さてさて片目が見えない九十九に対してなかなか本気が出せないイグナシオでしたが…
手負いの獣は恐ろしい、そんな事誰でも知ってる言葉なんでしょうが…よーく考えてみましょう。手負いじゃないフル元気の獣の方が普通に恐ろしいんじゃないでしょーかね(笑)
つーわけで修羅モードに突入した九十九。
九十九が修羅の顔を出したのは冬哉戦、北斗戦、アリオス戦に次いで4度目でしょうか。さすがイグナシオ、それだけでもう世界のTOP10に入ります。
つーわけでアリオスの右ミドルをかわして懐に入った九十九、それをイグナシオは左脚で撃墜!
双龍脚ですな。これをカウンターで打てるんならまず無敵です。蹴りだけ出しときゃ勝てちゃいますよ…
そしてついに魔術師の弟子イグナシオの本領発揮。
俺も猫だましはよく使います。男女混合でバスケやってる時にね、さすがに女の子のシュートをブロックするのは紳士ではないなということで暗黙の了解としてシュートブロックは禁止しているんですが、かといって目の前でシュートされるのをボーッと見てるのも虚しいので、女の子の目の前でおもいっきり猫だましをぶちかましてシュートミスを誘うという姑息な技をあみだし頻繁に使用しております。
つーわけで次の瞬間には…
さてこのマジックのタネ明かし。
要は横長の物を見てると他の物が見えなくなるという人間の眼の構造を利用した攻撃でした。人間の眼の構造という話で最近思うのは、やっぱり縦書きの文章は読みづらいということですわ。人間の眼は横に並んでいる以上、やっぱ横書きの方が読むスピードは速くなります。だけど横書きとはいえ中国語やアラビア語みたく右から左に読むのはいかがなもんかと。いや、読むにはいいけども書きにくくてかなわんでしょうに…
さてここからはテクニシャン全開のイグナシオ。
上段回し蹴りをかわされた後、さらに軸足で蹴りにいくんです。まぁこれなら九十九でもできるんでしょーが…イグナシオはここから一味違います。
そんなムチャな(笑)
これはできんわ。横と思わせての下、下と思わせての横、ボクシングでやるようなことを脚でやってしまうのが魔術師の弟子イグナシオ・ダ・シウバです!
そんなイグナシオの足技はちょっとレベルが違います。
殴り合いということであればさすがのイグナシオといえどもアリオス・キルレインには及ばないでしょうが、蹴りという分野に限って言えばイグナシオが修羅の門史上最強でしょう。足踏まれると痛えもんなぁ…
そんなこんなで追い詰められた九十九でしたが、漫画でしかありえない方法でイグナシオの猛攻を回避し始めます。