったんじゃないですかね?さすがにそこまでの事前準備は難しかったのかな…


ゴルゴが殺した人 1




増刊28話「クラウン夫妻の死」

舞台はこの話題です。

雲仙普賢岳!

1991年、私が中学生の時でしたね、あの火砕流が発生したのは。43名もの死者を出した戦後初の大規模火山災害です。2014年御嶽山の噴火による63名の死者も大事件でしたが、やっぱ火山は危ねえと日本人に再認識させた時間はこの雲仙普賢岳でしたね。


さてこの雲仙普賢岳の火砕流の中で狙撃を行っていたゴルゴわそれを調査する新聞記者がいましたが…

六本木=防衛庁というのが時代を感じますね。私は市ヶ谷移転後の防衛庁しか知りませんけども、今東京ミッドタウンのある場所が元防衛庁だったってのは、東京の歴史として語り継がなければいけないと思いますけどね…



第305話「黄金の男」


ゴルゴではお馴染み、コカインの輸入話。

末端価格の跳ね上がり方が笑っちゃうもんね。利益率というものだけを考えれば、世の中で最も賢い商売は薬物販売で間違いないんだもんな、そりゃこの世から無くならないよ…


つーわけで麻薬の出荷元といえばここ。

ボゴタ!

ゴルゴにはよく出てくるコロンビアの首都ですね。1990年代には世界の都市の中でも治安最悪といったイメージでしたが、最近は相当改善されているそうです。とはいえ悪いイメージを完全に払拭するにはまだまだ時間はかかりそうですなぁ。


そんなボゴタで襲われるゴルゴ。

コロンビアじゃ銃器はフリーパスで所持できそうなイメージもありますけどね…


そしてコロンビアの農家にコカイン栽培を持ちかけるマフィア。

そりゃね、こんなんじゃコーヒー育てるのバカらしくもなります。薬物を根絶するには、こういった世の中の仕組み自体を変えていかないとどうにもならんのよね…


ゴルゴが殺した人 5



第306話「安全地帯の亡霊」

ベルリンの壁の中に死体を隠した男、しかしその男にも死期が迫っていました。

アスベストは耐熱性、耐久性、対薬品性に優れ、しかも安い。そりゃ使わないわけがない。結果として多くの人を苦しめることにはなってしまったけど…恨むにも恨みようがないもんねぇ…



第307話「静かなる記念日」

舞台はユーゴスラビア。

「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」と言われたユーゴスラビア、そりゃ内紛が起きない方が不自然ですわな。そして1991年、クロアチアが独立を目指し国内最大勢力のセルビア人勢力と激突したのがクロアチア紛争です。昨日までの隣人が敵になる、これもまた日本人にはなかなか理解できないところでしょうね…


そんなクロアチアとセルビアの争いは、この人の死が発端です。



チトー!

ユーゴスラビア建国の父であると同時に、ユーゴスラビアの血の歴史の原因となった人なのかもしれませんね。チトーがユーゴスラビアを一つにまとめてしまったが故に死後争いが頻発してしまったとも考えられますからねぇ。ホント多民族国家というのは大変だなぁ…


ゴルゴが殺した人 50



通算

ゴルゴが抱いた女

ゴルゴが殺した人


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