怒涛の新タイトル攻勢第5弾。
All You Need Is Kill!
元はライトノベルだそーです。それをハリウッドが映画化したという珍しいパターンのようですね。まぁ俺も映画化されて初めてこの作品を知ったんですが、ストーリー的にはありそで無かった面白い感じですよ…
さて主人公は自分が死ぬ夢を見て目覚めたこの少年。
キリヤ・ケイジ!
ここで初めて気付いたことなんですが、作者がデスノートの作者と同じですな。この作者は誰か他の原作者と組むことにより力を発揮するタイプなのかもしれませんね…
そんなケイジの前に現れた人類最強のジャケット兵が…
リタ・ヴラタスキ!日本の漫画ではこーゆーヒロインは可憐で華奢だと相場が決まってるんですが…これを現実的なアメリカで映画化するとムッキムキの女ソルジャーになってるそうです。それじゃ世界観が崩れちまうんだけどな…
つーわけで出撃するケイジ、人類が戦っている敵とは…
ギタイ!どこから来たのか→不明。目的は何なのか→不明。そーゆーバックボーンを設定しなくても面白いストーリーは作れるという良い例ですね。緻密な設定も良いけれど、見せないところは見せないというのもそれはそれでアリなんですね…
そんなこんなで何もできずに殺されるケイジ。
つーわけで死んだ瞬間に…
出撃前日の朝へ。なるほど、少しずつ分かってきましたね…
さてこのまま次の日の出撃を迎えると死んでしまうと考えたケイジは軍から脱走しますが…脱走先で偶然ギタイに出会いまた死亡。
と思ったら再び出撃前日の朝。からくりが見えてきたケイジは拳銃を咥えて自殺。
その結果は…
死ぬ度に30時間前の出撃前日の朝に戻ってしまう、つまり無限ループ系のストーリーということです。まぁ過去に戻って人生をやり直す系のストーリーはよくありますが、ポイントは遡れる時間の長短なんです。長い時間を遡れるなら人生をやり直して幸せを目指すという明るい話になるんですが、短い時間しか遡れないなら逆に変わらない日常を繰り返さなければいけないという悲劇的な話になってしまうんです。本作はループする時間を30時間という短い時間に設定したことにより、悲劇の円環からいかに抜け出すかという話になるわけですな…
つーわけで死んだ瞬間に…
出撃前日の朝へ。なるほど、少しずつ分かってきましたね…
と思ったら再び出撃前日の朝。からくりが見えてきたケイジは拳銃を咥えて自殺。
その結果は…
死ぬ度に30時間前の出撃前日の朝に戻ってしまう、つまり無限ループ系のストーリーということです。まぁ過去に戻って人生をやり直す系のストーリーはよくありますが、ポイントは遡れる時間の長短なんです。長い時間を遡れるなら人生をやり直して幸せを目指すという明るい話になるんですが、短い時間しか遡れないなら逆に変わらない日常を繰り返さなければいけないという悲劇的な話になってしまうんです。本作はループする時間を30時間という短い時間に設定したことにより、悲劇の円環からいかに抜け出すかという話になるわけですな…
つーわけで避けられぬ死を繰り返すことになったケイジ。
ケイジ「いいだろう、やってやる。生き残ることがこの世界に対する唯一の反抗であるのなら戦い抜いてやる!戦場で二回…海辺で一回…ここで一回死んだ…この世界は5周目!」
ふむ、導入としては非常に面白いと思います。ハリウッドが食いついたのも分かるってなもんです。あとはこれをいかに収拾つけるかという点ですな…
このリタのたわいない質問、これは後に重要な伏線になるんですな…
そんなわけでこのループを抜けるには戦闘技術を上げるしかないケイジ。
ケイジ「一日おきにループして実践と訓練を繰り返す僕なら…」
肉体的な成長はループの際にリセットされちゃいますからね、いくら身体を鍛えても生き残るためには無意味です。必要なことはひたすら「覚える」ことなわけですな…
肉体的な成長はループの際にリセットされちゃいますからね、いくら身体を鍛えても生き残るためには無意味です。必要なことはひたすら「覚える」ことなわけですな…
リタ専属の整備士さんです。嫌いじゃないですね、女の子とモンキーレンチという組み合わせは(笑)
つーわけでこれ以降ケイジは同じ毎日を繰り返します。
つーわけで訓練と戦闘以外はルーティーンワークをこなすケイジ。
そりゃさすがにこーなります。まぁ朝飯なら多少同じ献立が続いてもまぁいいかと思えますが、晩飯が同じ献立というのは我慢できて1週間ですね…
毎日決められた日常をこなす、いわゆるルーティーンワークの第1人者はやはりイチローでしょう。打席内での仕草は言うに及ばず、毎朝同じ物を食べて毎日同じアップをして毎日同じ足から球場に入るというように徹底的に日常をルーティーン化してるのはプロフェッショナルの現れですよね…
つーわけで訓練と戦闘以外はルーティーンワークをこなすケイジ。
そりゃさすがにこーなります。まぁ朝飯なら多少同じ献立が続いてもまぁいいかと思えますが、晩飯が同じ献立というのは我慢できて1週間ですね…
レイチェル「…あなた恋人はいるの?」
ケイジ「…いいや。」
レイチェル「明日出撃するんでしょ?」
戦場へと向かう兵士に最後に幸せな時間と思い出を作ってあげようだなんて、これぞ女性の鏡でしょ。貞操観念なんてものは戦場ではくそくらえですよ…がしかーしこれに対しケイジは…
う~ん、面白いんじゃないの。飽きさせないテンポの良いストーリー展開、そして2巻以降が早く読みたくなってしまう展開です。まぁこのALL YOU NEED IS KILLという漫画は2巻で完結なんですけど(笑)
何十回とループし続けてるんだから、1回くらい息抜きしてもよかろうに…
そして158周目、圧倒的な戦闘力を手に入れるに至ったケイジはついに戦場でリタと遭遇。
リタ「そこのおまえ…そう、おまえだ…」う~ん、面白いんじゃないの。飽きさせないテンポの良いストーリー展開、そして2巻以降が早く読みたくなってしまう展開です。まぁこのALL YOU NEED IS KILLという漫画は2巻で完結なんですけど(笑)