今回は「美術館オーナー殺人事件」つーわけで殺されたのはもちろん美術館オーナー。
ダイイングメッセージというやつですな。でもどうなんでしょうか、今にも殺されそうという瞬間に人はメッセージ残そうなんてするもんですかね。それなら噛みついてでも犯人に対抗しそうなもんだけどなぁ…
つーわけで被害者のダイイングメッセージに書かれていた名前は「クボタ」当然疑われる窪田さん。
やっぱり犯罪というものは動機がある人から疑われるものです。日頃から気をつけて生きてないと思わぬところで疑いの目を向けられたりするのが人生でもあるしねぇ…
しかしコナンくんはこの人が犯人だと確信してました。
よくよく眺めてみると特徴的な外見してる爺さんです。毛量たっぷりの眉、毛量たっぷりの口ヒゲ、ネクタイと見間違うような顎ヒゲ、綺麗に揃えた後ろ髪に、綺麗に禿げ上がった頭頂部wこれが若い子には真似できんダンディズムというやつですよ。
そして珍しく自力で謎を解いた毛利小五郎。
うん、なかなか上手なトリックだったと思います。このトリック一つで何話も引っ張るのは難しいですが、名探偵コナンのような短編探偵漫画であれば十分な内容です。
つーわけで館長の犯行動機は美術館を潰そうとしたオーナーへの義憤でした。
人を殺しておいてそれを正当化できる理由というのはそうそう無いもんでしょうが…確固たる信念の下に決意された犯意というものはもはや他人がどうこう言えるものでもありませんな…
さて次の時間は「新幹線大爆破事件」偶然出くわした黒の一味に対してこの道具。
探偵といえば盗聴ですよね。そして盗聴という行為は基本的に犯罪にはなりません。もちろん盗聴器を仕掛けるために人の家に侵入したら住居侵入罪だけども、盗聴行為自体は特に犯罪にはならないんですよね…
そして重要な事実が判明。
黒の組織の秘密が僅かながら見えてきましたな。ちなみにジンの声は聖闘士星矢の辰巳徳丸や魁‼︎男塾の月光、ドラゴンボールのドドリアさんと同じ。ウォッカの声は碇ゲンドウと同じです。まぁ犯罪者声ですよね…
さて盗聴できた会話から爆弾に関しての手がかりを探すコナンくん。
東海道新幹線の食堂車ってのは2000年に姿を消してしまったそうですが、一度も立ち入った事ないので思い出深くもなんともないですな。それよりも懐かしいのは普通に新幹線の座席でタバコが吸えてることです。昔は新幹線の中なんて禁煙車の方が珍しかったんです、喫煙者にとってホント昭和は住みやすい時代でしたよ…
さらに会話からヒントを探るコナンくん。
東海道新幹線にはこの楽しみがあります。俺はやっぱり山側が好きですかね、西日本出身ゆえにあまり見慣れていない富士山はいつ見ても心を惹かれる何かがあります。海側は海側の良さもありますけどね…
しかーしここでタイムアップ。
ついに作動してしまった爆弾。外に投げ捨てればいいんだけども、それもできない理由があるんです。
強いショックを与えると爆発、こーなるともう爆弾自体を解体するしかないでしょう。でも残り10秒でそんなの無理だし…いったいこの状況をどーするんだコナンくん!
強いショックを与えると爆発する爆弾への対処方法は「思いっきり蹴り飛ばす」でした(笑)
そんなこんなで新幹線爆破は未遂に終わりました。
そんなもんで追求が済むかね?日本最高の安全神話である新幹線が爆破される寸前だったわけですからね、とんでもないニュースだし警察も威信をかけて捜査します。深い霧に包まれたままなんて結論で終わるわけないと思いますけどね…
次は「大都会暗号マップ事件」この子達の出番です。
順にいきましょうか。紅一点が吉田歩美、体重は僅か15kg。中型犬かw
次が円谷光彦。コナンのおかげで目立ちはしませんが小学1年生にしては知識あり過ぎ。光彦の声は言わずと知れたチョッパーでありピカチュウです。光彦とピカチュウって同じ声だったのか…
最後に小学1年生には全く見えない巨体が小嶋元太。元太の声はジョジョで言うなら虹村億泰、そしてうしおととらで言うなら私が最も愛してやまない妖怪「衾」と同じ声ですな。
そんなわけで結成される少年探偵団。
今では「少年探偵団」といえばコナン達を指す言葉ですが、元々は江戸川乱歩が生み出した明智小五郎シリーズに登場する少年探偵団が元祖ですわな。1936年に初登場しているそうですよ、昭和11年といえば2.26事件、そんな昔から少年探偵団は存在していたんですね…
さて歩美ちゃんにしつこく絡む怪しい男に対して蘭姉ちゃんの対応は。
警察呼んだら困るのは貴方でしょw器物損壊だけでなく暴行罪も成立しますからね…
さて謎の男が残した暗号を調べるコナンくん。
イタリア語ってのはいわゆる「ラテン語のイタリア方言」みたいなもんですな。なのでイタリア語を話す人はほとんどがイタリア人だけで、その話者人口は6000万人ほど。そりゃイタリア語覚えようとはならんのも当然です。
まぁこの強盗団がボスに裏切られて日本まで追ってきたのはまぁ良いですが、問題なのは「金の隠し場所を言わないボスの身柄を警察に引き渡した」ことです。なぜそんなことをする必要が?ボスが警察に金の隠し場所を話してしまったらどーするつもりなんでしょ。しかも暗号すら解けてないんだから、ボスを拷問するなりして隠し場所を聞き出すためにもボスの身柄は絶対に必要です。殺してしまったというならまだしも、警察に引き渡したのは謎行動でしかありませんね…