さてアシュタロスに魂を奪われた美神さん、たどり着いた先は三途の川。
三途の川の渡し賃は昔っから六文です。1文ってのは現在の価値に換算するとだいたい20~30円らしいので、三途の川は200円もあれば渡れるということですな…
ちなみによく聞く通貨単位「両」ってのは約4000文です。だとすると1両ってのは80.000円~120.000円くらいの価値だったということになるんでしょーか?結構お高いよな…
さてさて魂を失い意識が消えゆく美神さん、そんな彼女の意識を引っ張り戻したのは横島くんのこの一言。
横島「だめだ死ぬなッ!この…」
さてそんなわけでアシュタロスの切り札であるエネルギー結晶を手にした横島くん。破壊すればアシュタロスを倒せるけれども、破壊すればルシオラを再生することもできなくなるわけで…究極の選択です。
美神さん「もういい…!まかせるわ。横島クンしだいよ。ここまでやれたのは横島クンのおかげだしね。ほかの全部をひきかえにしても守りたいものがあるなら…私にはもう何も言えないわ!正しいと思うことをしなさい、横島クン!」
横島「…なんで…!なんで俺がやんなきゃダメなんスか…!」
アシュタロス「恋人を犠牲にするのか⁉︎寝ざめが悪いぞ!」
横島「…今、おまえを倒すにはこれしかねえ…!どーせ後悔するなら…」
ここは漫画家の腕の見せ所です。世界中の人間とたった1人の女の子、それを天秤にかけさせてどちらを選ばせるか…これはもうどちらでも正解です。その心の葛藤をいかに描くかだけの問題ですよ…