はじめの一歩の表紙に一歩がいないのは…これが初です。
このおっさんがハンパなくかっちょええのよねぇ…
そしてそんなアーニーのプロモーターが…
アーニー→メッガン・ダッチボーイ→ランディ・ボーイ・Jrと続く宮田シリーズの影の黒幕ですな。一歩と宮田は対戦させられない以上(対戦させると連載が終わっちゃう)宮田編にも何かストーリーが必要になってきますからねぇ。
さて厳しい減量の末、なんとか宮田は計量をクリア。
ボクシングはもちろん試合前に計量をパスしないといけないんですが、基本的には前日計量です。とゆーのも当日に計量するとフラフラのままリングに上がって危ないからです。ただIBFだけは前日計量+当日計量で体重の過度の増加を防止するというシステムを採用しています。まぁ亀田大毅の一連の騒動でそんなのどーでもよくなっちゃいましたけどね(笑)
つーわけでアーニー入場。
OPBFは日本や韓国、フィリピンやタイ、インドネシアやオーストラリアあたりの16カ国で構成されていますが…なぜかその中にウクライナがいるんです。東洋太平洋なのにウクライナ?
つーわけで宮田vsアーニー、第1ラウンドからスピードで主導権を取った宮田は攻めの姿勢。
つーわけで宮田vsアーニー、第1ラウンドからスピードで主導権を取った宮田は攻めの姿勢。
つーわけで第1ラウンド早々に…
オーソドックスなボクサーが対戦したとして、カウンターには「左に左を合わせる」「左に右を合わせる」「右に右を合わせる」「右に左を合わせる」この4パターンが考えられますが、この4パターンの中で最も難しいのが「相手の左に右を合わせる」でしょう。相手の左ジャブに対して左ジャブでカウンターをとる光景は山ほど見ますが、相手のジャブに対して右を合わせるというのは至難の技です。よほどの力量差がないと決まらないんじゃないかなぁ…
まぁ理論上はありですよ、理論上は。だけどこれはもう人間の反射速度を越えてます。相手が必ず右クロスにくると確信してなきゃとても間に合わない返し技ですね…
さて第2ラウンドが終わった時点で早くも後がない宮田、後は玉砕覚悟で攻めようとしますが…
宮田父「振り回してラッキーパンチを狙うか⁉︎最近になってわかったコトがある。何十年もボクシングにたずさわってようやく気づいた。無論現役の時には納得できなかったが…」
宮田父「結果的に偶然当たったにせよそれは…練習で何百何千と振った拳だ。その拳は生きているのだ。試合を投げて適当に振ったパンチなど決して当たらん。当たったとしても死んだ拳では人は倒せん。現役の時ラッキーパンチに泣かされ嘆いた時もある、しかしそれは間違いだった。選手を育てる立場になってようやく気づいたよ。」
う~む、いい事言いますな宮田パパは。我々素人がテレビ画面越しに見ても分からない「拳の生き死に」というものはきっと存在するはずです。科学的根拠うんぬんではなく、きっと存在するはずです。
つーわけでもう何も残ってない宮田でしたが倒れません。
つーわけで残り1発分の力でブラッディクロスを打ち破ります。