怒涛の新タイトル攻勢第7弾は…
俺の大好きな河合克敏シリーズ第3弾ですな。柔道→競艇→そしてまさかの書道漫画というこのジャンル選択に、俺は一抹の不安を抱えてはいました。こんなジャンルで連載が続くか?と心配していましたが…何の問題もありませんでしたね。とゆーことは河合克敏が書くならどんなジャンルでも面白いということですよ…
鎌倉!
作者の河合克敏が浜松の出身なので帯ギュの舞台は浜松だったんですがね、まぁ漫画の舞台にするには鎌倉というのは良い土地なんでしょう。東京を舞台にするとゴミゴミしすぎちゃいますからね…
粉川匠、波多野憲二とは全く方向性の違う主人公です。まぁ題材が書道ですからね、運動神経は全く必要とされないんだから主人公像もこーなるでしょうが…
そんなユカリの隣に入学式に座っていたのが…
見た目は澄ちゃんや保奈美タイプですが性格は桜子です。ちなみによほど珍しいものでない限り苗字だけで出身地を判別するのは困難ですが、望月という苗字の人は山梨県民もしくは静岡県民と考えてまず間違いありません。両県では多い苗字TOP3に望月さんが入ってきますからね(全国平均では150位くらいなのに)
そんな望月さん、書道女子ではありません。しつこく絡んでくる男子生徒に対し…望月さんは柔道ガールです。書道と柔道の融合なんですよ、河合克敏が描こうとしてるのは。まぁ「道」つながりってことでなんとかなるんじゃないでしょーか…
がしかしそこに運悪くいたのは縁。
望月「⁉︎なんで⁉︎」
加茂杏子!
眼がね、彼岸島の吸血鬼のようで怖いです(笑)
2人目。
三輪詩織!
とめはねっ!の登場人物の名前を羅列していくとうっすらと近畿っぽさを感じるでしょう。大江は京都の大江山ですし、加茂ちゃん三輪ちゃん日野ちゃんは京都加茂神社、奈良三輪神社、福井日野神社、これがモデルかな…
日野ひろみ!
俺はメガネっ娘好きなんですがね、かといってロリコンというわけでもないので日野ちゃんのメガネには萌えません。大人の女性のメガネがいいんです。メガネかけた大人の女性が本屋で立ち読みしてる顔を横から眺めるのが好きなんですよ。俺って変態なのかな(笑)
なるほど、たしかに「永」という文字には全てが入ってますな。でもそれなら「泳」って文字を書かせればなお良いのではないでしょーか?
つーわけで字の下手な望月に課せられた最初の課題は「一」。
さてある日の授業風景。
313年コンスタンティヌス帝のミラノ勅令、これは世界史を勉強してた奴には必須の知識です。なんだかんだ言ってローマ帝国史は世界史においてテストに出る比率が高いですからね、未だに五賢帝なんてスラスラ言えるもんねぇ…
313年コンスタンティヌス帝のミラノ勅令、これは世界史を勉強してた奴には必須の知識です。なんだかんだ言ってローマ帝国史は世界史においてテストに出る比率が高いですからね、未だに五賢帝なんてスラスラ言えるもんねぇ…
子供の頃はちょっとでも頭髪の薄い大人を見たら「ハゲ」って呼んでたもんですが、周囲の友達の頭髪が寂しくなってくるアラフォーの立場に自分がなってみるとまだまだこれからだよって励ましたくなりますな。ハゲだけに励ましたい、決して掛けたわけではありませぬ。
いや~、杉・宮崎・みったんの出演は河合克敏ファンにはたまりませんな。こーなってくると我々としては青島優子の再登場に期待してしまいますよ…
さて嘘がバレて柔道部へ戻った望月を再び書道部へ連れ戻すために柔道勝負を挑む加茂ちゃん。
三浦清風!何の漫画だこりゃ(笑)
そんなわけで書道部を辞めた望月でしたが…
たしかに自分の名前を綺麗に書いてもらえると非常に嬉しい。俺なんて自分の名前すら綺麗に書けませんよ…つーか俺が自分の名前を綺麗に書けないのは画数が多すぎるという理由もあります。44画もありますからね、ごちゃごちゃしてて書きづらいんです…
そんなこんなで望月を加え5人になった書道部、市民書道大会に臨書で出店することに。
お手本通り書くことを臨書というんですな。小学校の習字の時はさ、お手本を半紙の下に敷いて透かしてその通りなぞってましたけどね。まぁそーやって書いたのは上手すぎて先生にはバレちゃうんですけどね…
お手本通り書くことを臨書というんですな。小学校の習字の時はさ、お手本を半紙の下に敷いて透かしてその通りなぞってましたけどね。まぁそーやって書いたのは上手すぎて先生にはバレちゃうんですけどね…
つーわけで新入生の2人が今回習うのは…
今回縁と望月の2人が書くのはこの三大書家の1人欧陽詢の九成宮醴泉銘。それはこんな書です。
つーわけで隷書と楷書、何が違うのかというとこれがあるかないかです。
うん、たしかに起筆→送筆→収筆というのは習った記憶がありますね。逆にこれを習ってしまっているからこそ、ボールペンで上手に漢字を書くのが難しくなってしまっているようにも思いますね…
今回縁と望月の2人が書くのはこの三大書家の1人欧陽詢の九成宮醴泉銘。それはこんな書です。
なるほど、たしかに上手いしこの時点から漢字というものは進化してませんな。驚くべきなのはこれが西暦632年に書かれたものであるということです。大化の改新よりも古く、まだ古事記すら記されていない時代に漢字というものがここまで完成されていたという事実に驚きますよね…
そしてこの楷書が完成する以前は篆書ないし隷書という形式で漢字はかかれていたそーな。
なるほど、言われてみないとこれは気付けませんね。ちなみに現在使われている楷書体と隷書体とではこんな風に違うそうです。 つーわけで隷書と楷書、何が違うのかというとこれがあるかないかです。
うん、たしかに起筆→送筆→収筆というのは習った記憶がありますね。逆にこれを習ってしまっているからこそ、ボールペンで上手に漢字を書くのが難しくなってしまっているようにも思いますね…
つーわけで書道展に足を運んだ縁。
最近はこの風潮もよく分からなくなってきた感もありますけど。シャツインをおしゃれに着こなすイケメンを見てると何が正解なのか分かりません。まぁかっこいい奴はシャツを入れても出してもかっこいいし、ダサい奴はシャツを入れても出してもダサいってことですよね(笑)
最近はこの風潮もよく分からなくなってきた感もありますけど。シャツインをおしゃれに着こなすイケメンを見てると何が正解なのか分かりません。まぁかっこいい奴はシャツを入れても出してもかっこいいし、ダサい奴はシャツを入れても出してもダサいってことですよね(笑)
従兄弟の子供が双子の女の子でね、子供の頃は全く区別がつきませんでした。その双子と10年ぶりくらいに会ってみると中学生になってたんですが、まぁここまで成長するとなんとか見た目で区別できるようになりますな。まぁマナカナやたっちの区別は未だにできませんけどね(そもそも見分けようとする気が無いんだけど)。
そんなよしみは鵠沼高校の書道部部長。そんな鵠沼高校書道部の出展作品が…
よしみ「本当の臨書ってゆうのはね…」
そんなわけでこれを書いたのが…
勅使河原亮!
どーやってこれを書いたのかということの方が気になりますね。そもそも黒い書道紙なんてものを見たことがないし、それがあったとしてもそれに白い墨で書いてるわけでしょ。そもそも白い墨なんてものがこの世にあるの?
そんなわけでこれを書いたのが…
勅使河原亮!
漢字4文字の苗字で一番多いのはこの勅使河原だそーな。まぁなかなか4文字の苗字の人に出会うことはないでしょーな、確率的にありそうなのは小比類巻か…佐村河内くらいのもんでしょうか(笑)
そしてこの書道大会の審査委員長が…最近はテレビで若手の書道家の姿を見る機会も増えましたが、あんな感じの書道家はメディアが作り出そうと思えば簡単に作り出せるんでしょーな。そーではなく本物の力を持った書道家ってのはやっぱりこれくらいの年齢にはなるでしょうね…