さてロビンを追うロケットマン、戦闘準備も完了。
一応CP7所属だから諜報部員ということになるんでしょーが、こんな目立つ奴に諜報活動はできません。まぁそれを言えばフクロウやクマドリも諜報部員とは呼べませんがね…
さてワンゼのラーメン拳法に苦しんだサンジでしたが、あんがい簡単に切り裂けました。
ちなみに切り口が楕円形になるのがリングイネ、きしめん状にまでなればタリアテッレかフェトチーネ。この6種でロングパスタに関してはまぁOKでしょう。これ以上の分類はややこしくさせるだけです。
そんなわけで反撃。
サンジ「戦闘にはコックの神聖な手も包丁も使わねェのがおれのポリシーだが…ここが給仕室で…敵が食材ならば話は別だ…すいませんねェ生意気で…お詫びといっちゃ何ですが…ご覧に入れましょう…」
さてサンジ達が切り離した車両に追いついたロケットマン、邪魔なのでゾロが切り捨てます。
海軍本部大佐というのはここまで9人登場してます。スモーカー・ヒナ・Tボーン・シャリングル・シュウ・ベリーグッド・ゴリラ・たしぎ(2年後)・コビー(2年後)。その多くが能力者であることを考えるとTボーン大佐の強さは相当のものだと考えるべきでしょうか、それともこの程度の強さだから将校に昇進できずにいると考えるべきか。まぁ海軍は大将がズバ抜け過ぎてて、残りは中将だろうが大佐だろうが大した差は無さそうですけどね…
そんなTボーン大佐、一撃でゾロにやられます。
ゾロ「嵐の中、海列車を追いかけるとは天晴だ…だがおれ達ァ止まれねェんだ。」
背負ってる物の重さがそのまま攻撃力に反映されるというのは少年漫画の王道ですわな。メンタルを攻撃力に変換する、ドラクエでいう理力の杖みたいなもんです。
鉄塊と指銃の使えない四式使いですが、それでもカリファよりは強そうに見えます。800道力くらいはあるんじゃないでしょーか。
さて対峙するサンジとルッチ。
凄い技です、空気開扉。次元を越えちゃってますからね、中に入ってしまえば七武海だろうが四皇だろうが攻撃できないという絶対防御、さらに最強のステルス性。対象の追跡、誘拐、避難、逃走といった目的であれば空気開扉に勝てる能力は無し。最強の悪魔の実はドアドアなのではないかとすら思える能力です…
だけど考えてみましょう、別次元に入れるんであればわざわざ壁をドアにしてガレーラ本社に侵入する必要性は無いですよね、全員で歩いてアイスバーグの部屋に侵入して誘拐して出てくればいいだけのことですから。なのにそれをしなかったのは何故か、考えられるのは「空気扉開により開いた空間内からでは、外に存在する物質に対しては一切干渉できない」これでしょう。空気扉開内部から敵に攻撃することはできないし、外の世界の物に触れて動かしたりすることはできない、外の世界に存在する物を透過して移動することもできない、まぁこれくらいの制限はあって当然ですがね…
つーわけで再び連れ去られたロビン。
そげキング「大丈夫だ…!ロビンお前…大丈夫だぞ。お前まだなんか隠してんな…!別に…それはいい。ただし海賊は…船長の許可なく一味を抜ける事はできない…!だからお前…!」
このセリフをウソップが言うことに意味があるんよね。ルフィと意見を違え、袂を別ったウソップが言うからこそ響くんですよ…夜が無い島なんですが、何故夜が無いのかは説明されませんでした。しかもエニエスロビーにはさらなる伏線が。
海に穴が開いてるんですが、この説明もされなかったんです。夜が無い、そして謎の大穴…尾田栄一郎の性格からして壮大な伏線の予感がします…
まず海に穴が開いてる点からいくと、地球の裏側までつながってると考えるのが妥当でしょう。じゃなきゃ穴が海水で満たされるか、もしくは海が干上がるかしているはず。まぁ物理的に反対側から海の水が吹き出すかどうかは分かりませんが、そう考えると反対側には何があるんだという話になります。もしかするとそこがオールブルーか?はたまた…ラフテルか?
次に夜が無いという点ですが、単純に考えれば上空に何かしらの光源があるんでしょうよ。だとするとその光源がこの穴を開けたのではないかという推測が成り立ちます。そんな事ができる光源…もしかすると未だ謎の古代兵器ウラヌスがエニエスロビー上空に存在してるのではないでしょーか?
まぁこの伏線が回収されるのかどーかは不明ですが、改めて読んでみると気にかかるポイントではあります。
つーわけでルフィはたった1人でエニエスロビーに突入!