さて1回戦第3試合、まずはこの選手。
つーわけでトドメはこれ。
ジャーマン・スープレックス!
ロブ・ロビンソン!
これはピーターアーツがモデルということで良いんでしょう。トランクスの文字もチャクリキジムならぬシャクリキジムになってるし(笑)
猪狩完至!
無論そのモデルはアントニオ猪木です。異種格闘技戦というものを語るにおいて猪木さんの存在を無視することはできません。現役ボクシング世界ヘビー級チャンピオンをプロレスのリングに呼ぶなんてこと、猪木さん以外の誰にできますかね⁉︎
さてロビンソンのラッシュに耐える猪狩、この一撃から反撃。
ジャーマン・スープレックス!
プロレスで最も美しい技かもしれませんね。 ちなみに俺が子供の頃は「原爆固め」と呼ばれる事も多かったんですが、さすがに最近はこの名称は使いづらいわな…
「最強の格闘技は相撲」俺は昔からそう思っています。それは格闘技術云々ではなく、根本的に競技者の規格の違いです。力士が持つ圧倒的な体格と力は全ての技術を飲み込んでしまう気がするんですけどね…
さてまずはこの金竜山の指を折りにいく元部でしたが…
つーわけでこの投げを耐えた金竜山、この反撃。頭突きを認めている格闘技がほとんどないと言いましたが、相撲はその例外ですな。立ち会いを両者頭で当たった時なんて凄い音がしてますからね、あれはメチャクチャ痛いと思いますけどね…
そんなわけで捕まった元部。
櫓投げ!相手を吊り上げて土俵外へ出せば吊り出し、釣り上げて落とせば吊り落とし、後ろから吊り上げて土俵外へ出せば送り吊り出し、後ろから吊り上げて落とせば送り吊り落としになりますが、吊り上げた状態からぶん投げると櫓投げになります。まぁ朝青龍や白鵬クラスの力士じゃないとできない技なんですけどね…
優勝予想、変えてもいいですか(笑)やっぱ国のために戦う男は最強にはなれませんよ、やっぱ己のために戦う男じゃないとねぇ…
首刈り十字固め、おそらく世の中で最も美しい関節技の一つでしょう。打撃技も締め技も無いサンボという競技は投げ技と関節技に特化していますが、主に投げることに重点を置く柔道やレスリングとは異なり、サンボは関節技メインというイメージはありますよね…
刃牙シリーズにおいて範馬勇次郎と並んで最も愛すべき男じゃないでしょうか。戦闘に関する技術なら刃牙ワールドにおいても屈指の存在ですからね、下手すると形だけとも思われかねない中国武術というものを実践格闘技へと押し上げたのはブルースリーとラーメンマン、そしてこの烈海王の3人ですよ(笑)
転蓮華!
転蓮華!
そもそも試合中に対戦相手の頭上であぐらを組むことが可能なのかという疑問はありますが、そこにさえ目を瞑れば相当強力な技なんじゃないでしょーか。これやられちゃったらさすがに首の骨はイッちゃうもんなぁ…
戦うこともなく戦線離脱してしまったラベルト・ゲランですが、そのモデルは前巻でも言った通りこのボクサーです。 石の拳、ロベルト・デュラン!
全階級を通じて最強だったボクサーは誰かという議論になると、マイクタイソン等を抑えてモハメド・アリに比肩するほどに名前が挙がる伝説のボクサーです。おそらくライト級王者としてはチャベスを抑えて史上最強だったでしょうし、今と違って複数階級制覇が現実的ではなかった時代に4階級制覇、しかもその過程でレナード、ハーンズ、ハグラー、ベニテスといった偉大なるボクサー達と熱戦を繰り広げたまさにレジェンドボクサーです。高校生の頃デュランのビデオをレンタルしてダビングして皆に渡したもんですよ…
つーわけでこのゲランを闇討ちしたのは…まさかの夜叉猿Jr!