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きよの漫画考察日記2411 名探偵コナン第17巻

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バナナ


名陶芸家殺人事件の続きから。今回の容疑者は弟子の3名。

有田焼、大谷焼、瀬戸焼がそれぞれの名前の由来ですわな。確かにここで信楽さんとか常滑さんは名字としては使えないかw


そしてここで誰もが思うことを目暮警部が言ってくれます。

まぁ名探偵コナンという漫画は殺人事件が起きなければどうにもならないストーリですからね、致し方ない。ちなみに現在コミックス101巻の段階で368人の死者が出ているそうです、合計してみるとそこまで多い感じではないですね…


さて自殺に見せかけても絶対に上手くいかないのが名探偵コナンという漫画。

犯人のツメが甘いというよりも、逆に甘さを残しておかないと自殺で処理されてしまってストーリーが始まらないというのが大きな理由なんでしょうがね…


さてここで捜査一課らしさを見せる目暮警部。

なるほど、血痕から得られる情報もあるんですな。ちなみに私は昔から「結婚」と「血痕」が同じ発音なのが凄く気に入っていますw


つーわけでトリックはこちら。

「朝起きてバランスを崩す」というのは随分偶然に依存しているような気もしないではないですな。まぁここまでされても全く起きないほどに泥酔してる奥さんですからね、確実に殺す方法なんて他にもたくさんありそうですけどw


そして物証はこんなところに。

泥酔した女性は相当重いですよ、肩に担ぐことはできてもその状態でハシゴを登るなんて相当の重労働ですけどね…


さて奥さんを確実に転落させるためにこんな手もうってました。

そんなもんですかね?枕元で電話のベルが鳴って無造作に手なんて伸ばすかと言われたら私はそうはならん気がしますけど。今回のトリックは偶然に頼るところが大きかったのがちょっとタマに傷でしたかね…


さて今回の事件の動機は…

人一人殺すほどの動機かねぇ?別にこの犯人がここから出ていけば済む話なんじゃないの?殺人事件なんて起こす方がよっぽど先生の名前に傷が付くという考えには至らないのかなぁ?という疑問が生じてしまう動機でした。



次はエピソード46「スキューバダイビング殺人事件」ビーチで出会ってしまった小五郎と妃先生の別居夫婦。

「ケンカするほど仲が良い」なんて言葉はまやかしだと個人的には思います。やっぱ普通に仲が良いならケンカはしませんよwまぁこれが夫婦となれば話はちょっと変わってくるのかもしれませんが…


そんな2人の前に結婚を控えた幼馴染のカップルが。

探偵と法律家、頼りにするならあんがい探偵かもしれません。やってみると分かるんですけど尾行とか相当難しいんですよね。法律の知識なんてのはどーとでもなるけども、探偵の仕事はちょっと真似できないんだよなぁ…


さてここで貴和子さんがウミヘビに噛まれてしまう事件発生。

これはこれでまぁ事実だそうです。やっぱ昔とは違いますからね、名探偵コナンのような影響力ある漫画で嘘の情報は出せません。民明書房とは違うんですw


そして今回の事件を引き起こしたのはこれ。

ウミヘビってのは正直沖縄以外の人にとってはレア生物ですよね、正直俺も人生で出会ったことありません。陸地で出会ってもヘビってのは恐怖感があるのに、海の中で出会ったりしたら相当ビビりそうです。慣れてれば問題ないんだろうけどな…


そして今回もやはり事故ではないのでした。

人類が生誕して40万年くらい経ち、その間に数え切れぬほどの殺人が起きてきたことでしょう、でも「海の中でウミヘビを持って噛ませる」この殺害方法を実行したのはもしかすると人類史上初かもしれませんねw


さて殺人だと断言できる要素は…

ウミヘビがまだ許されるポイントは「小さい」という点です。もしアナコンダサイズのウミヘビがいたら生態系はまた大きく変わってるでしょう。でもやはり海の中でウミヘビが覇権を握ることまではできないのかもな、サメに狙われるだけなのかもしれないねぇ。


さて今回の事件を複雑にしてしまったのは、被害者である貴和子さん自身の行動でした。

人を試すのは良くないということですわな。そして相手が自分の事を愛してるかどうかを試すなんていうことは愚の骨頂です。と思うのは男目線であって、女性目線ではまた色々と違うんでしょうけどね…


さて犯行に及んだ経緯を見てみましょう。

部屋に隠しておいたウミヘビ?まぁウミヘビは元々肺呼吸ですから陸上でも問題はないでしょうが…どうやってウミヘビを部屋に隠すっつーの?


でそもそもこのエラブウミヘビをどこから持ってきたの?

ん?じゃ犯人はこの伊豆でエラブウミヘビを偶然見つけたので、そこからこの計画を思いついたという衝動的犯行だったということになりますね。ウミヘビさえ見つけていなければ悲劇は起きなかったということか…


さてさて物証はどこにあるの?

この事件の被害者はウミヘビに噛まれた貴和子さんではありません。最大の被害者は…ウミヘビです(笑)海で捕まえられ、ホテルに監禁され、ウエストポーチの中に詰め込まれさらにテープで身体を固定させられ、最後は首を掴まれて噛ませられる…うん、やっぱりウミヘビが一番の被害者で間違いありませんねw


さてさて兄の婚約者を殺そうとした動機は何ですか?

まぁ血の繋がりのない兄妹なんて恋愛感情が芽生えても何の不自然もありませんからね、これは仕方ない。おかしいというのなら両親の再婚により子供の名字が変わってしまうことの方がおかしいと考えるべきでしょう。名字同じなのに愛が芽生えるとか言うからおかしく感じるんですよ。


そんなこんなで兄を愛してしまった妹。

独占欲というのは男よりも女の方が強い気はしますよね。男はどちらかというと独占欲ではなく支配欲なんだよな…


がしかし、今回の事件は未遂で終わりました。

犯人のはるみさんが法の裁きを受けるのか、この事件の顛末が気になりますね。当然立派な殺人未遂罪が成立しますが、貴和子さんからすればはるみさんは婚約者の妹、事件を大事にはしたくないという気持ちもあるでしょう。コナンくんもそれを分かっているからこそ今回の事件の謎解きパートで関係者全員を集める事をしなかったという事なんでしょうけど…殺人未遂事件を闇に葬るというのもそれはそれで結末としてはグレーなんですよねぇ…



次はエピソード47「強盗犯人入院事件」娘を誘拐されて殺人を強要される関口良夫さん、警察に助けを求めますが…

これはどっちなんでしょうかね?強盗犯グループに本物の警察官が加わっていたのか、それとも強盗犯グループの1人が警察に扮して紛れ込んでいたのか。前者だとすると警察としては失態ですし、後者だとしてもそれに気付かない目暮警部の失態です。雰囲気からすると後者っぽいですけどね…


そんな中、僅かな不自然から全てを見抜くコナンくん。

入院患者への差し入れというのも頭を悩ませるところですね。ちなみに私が入院した時はハンドスピナーやらケン玉やらハーブの育て方読本やら、超絶要らないものばかりが病室に溜まっていった記憶がありますw


そしてあっさり強盗犯グループ4人を行動不能に追い込む無敵の小学生コナンくん。


こーゆー時は女性にも容赦ないんですな。

ちなみに重要なことはそれではなく、このエピソード47は名探偵コナンの長い歴史の中でも唯一の「一話完結」なんです(正確にいうと第1話も1話完結なんですが、第1話は増ページされているので)。そう言われてみると確かに名探偵コナンの一話完結なんて見たことないか…



次はエピソード48「盗賊団謎の洋館事件」時計だらけの洋館の調査に訪れた小五郎でしたが…

んー、不気味ですな。それにしても昔の時計の音ってのは何であんなに怖いんですかね。真夜中に「ボ〜ンボ〜ン」と鳴り響くあの時計の音で誰が得しているというのだろうか?


さてここで監禁されている女性を偶然見つけてしまうコナンくん。

犯人たちと一緒に暗号なんて解いている場合ではなく、先にこの女性を助けてからのんびり謎解きすれば済む話なんですけどね…


そんなこんなで暗号パートへ。

暗号、作るは易く解くは難しといったところでしょうか。作ってる側は楽しいんでしょうけどね…


つーわけで11:00に鳴り出すデジタル時計の謎は…

解けてみれば単純な語呂合わせ、しかし単純だけに組み合わせが多くなかなか正解に辿り着けないパターンですね。


さらに今回は珍しく自分で謎を解く小五郎。

lightとrightは卑怯ですよね。BとVの子音はまだ良いとして、LとRの子音の使い分けは日本人には無理です。だってライト(光)とライト(右)の区別は日本語表記では絶対無理なんですもの。それこそ「ヴ」みたいな新しいカタカナを作るのもアリだと思いますがね…、


さてここで窃盗団の残党が暴挙に出ますが…


みぞおちに肘打ち→頭が下がったところに膝というパターンならよくあるでしょうが、頭を下げさせておいてのかかと落としは凄まじいコンビネーションですね。これ食らったらまぁ立てないでしょうな…


そして謎解きの結果出てきたのは窃盗団の頭領から孫娘へのプレゼント。

盗んだ宝石を散りばめた時計を孫娘にプレゼントしようとする祖父の感覚も理解不能ですけどねw



ラストはエピソード49「時代劇俳優殺人事件」登場するのは3人の俳優。



当然名前のモデルとなっているのは永倉新八・沖田総士・斎藤一・近藤勇・土方歳三ですな。この辺りが分からない日本人はいない…とは言い切れないか。幕末は若い子が興味持ちたがらない時代でもあるからねぇ…


そんな中、隣の沖田の家のバルコニーから死体が。

サンピン、まぁ廃れつつある言葉ですわな。昔身分の低い武士の給料が年間で三両一分であったことから、彼らを蔑む言葉として三一侍という言葉が生まれ、そこからサンピンだけが残って取るに足らない若手を刺す言葉となってます。まぁ個人的には死ぬまで使わないだろう言葉だわなぁ…




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