さて復帰戦に挑む一歩、今回のトレーニングメニューはディフェンス力強化。
つーわけで一歩の復帰戦の相手は…
尋常ではないタフネスを誇るポンチャイ、その設定自体がすでに咬ませ犬でした。一歩の対戦相手の中でもかなり印象は薄い部類に入りますね…
さて一歩の強打をものともしないポンチャイに対し、第2ラウンドへと向かう一歩。
この言葉通りKO勝ちを収める一歩。一歩は2014年現在KO率95.8%ですが、伊達戦を除くと平均3.7ラウンドで相手をKOしている計算になります。つまり一歩相手に4ラウンド以上戦うことができればまぁ善戦したと言えるんではないでしょーか。それを踏まえてKOに要したラウンド数を対戦相手別にみてみると…
1R 藤原義男・速水龍一・沖田佳吾・李龍洙・小島寿人
2R ジェイソン尾妻・ポンチャイチュワタナ・ハンマーナオ・唐沢拓三
3R 小田裕介・間柴了・千堂武士(1回目)
4R 小橋建太・冴木卓麻・ジミーシスファー
5R ヴォルグザンギエフ・真田一機
6R 武恵一
7R 千堂武士(2回目)・島袋岩男・沢村竜平
8R マルコムゲドー・ウォーリー
一歩と対戦して最も長くリングに立ち続けていられたのは、ゲドーとウォーリーというディフェンスの天才2人だったわけですね…
そんなわけでポンチャイを粉砕した一歩の必殺技といえばもちろんこれ!
右フックからの…
デンプシーロール!
要は左右のフックの連打です。むしろ単なる左右のフックの連打を見ただけで「今のデンプシーロールっぽいな」と思ってしまう技です。技というよりもむしろシフトウェイトという概念すらない時代に生み出された「フックの新しい打ち方」と把握する方が正しいのかもしれませんね…
ラッシャー板前なら誰でも知ってるんでしょうが、ラッシャー木村は最高のレスラーでしたよ。下手すれば子供にとても見せれるもんじゃないプロレスというものを、そうじゃなくてプロレスは楽しいもんなんだと我々に教えてくれたのは馬場さんとラッシャーさんなのかもしれません。あのコワモテであんな事言われたら誰だって笑うもんね…