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きよの漫画考察日記1506 日本沈没第1巻

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怒涛の新タイトル攻勢第6弾。

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日本沈没!
小松左京の小説「日本沈没」は2006年に草彅くんと柴咲コウの主演で映画化されたんですが、この映画は俺的には嫌い。結局のところアルマゲドン的な結末にしたかっただけかと感じずにいられない駄作です。まぁそんな映画版での設定をある程度引き継いでいるのがこの漫画版「日本沈没」です。原作と映画版の中間的な立ち位置ですかね…

お月様

つーわけで主人公。
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小野寺俊夫!
危機察知能力が異常に優れた潜水艇乗り。め組の大吾の大吾みたいな感じです。

そんな大吾小野寺の前に現れたのが…
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田所雄介!
原作ではこの人が主人公です。がしかし映画版と漫画版では主人公役を小野寺に奪われてしまいます。その理由は簡単で「おっさんが主人公じゃ絵がもたないから」以外にあり得ない(笑)

さて11月なのに異常に暑い東京、その中でも異常に暑いビル。
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なるほど、一理あるかも。俺は物理学なんてちっとも分かりませんが、エネルギーを他の種類のエネルギーに変換する際には必ずその一部分が熱エネルギーに変換されるわけですからね…


さらにそのビルに偶然居合わせたのが…
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阿部玲子!
原作では単なるお嬢様だったんですが、映画版からハイパーレスキューの隊員という立場にジョブチェンジ。まぁ原作版日本沈没が書かれたのは1973年、もちろんハイパーレスキューなんてものは存在すらしてなかっただろうしね…

つーわけで災害発生。
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ビルの基礎ってとんでもない量のコンクリが入っています。こんなに使うの⁉︎って驚くくらいのコンクリが建物を支えています。神戸の震災の時もビルが潰れたり折れたりしてるのはありましたが基礎は潰れたりはしなかったですからね、まず建物が沈み込むなんていう事態は考えられない。

がしかし、こんなことになれば話は別です。
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そんなことあり得ないとも思っちゃうけど、実際に流砂ってのはありますからね。「地面は動かない」という固定観念に捉われてちゃいけません。

つーわけで脱出した一同、しかし中にはまだ取り残された人が。
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災害時に自分の命を守ることはあんがい簡単だったりします。他の人間なんてどーでもよいと思いさえすればだいたいの危難は乗り越えられます。東北の津波もそーだったでしょ、自分の事だけ考えてりゃもっと多くの人が助かってたはずですよ。だけどそーはできないのが人間なんですよね…

そして最後に総理が語ったこの言葉がこの日本沈没という漫画の行く末を暗示してます。
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「想像を絶する事は想像ができない」たしかにその通りかもしれません。神戸の震災、東北の津波、9.11同時多発テロ…これらを想像できていた人はいるかもしれない、だけど俺には想像すらできませんでした。まさに想像を絶する出来事でしたもんね…

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