メジャーの表紙を獲得した11人目は佐藤美穂。表紙だけだと野球漫画には見えんね…
寿也は中学生時代にも人格が崩壊したことがありましたからね、どーもメンタルが弱い。男が精神的ショックで寝込むなんてことあり得ないよ…
スポーツ選手に限らず、自分の兄弟が有名人だった場合の気分ってのはいかがなもんなのかね?自分の子供が有名で自慢するのは結構なことですよ、だけど兄弟が有名だと「じゃあお前は兄弟に比べて才能が無いんだね」と思われそーで嫌じゃない?もし俺の兄弟が有名人だったとしたならば、俺はその事実を公にはしないだろうなぁ…
さて日本の準決勝の対戦相手は…キューバ!
バルセロナ・アトランタ・アテネでは金、シドニー・北京では銀、言うまでもなくアマチュア野球最強の国です。キューバは第1回WBCも銀メダルでしたが、第2回第3回はパッとせず。プロ野球選手やメジャーリーガーが国際大会に出場できるようになったこの時代では、もうキューバ野球の優位性は崩れたのかもしれませんな…
そんなキューバ戦を控え、ここで佐藤兄妹がご対面。
寿也の複雑な家庭事情なんて大半の読者はすっかり忘れてるでしょーけども。まぁこの話題を絡めていかないとキューバ戦には盛り上げるネタが無いということでしょうな…
寿也は中学生時代にも人格が崩壊したことがありましたからね、どーもメンタルが弱い。男が精神的ショックで寝込むなんてことあり得ないよ…
さて寿也には妹がこんな風に映ってます。
不思議なもので貧乏人は金が無くとも血で繋がることができるのに、金持ちになると金無しでは血縁関係が維持できなくなっていくんですよね。まぁこんな事を言うと「私の家は裕福だけども家族愛にも溢れてるよ」なんて言う奴らが出てくるでしょーが、そーゆー奴らに限って旦那の会社が倒産したりしたらすぐに一家離散するもんです(笑)家族愛というものは貧乏の中で生み出すか、それとも金で買うか、二択でしか手に入らないものなのかもねぇ…
…なんで俺は家族愛というものに対してこんなに懐疑的なんだろうか(笑)
つーわけで倒れた兄にショックを受けて失踪した妹、日本に帰ってももう探す方法が無いんです。
さてキューバ戦、ここから桃子先生が観戦。
キューバの選手はね、事前情報が少ないんです。なぜならキューバ革命以降、キューバの選手は国外で野球をすることができなくなってますから(中日に来たリナレス、彼は例外措置)つまりキューバ人がメジャーでプレーしようと思ったら亡命する以外に方法がなかったんです。巨人が獲得したアンダーソンはキューバ出身だけど亡命した選手なんです。ところが2013年からついにキューバ選手の国外でのプレーが認められるようになりました。つまりセペダは純粋にキューバから派遣された選手なんです。両者を同じチームに抱えるといろんな問題が噴出しそうだけど、憎き巨人の選手だから気にならんわ(笑)
さてこのブラーボ、コジローを追い込んで最後は縦に落ちるカーブで見逃し三振。
これはない。これがストライクになることはありません。とゆーのもプロの審判というものは、どんなにコースが良かろうともキャッチャーミットが下に返った場合には絶対にストライクとはコールしないもんなんです。だから捕手は大変なんですよ、キャッチングの形にも気を使わねばいけないんだから…
そしてここでキューバは三盗。
ちなみに多くの人が勘違いしているところですが、二盗と三盗では間違いなく三盗の方が簡単です。たしかに捕手の送球の距離が三塁までの方が短いので、三盗の方が刺しやすいと思えるかもしれない。だけど肩の強いプロレベルの話になるとそれは大した違いではなく、重要なのは2塁ランナーの方が1塁ランナーよりも遥かにリードが取りやすく、スタートが切りやすいという所なんです。統計を取ってみればわかると思いますがおそらくプロ野球における三盗の成功率は二盗のそれよりも高いはず。ただ、三盗は二盗ほどのメリットが無いが故に滅多にチャレンジしないというだけの話なんですよ…
そんなわけでキューバの足に引っ掻き回される寿也でしたが…
堂島、いい事言う。やはり捕手の気持ちは捕手にしか分かりませんね…
さてここでさらに三盗を狙ってくるキューバ。
寿也「調子に…」
これは凄い。とゆーかこんなの見たことない。理屈としてはできなくはないプレーですが、おそらくこれをやったことのある捕手は歴史上いないんじゃないかなぁ…
さて試合前に美穂ちゃんに電話してた寿也。